2006-07-04

日記(その1)

日記その1です。

7月28日、水曜日。リーバのところで再び血液検査。今回は1つだけの検査だったので、すぐに採血が終了し、ほっとしました。痛い!って思ってからすぐおしまいだったので、なんとか我慢できたのです。

息子の15回目の誕生日である今日は、成績会議によって落第するかどうかの結果が出る日でもありました。打つ手は全て打った、だからおそらく算数の再試で大丈夫だろう、と思っていたのですが・・・・・・。

担任の先生から電話がかかってきて、「残念ながら落第です。」と言われてしまったのです! 

ものすごく驚きました。聞いてみたら、なんと体育が落第点だと言うのです!!
寝耳に水とはこのこと!!! 体育???? どうして???

「で、でも先生、息子は2度も骨折していて、ほとんど欠席しているんですよ。医者の診断書もその都度息子が提出しているはずですが。」と言ったところ、「いえ、それはわかりませんが、とにかく体育が落第点とのことなので、どうすることもできません。そうなると追試は受けられず、このまま落第です。」とケンモホロロ。

「と、とにかく校長先生とお話させてください。今日はもう駄目なのでしょうか?」「今日は時間がないし無理ですね。明日の朝8時に電話をください。校長が時間があるかどうか聞いてみますから。」「いえ、それではお会いできなくても、8時に学校に伺います。駄目でもいいですから用意だけさせてください。」「そうですか、では明日8時に校長室の隣のセクレタリーにお越しください。」

・・・ということで、担任の先生は全く息子を助けるという感じはなく(仕方がないですね、完全に敵にまわしてしまっているのですから、息子の責任です。)、私ひとりで校長先生と会ってお話するしかありません。耳がこうですから、肝心のことがもしも聞こえなかったら大変。ですので、いろいろ考えて悩んでいましたが、思い切ってぺトラに電話しました。事情を話したら、一緒についてきてフォローしてくれるとのこと。朝早くて申し訳ないけれども、付き添ってもらうことにしました。そしてアンドレアに電話。アンドレアは、ブルーノのママで、環境庁で法律の仕事をしています。「えー! そんな馬鹿な! 学校の修学旅行と通学路で怪我したのに、何で落第なの?それは何かおかしいわ。絶対に諦めちゃ駄目よ、淑子!とにかく校長先生と話し、そして体育の先生とも話さないとね。」

息子の誕生日は、最悪の日となってしまいました。何もできず、ただ呆然とする母子。息子がいけないのは確かですが、でも体育も??? そんな・・・。教育のことでいつもお世話になっている、息子のおばさんのような存在のYさんが、夜に心配して来てくれました。どうなるか話し合ったのですが、彼女も別のギムナジウムで先生をしているので、一度会議で決まったことはなかなか覆せないだとうとのこと。でも、よほどの誤解などのミスがあった場合には、体育という内容でもあるし、変更になる可能性もないことはない、とにかく明日校長と話し合ってみるべき、とアドバイスを受け、頑張ってみることにしたのです。そして、明日の夕飯はYさんの家ですることになりました。息子にいろいろとお説教(汗)をするためです。

そして翌日、木曜日。
今までの医者の診断書を7枚用意し、翌日にぺトラと息子と3人で校長先生にお会いしました。