いただいた本

いただいた本●ニーチェはこう考えた

石川輝吉さんからいただきました。

書名●ニーチェはこう考えた
著●石川輝吉
発行●筑摩書房
定価●780円+税
イラストレーション●ささめやゆき
2010年11月10日発行
新書判/192ページ/並製
ISBN978-4-480-68850-7 C0210

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●目次
◯序章 うじうじした小さな人間のための哲学
熱くてグサりとくる言葉の人、ニーチェ/うじうじした小さな人間のための哲学/アンチのヒーローはいまどこに?/ニーチェの哲学の裾野は広い
◯第一章 二人の神様
〈いい子〉だった/若き大学教授の誕生/エリート街道の裏に/青春と神さま/ショーペンハウアーのほんものの哲学/どんなにがんばっても、どんなに人類が進歩しても/音楽は理想世界の予感/ワーグナーというほんものの音楽
◯第二章 ほんとうのある人
三つの道ゆき/ボロボロのニーチェ/自分の理想を問う/アポロンとディオニュソス/プロメテウスの神話/ニーチェがたたかおうとした相手/威勢のよかった青年文筆家
◯第三章 徹底的に台無しにすること
小さくなっていくニーチェ/ワーグナーと別れて/失恋にも似たような/冷ややかな哲学/不信を生きる/ぼくはこのゲームには加わらない/だんだんと明るくなる/「神は死んだ!」/永遠回帰
◯第四章 人間、このちっぽけな
ルー・ザロメとのこと/中心テーマは、生を肯定すること/ちっぽけな人間とはわたしたちのこと/強い者と弱い者/弱い者はねじくれる/虚無への意思/醜い小さな人間/なんだアイツ!/どうせオレなんてダメだ!/死ね、死にたい、すべてなくなれ/けっこう危うい「ほんとうは」/なかなかやめられないルサンチマン
◯第五章 うじうじくよくよからよろこべ
書き上げられなかった『力への意思』/けっこう広いニーチェの「ニヒリズム」/理想主義とニヒリズム/懐疑論とニヒリズム/行動するニヒリズム/ニヒリズムに欠けているもの/じつは身近なニヒリズム/「どうせ」という態度/永遠回帰というある受けとめの方法/うじうじはくよくよ/世界には根拠や目的はない/永遠回帰というニヒリズムの徹底/よろこびが生きる意味をつくる
◯第六章 みんな苦しんで大きくなった
自分のうちからよろこびを探る/「力への意思」のやっかいさ/人間は大きくなろうとする/うれしいこと、苦しいこと/自己増大と自己保存/人間は自分を守ろうとする/当たりまえがくずれるとき/みんな苦しんで大きくなった/ニーチェも苦しんで大きくなった

あとがき
参考文献

いただいた本●自費出版年鑑2010

サンライズ出版さんからいただきました。


書名●自費出版年鑑2010
企画●NPO法人 日本自費出版ネットワーク
発行●サンライズ出版
A5判/220ページ/並製
定価●2,000円+税
2010年10月発行
ISBN978-4-88325-427-9 C0002

●版元による紹介
第13回日本自費出版文化賞受賞作を紹介し、応募された全書名、全著者名などを掲載。巻頭に『対馬国志』で大賞を受賞した永留久恵氏のインタビュー、特集では激動の自費出版業界の一年を振り返る。自費出版契約ガイドラインや電子書籍に関する情報などを提供。巻末に日本自費出版ネットワーク会員一覧、第14回日本自費出版文化賞の募集要項を付す。

いただいた本●人はひとりで生きていけるか 「大衆個人主義」の時代

小浜逸郎さんからいただきました。

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書名●人はひとりで生きていけるか 「大衆個人主義」の時代
著●小浜逸郎
発行●株式会社PHP研究所
定価●1500円+税
2010年10月12日発行
四六判/上製/272ページ
ISBN978-4-569-79307-8 C0030

●版元による紹介
本書のタイトルの問いに対して「生きていける」と即答する人は、決して多くはないだろう。また原理的に言えば、「個人」という概念が社会全体との関係性においてしか成り立たないことは論を俟たない。しかし他方、本書で例示されるような、近年の日本社会における「個人主義」礼賛の空気、それに迎合する政治家たちが人気取り(?)のために推進する諸政策、地域や家族の崩壊を象徴するかのような事件や社会現象などがわれわれの眼前に繰り広げられるのはなぜなのか。

著者は、こう語る。<非知的で日々の暮らしを充実させることだけに執着し、よけいなことを考えないような「大衆」が、現代文明の洗礼を受け、多様で自由で一見知的な「個人主義的」生活様式、行動様式を採ろうとするとき、そこに忽然と、反省されない「権利」の要求や、ばらばらな「欲望」の追求が現れるわけです>

「共感」の磁場が崩れつつある今、われわれが構築すべき哲学、倫理学を問う。

いただいた本●「尖閣」列島─鈞魚諸島の史的解明

第三書館の北川明さんからいただきました。

著者●井上 清
発行●第三書館
四六判/160ページ/上製
定価●2,000円+税
1996年10月発行
ISBN978-4-8074-9612-9 C0020

いただいた本●中村うさぎのブラメロ&結婚失格

中村うさぎさん、枡野浩一さんからいただきました。

中村うさぎのブラメロ
人形付きです

書名●中村うさぎのブラメロ
著者●中村うさぎ
発行●あすなろ舎
定価●1500円+税

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結婚失格

書名●結婚失格
著者●枡野浩一
発行●講談社文庫
定価●495円+税
2010年7月15日発行
文庫判/並製/264頁
ISBN978-4-06-276696-8 C0193

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いただいた本●未来改造のススメ─脱「お金」時代の幸福論

山路達也さんからいただきました。

書名●未来改造のススメ─脱「お金」時代の幸福論
著●岡田斗司夫、小飼弾
発行●アスペクト
定価●1,400円+税
2010年5月20日発行
四六判/208ページ/並製
ISBN978-4-7572-1795-9 C0030

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●目次
はじめに  小飼弾

Chapter 1 カネ持ち、モノ持ちは、もはやダサイ!
今本当に必要なのは、モノのダイエット
廃校とブックオフを買ってみる?
もはや、カネ持ちは格好悪い!
実は、アメリカは発展途上国だった

Chapter 2 知恵やコンテンツはそもそもフリーである
未成熟な業界には隙間がたくさんある
コンテンツにカネを払う奴は負け犬なのか?
日本人は世界一フィギュアが嫌いな民族
コンテンツはタダだということがばれてしまった!

Chapter 3 仕事の報酬は、カネから体験に変わる
命と引き換えにしても欲しいモノはあるか?
自分が自分の客になるかを考えてみよう
うまくやる奴とうまくいかない奴の格差は大きい
普通のモノは誰にも買ってもらえない
まず、自分の補助線を世界に書き込んでみる
教育とはそもそも何か

Chapter 4 会社、学校、家族のいいとこ取りした新しい組織
岡田斗司夫は、ビジネスが不得意である
暗黙知を伝えるための弟子方式
自分ではなく弟子たちにやらせないとダメ
学んだ弟子が卒業する瞬間
社員が社長に給料を払う

Chapter 5 個人という幻想が終わり、他人同士が家族になる
「個人」という幻想はすでに終わっている
働くことはバカのための免罪符になりつつある
「ばあや」のススメ
非モテはこれで解決できる!
非モテのためのマーケティング論
青年よ、もっと無意味に悩め

Chapter 6 世界支配は、機械政府に任せてしまえ!
機械政府の可能性を探る

Chapter 7 働かなくても飢え死にしない時代へ
日本人全員を年金生活者にしてしまえ!
真の成金は、子どもにカネを残したりしない
人生は辛さの好みがそれぞれ異なるカレー

Chapter 8 沖縄と北海道は独立国に、日本は「合県国」に
沖縄と北海道を独立国にしよう
地方分権ではなく、いっそ連邦制へ
僕たちは何に脅えてきたのか?

Chapter 9 「僕らはすでに豊かだ」からスタートしよう
カネ持ちに上手にたかろう
みんなで力を合わせて無意味なモノを作る
たかる相手を見つける旅に出よう
生きる力とは、たかる相手を見つける能力
ベーシック・インカムは苦痛を減らす
僕らはすでに豊かだ
仕事は「数寄者」の権利になる
もう大学なんていらない!
自分ができることを明日からやればいい

おわりに  岡田斗司夫

いただいた本●本の学校・出版産業シンポジウム2009 記録集 出版産業、改革待ったなし! 押し寄せるデジタル化の波/空洞化する委託・再販制度

唯学書房さんからいただきました。

書名●本の学校・出版産業シンポジウム2009 記録集
出版産業、改革待ったなし! 押し寄せるデジタル化の波/空洞化する委託・再販制度
編●本の学校
定価●2,200円+税
2010年5月20日発行
A5判/184ページ/並製
ISBN978-4-902225-59-4 C2000

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●紹介
書店、取次、出版社、デジタルブック事業者、図書館……
それぞれのステークホルダーが業界の展望をテーマに交わす大激論!!

本の学校が「国際ブックフェア2009」で開催した「出版産業シンポジウム」の全討論を収録。

●目次
□第1部 シンポジウム全体会
メインセッション 出版産業の課題解決に向けて——これからの取引・流通・販売のあり方とは
【コーディネーター】星野渉氏(文化通信社・取締役編集長)
【パネリスト】安西浩和氏(日本出版販売・常務取締役)/菊池明郎氏(筑摩書房・代表取締役社長)/小城武彦氏(丸善・代表取締役社長)/近藤敏貴氏(トーハン・専務取締役)/田中淳一郎氏(NET21・取締役副社長)

□第2部 シンポジウム分科会
第1分科会 デジタルコンテンツのインフラ・流通を考える——専門書、コミックから雑誌まで
【コーディネーター】柳与志夫氏(国立国会図書館)
【パネリスト】植村八潮氏(東京電機大学出版局・局長)/大久保徹也氏(集英社、日本雑誌協会)/佐々木隆一氏(モバイルブックジェーピー・会長)

第2分科会 自由価格本(リメインダー)は書店に利益をもたらすか?
【コーディネーター】星野渉氏(文化通信社・取締役編集長)
【パネリスト】田村定良氏(田村書店・代表取締役社長)/八木唯貴氏(八木書店・常務取締役)/山本良文氏(大阪屋商事・仕入部長)

第3分科会 リアル書店の役割と機能——デジタル時代だからこそ求められるものとは
【コーディネーター】永江朗氏(ライター)
【パネリスト】井原万見子氏(イハラハートショップ)/射場敏明氏(早稲田大学生協コーププラザブックセンター)/元木忍氏(楽天ブックス)

第4分科会 出版社からの責任販売・時限再販提案
【コーディネーター】野崎保志氏(青灯社・取締役)
【パネリスト】奥村弘志氏(南天堂書房・取締役)/岡垣重男氏(河出書房新社・取締役営業本部長)/沢辺均氏(ポット出版・代表取締役)/平川惠一氏(筑摩書房・取締役営業局長)/土岐和義氏(平凡社・執行役員営業担当)

※社名、肩書きはシンポジウム開催当時(2009年7月)のものです。

●著者プロフィール
本の学校(ホンノガッコウ)
「本の学校」は、山陰両県に書店等を展開する今井書店グループが、三代今井兼文の「ドイツのように出版文化を支える専門職能を学ぶ学校が必要だ」という遺志と、県民の読書や図書館など地方の出版文化振興の運動を源に、創業一二〇周年事業として、一九九五年、創業の地米子市に設立しました。「本の学校」の理念実現を目指し郁文塾と呼んで、山陰と東京の運営委員会に集う人々の協力によって、正式開校(法人化など)に向かい努力を続けています。

いただいた本●「人文会ニュース」108号

橋元博樹さんからいただきました。

書名●人文会ニュース 108号
発行●人文会
2010年5月10日発行
A5判/並製/186頁

●購入をご希望の方は「人文会」まで。

いただいた本●超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』

竹田青嗣さん西研さんからいただきました。

書名●超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』
著者●竹田青嗣、西研
定価●760円+税
2010年5月20日発行
新書判/並製/293頁
ISBN978-4-06-288050-3 C0210

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●版元による紹介
難解な書物がここまでわかった!<知>の巨人が問う自由のゆくえと は?人間の欲望の本質とは?哲学史に残る重要な書物を徹底的に平易に読み砕く「超解読」シリーズ、第1弾!

<共同体から切り離された自由な個人となったときに、人は、他者・社会・自己に対してどのような態度をとっていけばよいか>。――これこそが『精神現象学』のなかで問われている最大の問いなのだ。

メルロ=ポンティは「ヘーゲルの『精神現象学』は小説みたいにおもしろい」と語ったが、『精神現象学』は、「あ、こんなやついるぞ!」と思ったり、自分のことが語られているようで身につまされたりする、そんな珍しい哲学書なのである。それほどおもしろい本ではあるのだが、この本の全体を通したモチーフ、つまりヘーゲル自身の「問い」がつかまれてきたかというと、決してそうではない。その思想の一部でもって全体が解釈されたり、モチーフを無視した上で全否定されることも多かった。(略)『精神現象学』は、中身を徹底的に読んではじめてそれが問おうとしたことがわかってくる、そんな困った本なのである。そして、大胆な言い方になるが、いまだ『精神現象学』はほんとうには読まれていない、という気持ちが私たち(竹田と西)にはある。――<本文より>

●目次
第1章 意識(西)
第2章 自己意識(竹田)
第3章 理性(西)
第4章 精神(「純粋洞察」まで西、「啓蒙」以降竹田)
第5章 宗教(竹田)
第6章 絶対知(西)

いただいた本●電子書籍の基本からカラクリまでわかる本

洋泉社の依田さんからいただきました。

書名●電子書籍の基本からカラクリまでわかる本
定価●1,200円+税
2010年5月26日発行
A5判/並製/224頁
ISBN978-4-86248-570-0 C9430

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●版元による紹介
キンドル(Amazon)vs iPad(アップル)
激変する電子書籍市場!
出版の姿はどう変わっていくのか
新しい電子出版ビジネスの基本からカラクリまで徹底検証!
電子書籍の価格はどう決まる ?
電子版の著者印税はどうなる?
プラットホームはどこが握る?
書店はどうなる?
出版社はどうなる?
印刷所はどうなる?
雑誌はどうなる?
音楽配信との共通点と相違点とは?
「出版のプロ」に求められる変化とは?

●目次
対談 小飼弾×池田信夫 電子書籍が切り拓く未来とは?
PART1 出版に変革をもたらすiPad&キンドル
PART2 電子出版ビジネスが日本でもいよいよ本格化する
PART3 在米ジャーナリストによる米電子書籍事情最新レポート
PART4 電子出版ビジネスAtoZ
PART5 電子書籍が変える本をめぐる常識

いただいた本●のれん越しに笑顔がのぞく──勝山-暮らしから始まるまちづくり&〈粘着〉の技術─カモ井加工紙の87年

吉備人出版の山川さんからいただきました。

福武教育文化叢書3
書名●のれん越しに笑顔がのぞく
副書名●勝山-暮らしから始まるまちづくり
著者●NPO勝山・町並み委員会、辻均一郎、加納容子、行藤公典
定価●1,600円+税
2010年5月28日発行
A5判/並製/132頁
ISBN978-4-86069-259-9 C0095

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●版元による紹介
のれん、お雛まつり、喧嘩だんじり…ここで楽しく生きるための方法を考え、実行するーそれが勝山のまちづくり。
四半世紀近くにわたってまちづくりを担い、楽しみながら先頭を走ってきた人たちのにその術を探ってみた。
「美しいまちなみ大賞」(国土交通省・2009)を受賞した岡山・勝山のまちづくりの秘密を探る。

●目次
はじめに
第1章 原点
勝山の造り酒屋に生まれて
わが“まち”を意識した少年時代
この家を、このまちを大事にしたい
もともと古いものが好き
新しもの好きの先代と新旧逆転の葛藤
芸の道に憧れた大学時代
帰郷後いきなり経営危機に
まちづくりのスタートライン
シンプルに楽しいことをしたかった
第2章 のれん
染織家をはぐくんだ家と町
機織りとの出合い
帰郷、小売りをしながら機を織る
偶然の出合いが生んだアイデア
一枚ののれんから始まったまちづくり
応援する会の誕生とのれんの広がり
町に住んでいる者が町のことをする
二十年を経て工房がオープン
とにかく楽しい町にしよう
のれんの発進力と町の人のアップ
本当は勝山に帰りたくなかった
この家と町を愛し守っていく
のれんが導いた「美しいまちなみ大賞」
第3章 お雛まつり
ここにはお雛が似合う
一番最初は十軒足らずから
驚きと自信、やってよかった!
女も男も地域の人たちが元気に
自分たちが楽しめない
町を愛するリピーターを増やそう
活動拠点「顆山亭」の整備
蕎麦を打ち観光客らをもてなす
メンバーが日常的に集まる場
だんじりから生まれるまちづくりの原動力
普段の暮らしに生きる地域のつながり
すべてが生活の延長で自然な広がり
地域の人が喜ぶことを
自分たちのことは自分たちで
第4章 21世紀の真庭塾
“行政は敵”から“住民参加の行政”へ
衝撃を受けた長野県小布施町の景観
センター落成を機に変化した行政と住民の関係
「21世紀の真庭塾」の誕生
真庭塾で見えてきたこと
木材産業を生かした地域振興
木質バイオマスを利用した真庭をPR
産業と町並みはまちづくりの両輪
真庭塾と応援する会、まちづくりの到達点
第5章 文化往来館ひしお
ひしお誕生~醤油蔵プロジェクトのスタート
勝山・町並み委員会の発足
運営は民間で!NPOとなり指定管理者に
応援する会と町並み委員会
情報発信する場所としてのひしお
ひしおが生み出す文化交流
時間をかけて起こる化学反応
若い世代が帰ってくるまち
まちづくりは人がすべて

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おかやまビジネスライブラリー1
書名●〈粘着〉の技術
副書名●カモ井加工紙の87年
編者●「粘着の技術」編集委員会
定価●1,500円+税
2010年5月28日発行
A5判/並製/142頁
ISBN978-4-86069-253-7 C0095

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●版元による紹介
1923年(大正12年)、カモ井のハイトリ紙製造所として創業し、2010年に創業87周年を迎えたカモ井加工紙株式会社は、ハイトリ紙からスタートし、和紙を使ったマスキングテープ、そして空前のヒット商品といわれるおしゃれな「mt」を生みだしました。その「mt」は、2007年日本グッドデザイン賞を受賞し、今ヨーロッパでブームを巻き起こしつつあります。
「粘着」の技術に特化した同社の歴史は、研究開発から商品づくり、営業、PR活動のいずれをとってもとても興味深いものがあります

●目次
Part1 History  すべてはハイトリ紙から始まった
… 1 ハエ取りではなく、ハイトリ
… 2 海外に目を向け、アジア市場を席巻
… 3 ハイトリ紙の危機
… 4 復活! カモ井の殺虫四大商品がラインアップ
… 5 和紙粘着テープの誕生
… 6 リボンハイトリの輸出市場を取り戻せ
… 7 カモ井の粘着新時代
… 8 ヨーロッパが注目するエコ商品

Part2 People  人が会社をつくり会社が人をつくる
… 1 歴史をつなぐ経営者たち
… 2 「程」の心
… 3 タイカモイは泥棒会社?!
… 4 受け継がれる安全哲学のDNA
… 5 カモ井の新時代をつくる開発者

Part3 PR & Adds  資料室から見えてくる遊び心の遺伝子
… 1 ミヤコ蝶々46歳、笑福亭鶴瓶26歳
… 2 ネーミングは言葉遊び
… 3 ねずみ男がネズミをキャッチ
… 4 商品名を品番から愛称へ
… 5 今年ももらえるKAMOIの龍(ドラ)ジャン

Part4 Technology  かたちを変え進化を続ける粘着技術
… 1 化学薬品ゼロの粘着力
… 2 車両塗装に医療用の絆創膏を代用
… 3 よく付き、きれいにはがせるマスキングテープ
… 4 天然ゴム系粘着剤と高速多層コーティング
… 5 未来に向けた新商品と新素材

Part5 Challenge  マスキングテープの新たな挑戦
… 1 きっかけは1通のメール、そして3人との出会い
… 2 作業用品のマスキングテープから雑貨「mt」へ
… 3 mt未来予想図
… mtギャラリー

Part6 Future  「革新の連続性」がカモ井のDNA
… 代表取締役社長・鴨井尚志 氏インタビュー
… カモ井加工紙のあゆみ

いただいた本●耳で読む読書の世界─音訳者とともに

書名●耳で読む読書の世界
副書名●音訳者とともに
著者●二村 晃
定価●1,500円+税
2010年5月28日発行
四六判/並製/170頁
ISBN978-4-86249-124-4 C0095

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●版元による紹介
本を黙読している限りは気づかない、声に出して読み、耳だけで読んで初めて気づく数々の問題。
視力を失い、耳で読み続けて25年の著者が出合った、読み手と聞き手の難所あれこれ。全57編。
◉社会福祉法人 日本ライトハウス・全国音訳ボランティアネットワーク 推薦図書。

●目次
 一歩一歩、「難所」を乗り越えて  林 曠子(NHK文化センター音訳ボランティア養成講座講師) 
 知る権利としての読書  岩井和彦(日本ライトハウス常務理事・全国視覚障害者情報提供施設協会理事長)
 はしがきに代えて—陽はまた昇った

第一章 初めて声を出して読む人に 
 大阪弁のアクセントーー第二母音に強勢音
 知らない漢字に出合ったら1—音と訓を熟語にして説明
 知らない漢字に出合ったら2—部首名で説明
 知らない漢字に出合ったら3—漢字に含まれた発音記号に着目
 知らない漢字に出合ったら4—和尚読み・唐人読み・百姓読み
 思い込み違いの怖さ1—清水次郎長一家のお馬さん、熊さん
 思い込み違いの怖さ2—塾語の大半は音同士だが……
 思い込み違いの怖さ3—つきない悩み、澄むか濁るか
 漢字の読みこぼれ1—おかしな読みは、うっかりミスから
 漢字の読みこぼれ2—前後の事情で変わる読み
 気になる読み方1—「ぼやかし読み」「まやかし読み」 
 気になる読み方2—「チョウ」か「ジュウ」か

第二章 何を読まされるやら
 ニュースの読みに強くなろう1—地名篇
 ニュースの読みに強くなろう2—人名篇
 アルファベットとカタカナ名前—分割するコツ    
 記号をどう読む?—盲人用ワープロではこんな表現 
 息継ぎのタイミング—ベンケイガナ ギナタヲモチテ
 ポルノ描写に出合ったら—読めないときは、はっきり断る

第三章 あなたの読みが理解されているか
 漢字の同音衝突と同音回避1—文字の説明を付け加える 
 漢字の同音衝突と同音回避2—さりげなく注釈を
 漢字をどう伝えますか1—巧みな表現アイデアで
 漢字をどう伝えますか2—意味の伝達にウエイト
 漢字をどう伝えますか3—固有名詞が最大の難物 
 漢字をどう伝えますか4—力士名は、旧漢字、片仮名、平仮名の別を
 タイミングのいい注釈—流れを止めず置いてけぼりにせず
 対面朗読とリクエスト朗読—耳で読む読書の両輪
 音声訳か、朗読か1—いろいろな読みに接するのも楽しみ   
 音声訳か、朗読か2—珠玉の朗読テープ

第四章 新しいジャンルにも挑戦を
 専門用語にも目配りを1—機会を捉えて慣れておこう
 専門用語にも目配りを2—専門外でも敬遠せずに
 数字にも強くなっておこう—誤り易いコンマと読点 
 古来の言葉や漢字にも目配りを1—野棄の矢ン八
 古来の言葉や漢字にも目配りを2—干支の読み方のルール
 古来の言葉や漢字にも目配りを3—旧漢字も恐れずに
 読んでいて吹き出したら—一緒に笑って、一緒に怒る
 写真や漫画をどう伝えますか1—場面を詳細に描写する練習から
 写真や漫画をどう伝えますか2—映画シナリオを読むように

第五章 慣れて来ると起こしがちなミス
 二十一世紀には残したくない誤読ワーストテン
 慣用語の読みこぼれについて1—マタヒキ姿の粋な江戸職人
 慣用語の読みこぼれについて2—二通りの読みが交錯
 イントネーションについて—内容のポイントを押さえる
 音読のスピード考1—利用者の好みのスピードに合わせて
 音読のスピード考2—標準は一分間で二百八十字程度 
 「ついで朗読」の提唱1—好きな本を読むついでに 
 「ついで朗読」の提唱2—お返しに「ついで校正」

第六章 漢字の森をどう歩く? 
 漢字ブームに思う1—キシャのキシャが、キシャでキシャ
 漢字ブームに思う2—漢字をそのまま伝えるか、意味で伝えるか
 漢字ブームに思う3—漢字の森を寄り添って歩いて  
 漢字の森の道案内1—抵抗感を与えずスムースに 
 漢字の森の道案内2—三文字熟語で同音異義語を回避
 漢字の森の道案内3—思いやり溢れる注釈   
 「まやかし読み」あれこれ1—慣用語句の見落とし
 「まやかし読み」あれこれ2—忖度不在の読みこぼれ 

第七章 耳で読む読書の歓びと哀しみ
 耳で読む哀しみ1—深刻な聞き違えの悩み 
 耳で読む哀しみ2—意訳し過ぎると文字がわからないときも
 耳で読む哀しみ3—読みこぼれで置いてけぼりに
 耳で読む読書の歓び—豊かな読書生活を満喫 

 あとがきに代えて—私の辿った道

いただいた本●筒井漫画涜本ふたたび

実業之日本社・青木芳紀さんからいただきました。


書名●筒井漫画涜本ふたたび
原作●筒井康隆
漫画●明智抄 /いがらしみきお/伊藤伸平/折原みと/雷門獅篭/菊池直恵/鈴木みそ/大地丙太郎/高橋葉介/田亀源五郎/竹本健治/とり・みき/萩原玲二/畑中純/みずしな孝之/Moo.念平
発行●実業之日本社
定価●1,600円+税
A5判/232ページ/並製
ISBN978-4-408-61272-0

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●内容紹介&収録作品
巨匠にして天才、筒井康隆の小説を16人の人気マンガ家がコミック化した、超絶アンソロジー・堂々の第2弾! ドタバタにSF、ホラーにファンタジーと、いま新たによみがえる傑作名作短篇のみだれ撃ち、めくるめくツツイ・ワールドをご堪能あれ!

◆明智抄 「幸福ですか?」
◆いがらしみきお 「北極王」
◆伊藤伸平 「五郎八航空」
◆折原みと 「サチコちゃん」
◆雷門獅篭 「落語・伝票あらそい」
◆菊池直恵 「熊の木本線」
◆鈴木みそ 「あるいは酒でいっぱいの海」
◆大地丙太郎 「発明後のパターン」
◆高橋葉介 「ラッパを吹く弟」
◆田亀源五郎 「恋とは何でしょう」(『男たちのかいた絵』より)
◆竹本健治 「スペードの女王」
◆とり・みき 「わが良き狼」
◆萩原玲二 「弁天さま」
◆畑中純 「遠い座敷」
◆みずしな孝之 「フェミニズム殺人事件のようなもの」
◆Moo.念平 「うちゅうを どんどん どこまでも」

いただいた本●禁断異系の美術館3 エロスのハードコア

相馬俊樹さんからいただきました。


書名●禁断異系の美術館3 エロスのハードコア
著者●相馬俊樹
発行●アトリエサード
発売●書苑新社
定価●2,000円+税
ISBN978-4-88375-113-6
四六判/192頁/並製

●全国の書店で購入できます
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●内容紹介&目次
さまざまな異端芸術を
発掘・紹介する禁断異系シリーズ第3弾!

今回は、よりハードコアでディープな表現をする
アーティストをピックアップ!

極限まで突き進んだラジカルな作品群を解題し、
また、その源流としての古典ヌードを
エロスの見地から読み解く。

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目次
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第1章 hardcore visions
狂乱の淫欲……トニー・ワード
未来のファム・ファタル……トレヴァー・ワトソン
研ぎ澄まされたエロティック……ラズロ
ラディカル・セクシュアリティの世界……マイケル・A・ローゼン
顔のない女の誘惑……ユエ・ケンペン

第2章 porn visions
美貌のポルノ女優のセクシュアル・ジャーニー……ダーメーン
女性が股を開くとき……ラルフ・ヴァリス
ヒッピー時代のとあるポルノ雑誌
性愛の夢旅行……ロン・ラファエリ

第3章 deep erotics
ヴァギナの呪力……アンリ・マッケローニ
魔女性器幻想……リシャール・セーフ/アルバーノ・グアッティ
優雅なフェティシズム……ジル・ベルケ
宮廷幻想の逸楽……アレクサンドル・デュポイ

第4章 porno or art?
ヴィーナスのオナニー……ティツィアーノ《ウルビーノのヴィーナス》を読む
聖書のヴィーナス……レンブラント《バテシバ》を読む
裸体のスキャンダル……マネ《オランピア》を読む

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●プロフィール
相馬 俊樹(そうま としき)
1965年生まれ。慶応義塾大学文学部哲学科美学美術史学専攻卒。
エロティック・アート研究家、美術ライター、美術評論家。
「S&Mスナイパー」「トーキングヘッズ叢書」「美術手帖」
その他にアート、漫画、文学などに関する文章を多数発表する。

いただいた本●トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.42「ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して」

アトリエサードさんからいただきました。


書名●トーキングヘッズ叢書(TH Series) No.42「ドールホリック~機械仕掛けの花嫁を探して」
発行●アトリエサード
発売●書苑新社
定価●1,429円+税
A5判/208頁/並製
ISBN 978-4-88375-114-3

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●内容紹介&目次
人は、人に似たものを見ると恐怖する。
その一方で、非常な熱意でもって
人間もどきを夢想し、生み出そうとしてきた。
なぜ人は、人間もどきを恐れながらも愛するのか。
究極的に人は、人よりも人間もどきを選択することになるのだろうか――。

人形からアンドロイドまで、人間もどきへの愛着を探る。

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■主な内容
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肉●富崎NORI
富崎NORI~完全少女への偏愛●相馬俊樹
三浦悦子~現代のフランケンシュタイン●沙月樹京
こやまけんいち絵本館1「砂男」●こやまけんいち
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外見的精巧さの最先端~オリエント工業のラブドール●沙月樹京
オリエント工業 工場見学記●あや野
空気人形~“心”の寓話
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西条美咲インタビュー~人形の世界に入っていきたい。
ジゼル・ヴィエンヌインタビュー~人形がすべての始まりです●取材・文=志賀信夫
監督 塚本晋也インタビュー~鉄男がふたたび暴れまくる!●文=西川祥子&編集部
内部に秘めた“鉄への意志”~「鉄男」「鉄男Ⅱ」を読む●梟木
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タナトス機械からエロス機械へ●樋口ヒロユキ
アンドロイドの心はどこにある?~ジェミノイドにみる哲学●沙月樹京
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ある隠遁者Sの書斎談義~トレヴァー・ワトソン、アラン・ダニエルズ、H・R・ギーガー●相馬俊樹
すでにわれわれは、アンドロイドに支配される時代に向けて歩み出している、かもしれない。
     ~「R.U.R.」から「To Heart」のマルチ、「ちょびっツ」へ●沙月樹京
官能的機械美の未来~空山基●相馬俊樹
“花嫁”は夜汽車に乗って、さえも。笑気ガスが与えられたとせよ●加納星也
機械仕掛けの人形愛~ホフマン、リラダン、デュシャン●志賀信夫
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機械仕掛けの死体●文/写真=釣崎清隆
四方山幻影話3●写真&文=堀江ケニー
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機械になりたい(Including The Flowers of Romance)●本橋牛乳
あなた私を食べないの? それなら私があなたを食べてあげる
     ~ラヴドールは午後のお茶を飲みながら何を夢見るのか?●大野英士
モダニズムという不遜な作業●高原英理
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Review
  ヤプーズ「バーバラ・セクサロイド」●絵と文=林アサコ
  赤江瀑「殺し蜜狂い蜜」●絵と文=古川沙織
  ヴィリエ・ド・リラダン「未来のイヴ」●梟木
  吉浦康裕監督「イヴの時間」●沙月樹京
  式貴士「ヘッド・ワイフ」●相馬俊樹
  「ブレードランナー」●絵と文=さえ ほか
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SPECIAL RECOMMENDATION
  バイオレンス美人画家・市場大介の希有な画家人生●沙月樹京
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  トレヴァー・ブラウン&山吉由利子展「アリスの時間」~こんなアリスは手に負えない!
  ベクシンスキ作品集成~孤高の画家の全貌がここに!
  Kwon Kyung Yup展~浄化されていく“痛み”
  なんと、堀江ケニー、西川祥子、あや野が、同時期に同じギャラリーで個展!
  田川春菜~“かわいくも変”な宇宙
  埜亞/衣倆/森馨 人形展「姫君のまどろむ味蕾」~エロスが潜む人形姫達の饗宴
  シュウゾウ・アヅチ・ガリバー EX-SIGN~真摯な記号のメッセージか、巧妙な悪意を秘めた知的詐術か●樋口ヒロユキ
  根橋洋一個展~裸体、草花等が一丸となったエロスの大波●相馬俊樹
  擬態する魔導士、ユイスマンス~大野英士『ユイスマンスとオカルティズム』に寄せて●樋口ヒロユキ
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写真表現の現状とその魅力●飯沢耕太郎×相馬俊樹
美のパルマコン《3》~厚地朋子、坂本夏子、竹内公太、村田宗一郎●樋口ヒロユキ
TH Recommendation●井上俊彦、小林美恵子、志賀信夫、いわためぐみ ほか
表紙●富崎NORI
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いただいた本●団地の女学生

伏見憲明さんからいただきました。

団地の女学生

書名●団地の女学生
著者●伏見憲明
定価●1,200円+税
発行●集英社
装幀●芥陽子(note)
装画●名取あき
四六判/上製/192ページ
ISBN978-4-08-771339-8 C0093

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ネットでの紹介(伏見憲明さんの公式サイト)

●版元による紹介
第40回文藝賞受賞後第一作となる短編『団地の女学生』と中篇『爪を噛む女』の二篇を収録。埼玉県下のマンモス団地を舞台に、独居老人、中年のゲイ男性、アラフォー独身女性の訪問ヘルパー、落ち目の歌手ら、昭和の遺物から脱出できずにくすぶっている人々の日常を描く。現代の格差社会への絶望と希望を裏に秘め、毒舌と笑いに包んだ「新ジャンルコメディ」というような不思議な読み心地。90年代のゲイムーブメントを牽引してきた著者の筆致は、弱者に寄り添いつつも本音満載、毒てんこもり。微苦笑の新!純文学・シニカルコメディ。

・「爪を噛む女」
老人ばかりが残されたマンモス団地で働く独身の訪問ヘルパー・美也のもとに、久しぶりに歌手となった幼馴染・都から連絡が。落ち目とはいえ彼女は「団地の星」。100万枚のヒットを飛ばした「白川Miiya」の名で活動するミュージシャンだった。嫉みと羨望に激しくもだえながらもスターからの連絡に尻尾をふってしまう自分を嫌悪する美也。中学時代、ユニットを組んで喝采を浴びた、アノ頃はわたしのほうが才能があったのに……。「彼女の凋落を見届けるのが私の役目」とさらに憎しみをたぎらせるが……。

・「団地の女学生」
齢八十四。足腰が立たなくなる前に……と、故郷への墓参りにいくことにした瑛子。同じ棟に住む独身のゲイ中年・ミノちゃんをお供に高崎を目指す。道中、今夜のお相手を携帯で探すミノちゃんと噛み合わない会話をしながら、瑛子は戦争前の淡い初恋の相手をたずねる決心をするのだが……。

いただいた本●電子図書館 新装版

国立国会図書館の岸美雪さんからいただきました。
電子図書館

書名●電子図書館 新装版
著者●長尾 真
定価●1,500円+税
2010年3月18日発行
B6判/上製/144頁
ISBN978-4-00-005703-5 C0055

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●目次
新装版にあたって
1.インターネット電子図書館
電子メール社会
  インターネットのもつ機能
  情報の宝庫
  電子新聞
  情報インフラストラクチュア
2.マルチメディア時代
  まんがの時代
  マルチメディアの本質
  メディアの変換と統合
  画像・映像・音
  マルチメディア電子教科書
3.図書館情報の組織化
  情報の網羅的収集
  図書館における情報の基本単位
  分類
  キーワード
  キーワード間の関連性
4.図書の情報構造
  図書の種類と構造
  目次のもつ情報
  ハイパーテキスト
  岩波情報科学辞典のハイパーテキスト
  画像情報とその構造
5.マルチメディア電子図書館
  これまでの図書館との比較
  電子図書館の一つの姿
  種々の検索方式
  階層構造検索
  分散協調ネットワーク
6.電子読書
  ポータブル電子読書機
  情報探索読書
  著作のための読書
  メディア変換読書
7.将来の姿と課題
  図書館の将来
  出版業
  知的所有権問題と情報倫理
 あとがき

 新装版の読み方(岡本真)

いただいた本●『飢餓陣営35』

佐藤幹夫さんからいただきました。

書名●飢餓陣営35
定価●1000円+税
発行所●編集工房 樹が陣営
発行人●佐藤幹夫
発行日●2010年3月30日

佐藤幹夫さんのホームページからご購入ください。

いただいた本●『育児バビデブー』『育児バビデブー2』『こんな息子に母がした』

おぐらなおみさんからいただきました。

書名●『こんな息子に母がした』
著者●おぐらなおみ
定価●1,000円+税
発行●辰巳出版
2010年1月25日発行
A5判/並製/128ページ
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書名●『育児バビデブー2』
著者●おぐらなおみ
定価●1,000円+税
発行●辰巳出版
2008年11月20日発行
A5判/並製/130ページ
●全国の書店で買えます
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書名●『育児バビデブー』
著者●おぐらなおみ
定価●1,000円+税
発行●辰巳出版
2008年2月20日発行
A5判/並製/130ページ
●全国の書店で買えます
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いただいた本●UNIXはじめの一歩

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書名●『UNIXはじめの一歩』
著者●池田成樹
定価●2000円+税
発行所●カットシステム
2003年12月7日発行
23.2 x 18.2 x 1.8 cm/183ページ並製

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誰もが最初は悩むディレクトリ移動コマンド「cd」、これをトレーニングするために、「cd道場」というアプリケーションを収録しています。簡単なものですが、やっているうちにきっと「cd」コマンドに慣れてしまうでしょう。Mac OS Xにも対応しています。

目次
本書を手にされた方に
謝辞
第1章
さっそく使ってみよう
1.1
マシンの準備
1.2
Knoppixを使う
1.3
Mac OS Xの場合
第2章
UNIXのあらまし
2.1
OSって何だろう
2.2
UNIXの物語
2.3
UNIXの分裂
2.4
オープンが合言葉
第3章
ファイルとディレクトリ
3.1
ケータイにだってあるファイル
3.2
ファイルを整理整頓するには
3.3
特定のファイルを指定する仕組み
3.4
ディレクトリを旅する
3.5
どんなファイル、ディレクトリがあるか調べる
第4章
ファイルとディレクトリの操作
4.1
ディレクトリをつくる
4.2
ファイルをコピーする
4.3
ディレクトリをコピーする
4.4
ファイルやディレクトリを移動する
4.5
ファイルやディレクトリを消す
第5章
ユーザー、グループとパーミッション
5.1
UNIXにおけるユーザーの考え方
5.2
グループ
5.3
パーミッションの概念
5.4
パーミッションの確認
5.5
パーミッションの変更
第6章
「続」ファイル操作
6.1
ファイルへのリンク
6.2
ファイルの圧縮と解凍
6.3
複数のファイルをひとつにまとめる
第7章
vi徹底入門
7.1
viをマスターしよう
7.2
基本的な編集
7.3
コピーやファイルへの保存、そして検索
第8章
シェル
8.1
シェルの機能と役割
8.2
コマンドを入力する作業とシェル
8.3
標準入出力
8.4
シェルでできるプログラミングの概要
8.5
環境変数の設定
第9章
正規表現
9.1
正規表現によるテキストファイルの検索
9.2
メタキャラクタ
付録 A.1
ディレクトリ移動コマンドに慣れる
付録 A.2
Knoppixと本書に関する情報
索引