2012-03-30

スリーマイル島事故から33年

3月28日はスリーマイル島事故から33年目の日だった。
同事故から学ぶべき点は多い。

まず、電力会社が事故の真相について公表したのは10年後のことである。

次に事故が発生した二号炉で炉心がひどく破壊されていたことは。周知の事実であった。

しかし、当初、5年は深刻な事故にも拘わらず、放射能の外部への放出は少なく、
住民の中に高度の放射線障害にかかった者はいなかったため、
楽観的な意見が通説であった。

周辺住民にガンが多発している易学的調査が専門誌に
発表されたのは12年後である。

そして、汚染地図はついに公表されなかった。

真相が公表されたのは米国で10年後だとすると、
日本で自己の核心が明らかにされるのは
どれくらい先のことだろうか?