2012-07-23

世界の東郷健を偲ぶ会

 東郷健を偲ぶ会が7月1日に営まれた。

故人について語る鼎談に出演したのだが、
初めにマイクを握ったワシは立ちあがって
会場に向かって5~10分ほど、演説を
した。

本来ならば健さんの傘寿(そうじゅ)を祝う会が
催されていただけだろうに、それを前にして、
逝ってしまい、本当に悔しい、と訴え、
健さんの歴史的な意義について述べた。

話の途中で、自然と拍手がおきて、嬉しかった。

「偲ぶ会」なのに黙祷の時間がないことに不満を覚えて、
カトリック大国フランスに倣って、

「恵みと憐れみに冨みたまふ御在天の父なる神様」

で始まり「アーメン」で終わるお祈りをあげた。

書棚を片付けていたら、昨日、東郷健さんに
インタビューしたMDテープが2つ見つかった。

人生の道の途中で、筆をそっと置くように、
逝った健さんについては、また、改めて
書く。