2009-07-14

お部屋1908/久々に自己愛肥大右翼・瀬戸弘幸について

東村山関連の話に戻るに戻れなくなってます。たいていのことは、皆さんが指摘していますから、私が書ける余地がないということもありますし、矢野穂積と瀬戸弘幸のこのところの劣化ぶりを見ていると、「もう放置してもいいんじゃないか」とつい思ってしまうということもあって(しぶとくやっていかないと、また何をやり出すかもわからないので、放置してはいけないんですけどね)。

ともに行動する「同志」のようでありながら、また、その言動は同じく「異常」と言っていいものでありながら、矢野穂積と瀬戸弘幸の間には大きな溝があります。

矢野穂積を一言で言い表せば「狡猾」ということになりましょうか。対して瀬戸弘幸とその周辺は「愚鈍」です。そう信じてきたのですが、どうも事情は少し違っていたようです。

矢野穂積が狡猾に見えていたのは、騙される人がいたからです。マスコミさえも騙されてきた。その化けの皮が剥がれた今となっては、なお矢野穂積を信じているのは瀬戸弘幸レベルの愚鈍な人たちだけと言っていいでしょう。瀬戸弘幸のような愚鈍な人間だけを騙せる狡猾な人間が今の矢野穂積です。つまりは、レベルが違うだけで、結局は似たような人たちなのではなかろうか。

瀬戸弘幸も狡猾に動こうとしながら、愚鈍すぎてうまくいかないだけでしょう。「集団ストーカー被害者」くらいは騙せても、このところの瀬戸弘幸は愚鈍さにさらに磨きをかけていて、言うことなすことバカ丸出しです。

「日本よ何処へ」の昨日付けのエントリー「創価の票は確実に下落した。」は瀬戸弘幸らしさが横溢しています。選挙の分析もロクにできないのか、こいつは。できるわけでないですけど。

これについてはTomatotic-jellyさんが「人の手柄を横取りするような日本男児に有るまじきハイエナ体質」と批判してます。たぶん具体的にはまだ誰も指摘していないかと思うので、私もその卑しさと滑稽さをさらに見ていくことにします。

瀬戸弘幸は、中野区、北多摩第一区、荒川区で公明党の票が減ったことを自分たちの手柄だと妄想していますが、こんな低劣な選挙分析をできるのはこの人とその周辺の人たちくらいです。これではどこまでも矢野穂積に踊らされるしかない。

では、今回の都議会選挙の結果を見渡してみましょう。

△は得票数を増やした公明党候補で、▼は得票数を減らした候補です。→は候補者が現職から新人に変わったことを意味します。

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新宿区  吉倉正美 ▼
墨田区  石井義修→加藤雅之 ▼
江東区  木内良明 ▼
品川区  伊藤興一 ▼
目黒区  東野秀平→斎藤泰宏 ▼
大田区  藤井一 ▼
 同   遠藤守 ▼
世田谷区 桜井良之助→栗林のり子 △
 同   中島義雄 ▼
中野区  高倉良生 ▼
杉並区  松葉多美子 ▼
豊島区  長橋桂一 △
北区   大松成 ▼
荒川区  鈴木貫太郎 ▼
板橋区  橘正剛 ▼
練馬区  石川芳昭→小林健二 ▼
足立区  中山信行 ▼
 同   友利春久 ▼
葛飾区  野上純子 ▼
江戸川区 上野和彦 ▼

八王子市 東村邦浩 ▼
町田市  小磯善彦 ▼
北多摩一 谷村孝彦 ▼

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以上、「ザ・選挙」を参照しました。

全員当選の公明党候補者23人のうち、得票数を増やしたのはたったの2名です。うち1名は都議としては新人であることが関係しているのかもしれないですが、よくはわからず。

瀬戸弘幸は頭が悪すぎ、かつ、自分のことが好きすぎて、東京都全体を見渡すこともできないのですね。前に書いたように、「客観」という視点が欠落した人ですから、これを見たところで、自分たちの活動が東京全体で公明党の票を減らしたと言いかねまい。愚鈍な自分が好きで好きでしょうがなく、現実がまったく見えていません。

現実には、公明党が得票を減らしたのは、自民党に対する逆風の強さを物語っています。つまり、公明党は自民党に票を回したことによって得票数を減らしたことが読み取れ、もし公明党の票がなければ自民党はさらなる大敗を喫したでしょう。

もちろん、そうだと断定はできないですが、瀬戸弘幸らのおマヌケ活動によって票が減ったと考えるよりずっと現実的です。

その根拠になろうかと思いますが、今回は公明党が立候補していない選挙区で、公明党が自民党候補を推薦する例が多数見られ、そのため、台東区と渋谷区、三鷹市、府中市、南多摩選挙区、北多摩第三選挙区、北多摩第四選挙区、島部選挙区では、逆風の中、自民党候補が前回より得票数を増やして当選し、文京区では前回落選した自民党候補が1万票以上得票を増やして当選しています。

しかし、中央区と千代田区、青梅市では、公明党の推薦を受けて得票数を増やしながらも現職の自民党候補が落選し、武蔵野市では、前回落選した候補が得票数を増やしながらまたも落選。昭島市では、新人候補が落選して自民党は議席を失い、小平市でも新人候補が破れています。

公明党が危機感を抱いているとすれば、これらの選挙区の結果でしょうが、自民党はそれ以上にショックを受けているはずで、いよいよ公明党との選挙協力なしにはやっていけない。ズブズブです。

前にも書いたように、宗教団体の信者にせよ、組合員にせよ、個人の判断ではなく、上からの通達で投票する人たちは気持ち悪いですが、正しく数字を見ていくことをできず、選挙のリアリティも理解できず、ありもしない自分の手柄を誇る「自己愛肥大系愚鈍グループ」も大変気持ちが悪いです。こんな連中に「創価学会=公明党」を有効に批判することなどできるはずがない。何もしない方がまだマシです。

このエントリへの反応

  1. http://blog.livedoor.jp/ryuopinion/archives/51199916.html

    奇遇ですが、私も同じ検証方法でブログを書いていました。

    自民党に票が流れたとは思いませんが、あとはほとんど同意見です。

  2. りゅうさま

    「奇遇」というより、普通はこのくらいはやるってものでしょう。自民に票が流れたのか、民主に流れたのかはわからないですけど、どっちにしても、ヤツらの愚鈍さと、自己評価の異常な高さがよくわかりますね。

  3. http://blog.livedoor.jp/ryuopinion/archives/51202271.html

    せと先生が、松沢さんのブログに反応されましたね。

    上記サイトに、

    「前回の参院選で公明党が100万票を減らしたのは瀬戸弘幸の政見放送の影響」と妄想全開のせと氏を笑う

    をアップしました。

    こちらを見ているせとセンセイも、ぜひどうぞ。

  4. [...] 「1908/久々に自己愛肥大系愚鈍右翼・瀬戸弘幸について」に対して、瀬戸弘幸は、7月16日のエントリー「自民党候補に票を回した?」で、私の名前を出して反論にならない反論を書いてます。リンクする勇気まではないながら、名前を出した点は一歩前進ですね。あと三千歩くらい進むと、人並みになれましょう。 [...]

  5. [...] 現実にどうだったのか私は知らないです。よっぽどのバカじゃなければわかるように、「そうだと断定できない」と書いてますから、これも読んでおいてくださいね。 [...]