2005-11-25

いただいたご本『はじめての部落問題』

__________________.jpg以前、部落解放同盟の講演会に呼ばれたときに(「糾弾」ではないわよ 笑)コーディネートを担当してくれた角岡伸彦さんの最新刊。角岡さんは『被差別部落の青春』(講談社文庫)を著わして世間の注目を浴びたノンフィクションライター。同い年で差別問題に対する考え方も共有するところが少なくないので、伏見はこの方の活動にはずっと関心を持ってきた。はたしてどんな書き手になろうとしているのか、反差別運動に何を付け加えようとしているのか。

今回は文春新書ということで、益々その展開が興味深い。お手並み拝見。伏見がこれから書き下ろす本の参考資料にもなるので、じっくりと読ませていただこうと思う。取り急ぎ、御礼まで。

● 角岡伸彦著『はじめての部落問題』(文春新書)730円+税