2005-12-06

くのいちは見た!

kunoichi_1.JPG阿佐ヶ谷に狸が出ると友人が言っていた。あの辺り、雌豹(オカマ)がたくさん生息していることは知られているが、野生の狸までいるとは。都内に狸がいるくらいだから、伏見の散歩する河原に狸ほかキツネやアオダイショウなどさまざまな生物が住んでいてもおかしくない(写真左)。だけど、そんなものたちが身近に暮らしていようとは、ウォーキングをはじめるまで知らなかった。

数日前の早朝、人影もほとんどない河川敷を歩いていた。すると、前から二人連れが近づいて来る。50代くらいのおじさんたちだった。気のせいか、一瞬手をつないでいたように思えた。すれ違うときには並んで歩いていただけだったが。いや、におう! と、くのいち伏見は振り返った。すると、その白髪のまじったおじさんたちは、案の定、手をにぎり合っていたのだ。こんな田舎にも雌豹が生息していたか!

それにしても、その後ろ姿がとてもルンルンしていてかわいらしかった。よく見れば、お揃いのウェアーまで着ているじゃないか。早起きは三文の得。なんだかとってもいいものを見せてもらった気がした。愛……