棚卸しに行ってきました
2009-10-06 尹 良浩
すみません。日誌をすっかり止めてしまいました。
9月29日(火)、9月30日(水)にポットが倉庫業務を委託している大村紙業さんへ棚卸しに行ってきました。
9月29日は返品倉庫のある庄和流通センターへ。9月30日は良本倉庫のある幸手流通センターへ。
どちらも埼玉にある巨大倉庫です。どちらもポットからは電車で1時間半。そのあとタクシーで、という場所ですが、今回は両日とも大村紙業さんが迎えの車を出して下さったので、かなり楽にいけました。
9月29日◎庄和流通センター
東武野田線の南桜井駅から車で10分強。ほぼ家がなくなり、景色が一面田んぼが広がる場所に庄和流通センターがあります。広いです。

パレット倉庫兼仕分前に一時的に返本を保管する倉庫
(画像に映っている積んである本と本の間にある「すのこ」がパレット。量の多いものは品目別にパレットに載せ、サランラップのようなものでくるんで保管します。降ろすときはパレットにフォークリフトの爪を噛ませます。)

改装場。ここで汚れた本がきれいになります。三方がけ(ブックオフでガシャガシャやっている、本の研磨といえば分かりやすいでしょうか。)、オビ、カバー替えを行います。大村紙業さんでは、カバーはカバーの人、三方がけは三方がけの人というように、改装作業の異動はしないそうです。なので、皆さん専門家。手際が良い。1人500冊改装が目安だそう。

改装場にある付物棚。出版社ごとに棚があり、番号でカバー、オビ、スリップなどを管理しています。

最新型の自動改装機「トライオート」。改装はあっという間に終わるけど、本のサイズを合わせるセッティングに手間がかかるそう。そのため500冊以上一気に改装する時に使うそうです。1台数百万の高級メカが2台ありました。

それをベルトコンベアに載せて仕分けます。バーコードで管理されているので、仕分は全て機械管理。各版元の所定の場所へ自動でシュートされます。

そのあとは人力で仕分をします。版元別の所定の場所へ、品目ごとに積んでいきます。改装がかからず、量がたまったものはパレットに移します。

もう改装も出来ないくらい汚れてしまったものや、在庫過多での断裁となる場合は、再生紙にします。紙色やCDが付いているかなどで分けて、機械で一気に圧縮して塊に。CD付のものなどは余計なものが混じってしまう分、紙の売値が下がってしまうそうです。かなり悲しい光景です。
もうとにかく広い。100社以上の返品を一手に受けているので、量も品目も多く、倉庫もだだっ広い。
ポットの本はバラとパレットの二カ所。大田さんと二人、返品の山を数えたり(と言っても、綺麗にまとまっているのでさほど手間ではない)、パレットの数字を数えたりして、棚卸し自体は1時間強で終了。
棚卸しがあまりにあっさり終わってしまったので、どちらかといえば倉庫見学の趣もあった棚卸しでした。
9月29日◎幸手流通センター
東武日光線の幸手駅から車で10分強。ですが、大村紙業さんが東武動物公園駅まで迎えに来てくれました。

こちらも田んぼが広がる気持ちのいい場所ですが、公園があったり、定食屋があったりと庄和よりは家が多い気もしました。
こちらは実際に出荷する良本倉庫。最初に事務室に通してもらい説明を受けます。いつも電話しているのはココかあ、とちょっぴり感動(?)
良本倉庫は本を三カ所に分けています。

棚在庫補充用のまとめ在庫(大村さんでは「中在庫」と言っていました)。
出荷在庫が切れたら、中在庫から、中在庫が切れたらパレット在庫から梱包を持ってきます。(パレット在庫は大量にあるものに限られますが。)
まずは棚在庫を品目ごとに確認。数を数えていきます。出荷用なので量も大して多くなく、すいすい進みます。
続いて「中在庫」。この棚はかなり高い所にも棚があり、とてもじゃないですが届きません。
そこで秘密兵器。
かなり棚の奥行きも深く、難航したものの、なんとか数え終わりました。
ラストはパレット。これはもう数字を数えるだけなので楽勝。
このあと、中在庫の数が心配で、怪しいものだけ数え直しましたが、
総計3時間ほどで終了。
大村紙業の方には両日とも「早い!」と驚かれました。点数が少ないからだと思ったのですが、それだけではないそうで、話を聞いてるとのんびり時間をかけてやるところも多いようです。
棚卸しにいって実在庫を確認できたことも良かったのですが、大村紙業さんには保管、出荷、改装などを全て委託しているので、実際に行って、現場の様子を見せていただく機会を得てよかったです。倉庫業務は大変です。
こういうルーチンで作業をされているんだと言うのが分かると、まったく知らないよりも具体的にお願いも出来るだろうと思います。今後の仕事に活かしていけたらと思います。大村紙業さん、ありがとうございました。
おまけ
棚卸し二日目、帰る前に入ったそば屋でのザ・偶然。
撮影で来ていて、帰りがけのところを呼び止めたにも拘らず、一緒に写真に写っていただきました。
石塚さんは心も身体(体温)も暖かな人でした。
那須部長に「尹が細く見える」と言われました。さすがに当たり前です。














