2009-07-03
パーティは大成功だった、みたい(苦笑)
昨晩はエフメゾの1周年パーティでした。おかげさまで店内は立錐の余地もない状態で、大成功だった、ようです。「ようです」というのは、いらしたお客様はおわかりのことと思いますが、伏見ママはゲストの宮台真司さんとのトークを終えると同時に貧血で倒れてしまい(苦笑)、9時半以降、夜中の3時くらいまで店の外の踊り場でひたすら横たわっておりました。なので、主催者なのにパーティの様子をいまひとつ知らない(笑)。もういらしたみなさんにはお詫びのしようがありません。申し訳ありませんでしたー!
自ら主催するイベントで自分が倒れるなんぞ生まれてはじめてのことで、自分でも情けなくなります。これまではどんなに体調が悪くても、少なくてもイベントのあいだは気力でちゃんと保たせてきたのですが、今回は起き上がることさえままならない状態で……。途中、気が遠くなってマジ救急車を呼ぼうかと思った瞬間があったのですが、お客様のなかにお医者さんもいたので、脈を取って見守ってもらうことに……。
そんな状況にも関わらず、お客様たちのご理解とご協力、そしてチーママのやす子さんはじめスタッフの働きで、なんとか終了まで盛況にたどり着くことができました。瀕死の状態で唸っていつつも、店のなかからもれてくるにぎやかな様子に、ある種、多幸感に浸っていました。こんな我がままなママを許してくれるお客様に囲まれて、自分って実は愛されていたんだなあ、と。常連さんが贈ってくれた大きな花輪の下で、このまま葬式になってもけっこう幸せな人生だと納得できる、と思ったくらい(笑)。
しかしデブのババアが倒れている姿ってみっともないですねえ。別の店のお客さんからは「飲みつぶれてしまったんですか」と声をかけられ(いや、まったくアルコールは口にしてないんですが…)、心配で様子を見に来てくれたお客様からは「ラマーズ法で出産しているみたい」とか「ガンダーラ美術の妊婦の像みたい」とか「ジュゴンが横たわっているみたい」とか言われ、ほとんど見せ物状態。あぁ、醜態を晒す、とはこのこと! 結局明け方、どうにか片付けを終え、トイレで無理やり胃液をはいて、友だちの車で搬送されて無事、さいたままで送り届けられました。これからは少しは痩せて、体調管理に努めます。ひとに迷惑をかけないように生きますー。
ちなみに宮台先生のトークはさすがに面白く、大好評でした! エフメゾが最近はじめた、「ゲイが男女の出会いを応援するプロジェクト」も褒めてもらいました。←これ、ゲイができる少子化対策なの(笑)

エフメゾの1周年パーティもいよいよ間近に迫ってまいりました。あきっぽい伏見ママが1年も続けられたんだから、お祝いに来てね〜〜!!
最近、よくエフメゾにおみえになる枡野浩一さんから新刊をいただいた。お店では「サイコ」「ストーカー」あつかいされている枡野先生であるが(笑)、これはとてもさわやかな青春小説。主人公は運動も勉強もできない男子高校生で(でもチンコはでかい)、彼の友情や恋をちょっと笑えてちょっと切なく描いている。
エフメゾの弱点といえば食べ物! ちょっと前からカレーをはじめてご好評を得ているものの、あとはかわきものしか出せないのが実状であった。お腹をすかせている人、お酒のつまみに柿ピー以外のものがほしい人には、物足りないバー営業であったことを反省している。とくに、ふだんのメゾフォルテの営業でみっちゃんの美味しい料理に慣れている人にしたら、割高感は否めなかったと思う。そこで、エフメゾ1周年に向け、今月は「食べ物強化月間」とすることにした!
30代以上のオカマというのは面白い性質があって、ピンクレディーやウインクがかかると思わず振りを着けずにはいられないし、もっと年季の入ったオカマなら、ちあきなおみの「喝采」では知らず知らずのうちに左手が幕を開けてしまう(笑)。で、先週発見したのだが、オカマ種族は、サラ・ブライトマンの「Time to say goodbye」に対しては、どうにも高音部を裏声でなぞらなければ気が済まないらしい!?
映画『MILK』を観てからというもの感覚が昔に戻ってしまい、やたらテンションの高い伏見である。若い者がぬるいことを言ってたりすると、「てめ、古いゲイリブなめんなよッ!」「こちとら自分の人生も、親も、みんな売り飛ばしてリブはじめてんだよッ!」と殴りたくなる。ワハハハハ!
あぁ、一週間が経つのが早い! エフメゾをはじめてからあっという間に次の水曜日が来てしまうので、どうも落ちつかない。今日も午前中からカレーの仕込みやら、銀行回りやらでバタバタ。来週はエフメゾ明けで台湾へ行くので、航空チケットの払い込みと釣り銭の用意等があって、チャリで行ったり来たり。でも、まあ、ちょっと大きめな仕事が終わったところなので、気持ちはらくな感じかな。