2007-11-19

フランス語の古典的教科書

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写真は私が通う語学学校のクラスで遣っているフランス語の教科書の表紙だ。
モージェ=ブルーという愛称で呼ばれている同書の著者はギャストン=モージェ博士で
初版は1967年1月1日。

なんと40年前に出版された教科書が今でも遣われているのだ。
全面カラーの教科書が現在では圧倒的に多いのに、この教科書は全面モノクロ。
内容も固い。古き伝統にこだわる頑固一徹な老舗のような教科書だ。

テキストの内容が現代フランスから離れていることもある。
それでも、この教科書が読み継がれ、遣われ続けてきたのは、歴史に絶えうる名著だからだ。

仏語を学びたい人にはオススメの書である。

このエントリへの反応

  1. まだモージェ・ブルーを使っているところがあるんですね~。どこの学校ですか?差し支えなければ教えてください。

    私も大昔にフランス語を習ったときには、モージェ・ブルーが盛んに使われていました。その他に、モージェ・ルージュという文字通り赤い表紙のものや、キャペルという著者のテキストも使ってましたね。とても懐かしいです。何しろヴァンサン一家がカナダからフランスへ引っ越す話で、フランス客船が出てくるくだりは、今となっては時代がかっていますね。初版は1967年ではなく、1950年代だったというのは、私の記憶間違いでしょうか。

  2. コメントありがとうございます。

    モージェ・ブルーの初版は1953年で 改訂版が1967年のようです。

    私はアテネ・フランセに通っています。

  3. もしかしてサンテティックですか?大昔私も通ったことがあります。マダム鈴木はご健在でしょうか。

  4. そうです、サンテティックです。

    マダム鈴木、御元気でいらっしゃいます。

  5. 私が通っていたころはまだムッシュー鈴木が健在でした。昔はご夫妻でやってたんですよね。マダムも随分の御歳になったでしょうね。毎日宿題に追われていたのが懐かしいです。菊池先生もまだいらっしゃいますか?

  6. 菊地歌子先生には毎週、しごかれています。

    前々からお厳しい方でしたか?

  7. はい、菊池先生は当時も、何であんなに厳しいのかと思いましたが、今でも同じなんでしょうね。それに比べるとマダム鈴木は比較的やさしかったと思います。でもサンテティックのようにしっかり身に付く外国語を教えてくれるコースはほかに知りません。私もあれ以来フランス語からは遠ざかってしまいましたが、いまだにル・フィガロの易しい記事なら読めるくらいです。驚異のコースだと思いますよ。

  8. 「鬼の菊池」といわれています。
    サンテに通っていると、この先生は何でこんなに厳しいんだろう……と不思議に思います。

    マダム鈴木はお年を召されたせいか、とても優しいですよ。

  9. それでは20年以上前の生徒から、マダム鈴木によろしくお伝えください。