クライマックスシリーズ
2014-10-15 山田 信也
今日からクライマックスシリーズのファイナルステージがはじまります。CS5回目ではじめて阪神がファーストステージを勝ち抜けました。ファイナルはシーズン1位の巨人に1勝のアドバンテージがあるし、初戦が重要です。でも、ここ一番にはどこまでも弱いタイガース果たして今日は勝てるのか。。と、思っていたら、初回にいきなり3点とったよ! ゴメス!
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今日からクライマックスシリーズのファイナルステージがはじまります。CS5回目ではじめて阪神がファーストステージを勝ち抜けました。ファイナルはシーズン1位の巨人に1勝のアドバンテージがあるし、初戦が重要です。でも、ここ一番にはどこまでも弱いタイガース果たして今日は勝てるのか。。と、思っていたら、初回にいきなり3点とったよ! ゴメス!
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週に一度、祖母の買い物や部屋の掃除をしにやって来てくれる
ホームヘルパーさんがいます。
熊本の阿蘇出身の方なのですが、
先日、祖母に「実家のほうで穫れたから」と言って
果物を持ってきてくれました。
その果物、見た目は青いみかんのよう。
味はレモンより酸っぱくなく、柚子よりも酸味があるそうです。
名前は「聞いたけど忘れちゃった…」祖母ですが、
「会社のみなさんなら、料理される方もいるんじゃない」と
朝、そっと私に3つ、手渡してくれました。
謎の果物はその日のうちに、佐藤さん・田中さん・鈴木さんにもらわれてゆきました。
おそらく見た目どおり、そんなに特筆すべき味なわけでは
なかったんじゃないかなと思っていますが、
お三方の中で、「これは美味しいよ!」と思えた方がいたら
ぜひ教えていただきたいです。
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来る11月20日木に近江楽堂で開くこととなった「聖ヒルデガルト 公演と音楽の夕べ」の
打ち合わせを兼ねて、ダミアン原田師と
『聖ヒルデガルトの病因と治療』編訳者の臼田夜半さんが
ポットに来てくれました。
ダミアン原田師は、プサルテリという弓奏楽器と鉄製の波紋を
おもむろにかばんから取り出し、その場で奏でてくれました!
初めて聞くプサルテリの音色。そしてヒルデガルトの音楽。
ヒルデガルトは沈黙の世界──。その沈黙の世界をプサルテリの繊細な弦が静かに表していくのでした。
この音楽を近江楽堂の響きの中で聞いたら、どんなふうになるのだろう。
ヒルデガルトの生きた12世紀の修道院に思いが巡っていきました。
波紋音は、さまざまな音階の音が鉄の中で響きあう幻想的な音で、
インドネシアのガムランの音楽が蘇りました。
「聖ヒルデガルト 公演と音楽の夕べ」では、
臼田夜半さんのヒルデガルトの世界についてのお話があり、
その後、ダミアン師の演奏です。
臼田さんのヒルデガルトの思想や哲学についての解説を聞いたうえで
ダミアン師の演奏を聞くことができるというのはさらにさらに深く
音楽が心に染みこんでくるのではないかと
いまからとても楽しみにしています。
ぜひみなさんのお越しをお待ちしています。
公演詳細は→こちらから
お申し込みは→こちらから
ちなみに、いま読みはじめた上橋菜穂子さんの『鹿の王』は
「人はなぜ病むのか」というのもひとつのテーマのようです。
同じ病いにかかっても死ぬ人もいれば生きる人もいる。
それはなぜなのか。
まさに『聖ヒルデガルトの病因と治療』の根幹の問いである、
「人はなぜ病むのか」に奇しくも通づるもので、
ヒルデガルドの本がちらちらと頭をよぎりつつ、読み進めているところです。
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先日「標準的なepub制作ツールはないのか」というご質問をいただきました。
沢辺さんに相談をして、自分なりに文章をまとめたので、こちらにも残しておきます。
記載し忘れましたが、この文章の主体は「出版社」です。(書いた直後に沢辺さんから指摘を受けました。)
「電子書籍」を「商品」として扱う立場からの意見です。
——以下、返信——
ご質問いただきました「標準的なepub制作ツール」ですが、沢辺にも相談しましたが、
現状、そのようなツールはない、という認識です。
なぜならば、現在全てのビューアで表示でき、全ての電子書店で売ることが出来
るepub、を制作出来るツールが無いから、です。
現状、epub制作の最終目的は、
『電子書店で販売すること』
『各電子書籍ビューアで表示できること』
の2点です。
しかし現在の電子書店は、それぞれで個別のepub制作ルールを設けていることが
多々あります。
(ex.この電子書店で販売するには、opfファイルに<●●●>●●●>というタグの表
記が必要になる、等のルール)
さらに、この個別のepub制作ルールが改訂されても、情報がアナウンスされない
ことが多い、という問題もあります。
(全ての改訂を公表している電子書店や、取引出版社にのみアナウンスする電子
書店、全くアナウンスしない電子書店など、電子書店によって対応も様々です。)
そのため、epub制作ツールを制作している会社が知らない、または知ることが出
来ない、個別の電子書店のepub制作ルールがある、ということになります。
全ての電子書店の個別ルールを反映していないと、全ての電子書籍ビューアで表
示でき、全ての電子書店で販売できるepubを制作できるツールではない、という
ことになってしまうので、現状は「標準的なepub制作ツール」はない、という認
識になりました。
全てのepub制作ツールに言えることだと思いますが、目標(ビューアでの表示・
電子書店での販売)が常に変化し続けており、なおかつ情報を手に入れられない
こともあるため、最終的なepub制作方法を絞り込めない、確定出来ない、という
のが現状だと思われます。
現在、スタジオ・ポットからepubの制作を依頼している制作会社は、独自のスク
リプトを用いて、epubを制作しています。
簡単な手順は以下となります。
●本の組版で制作したInDesignファイルの、見出しをなるべくわかりやすいよう
に設定するなど、調整を行い、InDesignからxmlファイルを書き出します。
(見出しの設定は、タグを付けるのと同義の作業になります。)
●書き出したxmlファイルを、スクリプトを用いて、xhtml(タグのついたテキス
ト)へ変換していきます。
●opfファイルなどの必須ファイルを作成します。
●全てを併せて、パッケージ作業を行います。
このスクリプトで変換していく際に、各電子書店の個別epub制作ルールを適用し
ていきます。
また、使用するスクリプトも各社独自のものを使用しており、コレを使用してい
る、という明確なお答えはできません。
出来る限り自動で作業を行うそうですが、一部はどうしても人の目や手が必要に
なってくるそうです。
——以上、返信——
最近、我が家の愛犬哲を見ていると、「ポットの鉄はあんなに元気ないい子なのに、なぜうちの哲はこんなにオッサン臭いんだろう…」としみじみ考えてしまいます。
ものすごーく億劫そうに動くし、座るときは足なんて使わずに床へお尻がダイレクトアタック。
おならにゲップはあたりまえ。いびきが飼い主よりもうるさい。etc…etc……
ふと気づくと、弛んだお肉がなんともだらしない、まさにオッサンのような寝転がり方でテレビを見る始末。
うーん…子犬の時のあの可愛らしさは一体どこへ……
歳も哲が2歳年上なだけなのに…鉄のスマートさをちょっと分けてほしいなぁ……足の長さを分けてもらえばいいのか…!?
…とも思いましたが、なんだかんだ、オッサン臭いの可愛い!とかいってしまう我が家族には、コレぐらいの犬がちょうど合っているかもしれません。鉄も哲も、がんばって長生きしておくれ!と願うのでした。
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ポットの近くに、お菓子やジュース、野菜や乾物類、たばこを売っているお店があります。
そこのおじさんの趣味は蘭の栽培。
ウワサによると、かなりのマニアらしいです。
ときどき、お店に蘭を飾っています。
きのう行ったら、「とっても珍しい蘭が咲いた」と教えてくれました。
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今日はお昼ご飯を買いに行く時間が取れなさそうなので
出社途中のコンビニで無印のレトルトキーマカレーを購入。
会計時に、レジのお兄さんから
「スプーンつけますか?」と聞かれ、
「え、何に?」
という会話を2回ほど繰り返してしまいました。
今どきの原宿の若者たちは、ルーのみで食べる感じなのでしょうか…?
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親孝行もかねて、今さらながらスカイツリーに
上ってきました。
平日だったからか、整理券も並ばずもらえ、
集合時間まで1時間半ほどあったので、
どうやって時間をつぶそうかとキョロキョロすると、
スカイツリーの真ん前に、バーベキュー広場が!
久々に湿気のない、気持ちいい屋外の空の下、
上る前から、ビールとおつまみでいい気分になっちゃいました。
日頃、高所恐怖症とはあまり思っていなかったけど、
スカイツリーの最高地点450メートルに立つと
足元がぞわぞわ…。手すりにつかまりながら、
隅田川やら、江戸川やら、東京ドームやらを眺め、
クラクラしながら景色を堪能(酔いのせいではないと思うけど…)。
久々に有意義な休日となった気がします。
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新刊『潮目〜フシギな震災資料館〜』(文:片山和一良、編・写真:中村紋子)の編者であり写真家の中村紋子さんの個展「潮目」展が、本日9月17日(水)から新宿・Bギャラリーでスタートしました!
会期は9月28日(日)まで。オープン時間は11時〜20時で、入場無料、場所は新宿東口のビームスジャパン6FにあるBギャラリーです。
写真集に収録しきれなかった写真500枚以上、1時間の映像展示、「潮目」断面模型(1メートル)などなど盛りだくさんでお届け!
20日(土)17時からは「潮目」製作者の片山さんのトークイベントもあります。
来たら「潮目」と片山さんのことを好きになる!はず!
ぜひ会期中に足をお運びください。
会期●2014年9月17日(水)〜9月28日(日)11:00〜20:00(会期中無休)
入場●無料
場所●
Bギャラリー(ビームス ジャパン 6F)
〒160-0022
東京都新宿区新宿3-32-6 [Google Map]
TEL:03-5368-7309
http://www.beams.co.jp/labels/detail/b-gallery
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10日からお休みをいただいており、
日誌を書くのが遅くなってしまいました。
休暇中は、持ち帰った仕事2:実家の片付け8くらいの割合で過ごしました。
実家の片付け・模様替えは、今年5月から帰省のたびに進めています。
メジャーとメモを片手に、ホームセンターと100均を真顔でウロウロ。
マスクをつけて手ぬぐいを首に巻き、家中をウロウロ。掃除後は発泡酒をぐびぐび。
ああ、楽しかった。
ポット社内整備も、順調に進んでいます。
台所がひと区切りつき、次は文具棚です。
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今日で最後です、インターン!
最終日は、沢辺さんからの課題に再度答える日です。
課題は「会社とは何か」「中小出版社就職講座の企画書」をそれぞれ20行程度箇条書きするというものです。
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①「会社とは何か」
●会社とは、「営利を目的とし、商法に基づき設立された社会法人。」とされている。この商法は、よく改正されていた法律だが、2006年に会社法として新たに生まれ変わった。社会法では最低資本金制度は廃止され、人さえいれば、一円からでも”会社”を作れるようになったのである。そのため、会社とは何かと問われた時に、これまでの辞書的な意味で答えられる”会社”という言葉よりも、より自由に、広義になったのではないか。
●組織形態も様々だが、株式会社が最も多く、それは株主、経営者、社員によって構成される。
この関係性は、会社に出資を行ない、その分配当を貰えるが損失も被ることがあるのが株主だ。その株主から経営を任され、その経営の義務と利益を確保する義務を負うのが経営者だ。会社の方針は取締役会の中で会社の意思として決定し、社員に実行させることができる。しかしその判断には、無限責任がついてくる。そして社員は経営者に採用される使用人である。労働法の元に保護されており、仕事の成果を上げる義務を負う一方、それに対する賃金と休暇や福利厚生を得る権利を持つ。
●金銭面では会社に条件は無いが、その組織構成や関係性には決まりがある。この形を会社と呼ぶが、より良い会社というものは、以上の関係性の他に信頼や尊敬、連帯感などが加わる。会社での仕事がやりがいのあるものや、充実感を得られるものになるかどうかは、こちらの方に深く関係してくるだろう。
●経営者と社員、また社員同士の形式的なつながりの他に、会社に大事なのはメンタル面でのつながりだろう。同じ意思や目標を持つもの同士が集まれば集まる程、同じ方向をより多くの人たちで向けば向く程会社そのものの力は大きくなる。
お金がなくても会社を作ることだけはできる今、利益をどれだけ捻出できるかと、どれほど意思の同じ者を集められるかのパワーバランスが重要になってきているのが、今の会社である。
②「中小出版社就職講座の企画書」
●就職講座で最も重要なのは、プレゼンである。そのプレゼンをどんなものにするかが、この企画の鍵である。
●話はとにかく簡潔にする。あまり知られてもいない会社の話を30分以上黙って聞いている集中力は無い。そのため、どんなに長く話しても、その分の情報が伝わるわけではない。
●プレゼンを双方向にコミュニケーションを取りながら行なう形式にする。企業側から一方的に話すのではなく、質問を投げかけたり、質問をしてもらったりしながら話をすすめていく。
●物を見せながら行なう。実際に企業で作った出版物などを持ち出し、興味をそそがせる。中小企業のものでも見たことがある出版物や、インパクトのある出版物をだせば、印象に残るだろう。また、それらの出版物について、学生同士に議論をさせるのもよい。会議のような体験を以て、よりその会社に興味がわくはずだ。
●以上のような参加型プレゼンテーションを行なうためにも、基本的な情報や、どうしても伝えたいことは、SNSや学生同士の交流の場で予め目につくように撒いておく。
●中小企業ならではのメリットを推す。しかし、その時に、デメリットも交えて就活生に提供する。そうすることで、よりメリットの方にリアリティを持たせることが出来る。
●会社の理念、目標、方針などを明確に伝える。中小企業だからこそ、そこに共感してくれたらより実現しやすくなるからである。また、それを元に、こんな人が欲しい、こんな人と是非働きたいということを伝え、それに当てはまった人の興味の範疇に入り込むようにする。たくさんの人をさらうことよりも、ピンポイントで社風に合う人材を求めた方が、中小企業の場合は印象に残るし、上手く行くだろう。
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この課題は、考えたら答えが見つかるというわけでもなさそうだったので、少しネットで調べ、自分の考えと合わせてまとめました。
長くなりましたが課題はこんな感じで大丈夫でしょうか…汗
インターンシップは10日間で、この日誌を書くのはなかなか楽しかったです。
そして、本当にポットの皆さんにはお世話になりました。
想像してたよりも楽しかったのは、皆さんのとてつもなくユニークな人柄のお陰です。一人(一匹)の例外もなくユニークです。好きです。
ゴミ捨てとかの雑用も、皆さんの食の好みをリサーチできて楽しかったです。笑
今日最後ポットにいなくて会えない方々もいて直接お礼を言えないのは申し訳ないですが、この場を借りて感謝したいと思います。
本当に10日間、ありがとうございました!!疲れました!
P.S.ケーキ凄いおいしかったなあ。
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インターンももう明日で終わりです。9日目でした。
そして二度目の出版会議でした。
ここ二週間は、久しぶりの早起きと満員電車がたて続いているので、インターンの恐ろしさと社会の厳しさを実感しています。
いつも、遅く起きて、遊んで、寝て、起きて、遊んで、寝て、たまに大学行って、バイトして、遊んで、寝て、バイトして、、、。早く起きるのはディズニーランドに行く時とサマソニに行く時とビーチバレーしに行く時くらい、みたいな典型的なゆとり大学生をやっていると、社会の動きになかなかついて行けなくなってしまうんだな、と感じます。
和田さんの日記を読みました。私は明確な就活の目標があるわけではなく、まだぼんやりしています。やりたいことがもの凄く明確に決まっている人を見ると、羨ましいとも思うし、本当にそれでいいの?と思う時もあります。
でも、就活はあと一年もしないで自動的にやってきます。和田さんの日記を読んで、就活にはこんな形もあるんだ、とビックリしました。面白かったです。
先輩の話を聞いても、就活のやり方や決まり方はそれぞれで、同時に「必勝法」とかいうのもないんだとわかります。
でも、今までみたいな、クソみたいな、いつも同じような刺激しか受けない大学生活を送っていては、何も自分のためにならないんです。そうことを、知っていても実感の無かった私が、やっと実感し始めました。
インターンで何日も社会人の居る「仕事場」に通って気付いたのはそういうことです。
たかが大学生の2週間のインターンで、「出版のお仕事がよくわかったし、少し出来るようになりました」とか、「この二週間で私の価値観・人生観が変わりました」みたいなことは言えません。なにも出来なかったし、まだまだわからないことだらけです。
でもこの夏は、このインターンや、英治出版の原田社長へのインタビューや、ゼミ合宿や、一人旅行など・・・普段よりは少し刺激的なことや、出会いもありました。
この刺激をものに出来るかどうかは、今後まだクソみたいな大学生で居るか、ちゃんと大学生やるかで変わってきそうな気がします。
ちゃんと大学生やります。
そりゃやっぱりたまには遊ぶし、オールとかするし、授業さぼるし、遅く起きもしますが、それは「たまに」で留めておいて、このありあまる大学三年生の時間を有効に使いたいと思います。立派なキャリアウーマンになるためにも(笑)
学歴という武器が一つ私には無いので、その分頑張らなきゃいけないことも多いですし。
でも、その「有効に」がまだ具体的に書けないところが私らしいです(笑)沢辺さんに駄目だしされるんだろうな!と思いつつ、まあ明日最後ですし、スポンジのように吸収しようと思います。
長くなったのは、明日は日誌に沢辺さんからの課題を40行くらい書かなければいけないので、ほかのことはたいして書けないだろうと思ったからです。
それにしてもやはりファクトチェックは難しいです。確実に苦手です。
午後にやった電子図書館の文章のファクトチェックなんか迷宮に迷い込みすぎて吐きそうになりました。
嘘です。
吐きそうにはなりませんでしたが、全然進まず悩みました。これをばしばし何個もやるんだから、編集者って凄まじいです。
他にもたくさんの仕事があるのに、凄まじいです。
明日もその続きが待ち構えているので、出来る範囲で、インターン生レベルで、一生懸命頑張りたいと思います。
明日で二週間のインターンも終わります!
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2回目のポット会議でした、インターン8日目です。
インターン期間中2回目のポット会議は、人数が少なめでした。
でもやっぱり、何回もここに書いてますが、一人一人の仕事が多いです、すごく感じます!本当に・・・!
定期的に思うということは、もしかしたら普通の量なのかもしれないですが、時間がいくらあっても足りないんじゃないか、と感じる程です。
会議は、皆さんが日々どれほど効率よくお仕事をしているか身にしみる場でもあります。
午後はほぼファクトチェックをやっていたのですが、ものすごい時間がかかります・・・。
ネットでの検索なんてほぼ毎日している事なのに、正しい情報をしっかり手に入れようと思うと、格段に検索の難易度が上がります。
多分この作業は私、ものすごく遅いです。日頃、どれだけ適当な情報ばかり吸収していたんだろう、とかなり怖くなりました。
ネットに書かれていることは、何となく信憑性が薄いと思いながら見ていますが、書籍に関しては、何の疑いもなく真実/事実として受け入れているこの現状の裏側では、こんな地道なファクトチェックが行われていたのか、と感激します。
ネットは情報が多く、安く、早いかわりに、自分自身でその中から取捨選択しなければいけないけれど、その情報をちゃんと組み立てて、包装して、値段を付けるかわりに、作成者はその情報に責任を取るという意味でファクトチェックをしなければならないのだろうな、と感じた一日でした。
この作業を覚えることで、自分自身の検索能力をあげていきたいです。
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昨日はインターン生の勝見さんとスタッフの食事会でした。
勝見さんがこの先どういったところに就活するのかはわかりませんが、
私が新卒で就職活動した時の話を書いてみます。
ここに出てくる会社はポットではありません。
大学4年(2003年)の冬、偶然朝日新聞の3行広告で
好きな本を出しているマイナーな出版社が求人している事を知りました。
電話で問い合わせし、埼玉近くの市民会館で入社試験を受けました。
就職氷河期だったのもあり試験会場には100人近く会場にいて驚きました。
就職試験は筆記とグループ面接。筆記試験の内容は、
「128×188mm(四六版)192pの本を3000部作る。788×1091mmの紙に本文を印刷する場合何枚必要か」
「以下の例文の中から間違いを見つけて赤字をいれなさい」
のような紙の取都合問題や、文字校正問題と作文でした。
筆記は散々でした。紙の取都合問題は、1枚の紙で裏表ページがとれるという事を忘れて
枚数2倍で回答してました。校正問題は、間違いらしき箇所が見つからない。
どこがまちがっているのかわからないというダメさ。
グループ面接は、10人くらいの学生が社長ともう1人の社員を囲んでやりました。
偶然席が社長から近く、印刷など興味のある分野の話だったので、発言はできた気がします。
それでも、落ちたな、と思いながら帰りました。
驚いたことに1次試験に通り、面接を受けることになりました。
会場を借りて試験をしているくらいだから大きな会社なのだろうと思っていたら、
総勢5人くらいの小さな会社でした。本の在庫が天井までびっしり積まれた倉庫みたいな所に
無理矢理事務机が置いてあって、外に看板が出ていなかったら会社だとは思えない場所でした。
履歴書を見て、学校でやっていること等をちょっと話した所で、
ジャバザハットみたいな社長に「焼酎は飲めるか?」と聞かれました。
「飲めます」と言うと、湯のみで薩摩白波のお湯割が出てきました。面接はなぜか酒盛りに。
社長が学生運動をしていた時の話だの、会社名の由来の話だのを1時間くらい聞いたでしょうか。
当時はお酒に強かったので、グイグイ行ったのが印象良かったのかもしれません。
なぜか、採用されました。
後日、社員さんから、筆記試験の結果がやはり全然ダメだった事を聞きました。
ただ社長が気持ちよく飲めたという理由だけで私は採用されたようでした。
今になって考えると、当時の社長は学歴や能力より、
コイツを入れて社長本人がイヤじゃないかどうか、社風に合うかどうか、
を審査していたんじゃないかと思います。
規模を問わないで出版業界へ入ってみたいということなら、中小の出版社は沢山あります。
求人に応募する正攻法のやり方でなくても、
もぐりこむチャンスは今もいろいろあるんではないでしょうか。
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インターンシプ7日目になりました。
このポット出版の周辺も色々分かってきた今日この頃です。
ポット出版はおしゃれなデザイナーズマンションなのですが、二階にあるはずなのに303号室だったり、近くの公園には上半身裸の真っ黒なおじさんや、スーツでびしっとしているサラリーマン、若い兄ちゃんなど様々な人が毎日代わる代わるいることだったり、コンビニは同じくらいの距離なのにサンクスよりセブンイレブンの方が断然人が多いこと、近くの中華屋さんには私でも知っている有名なプロデューサーが来ることなど、飽きない場所だな、と気付きます。
今日は午前に、つけあわせと返品伝票や受領証などの伝票整理をやり、午後は電子図書館本の会議を見学させてもらったり、素読みをやったりしました。
取次から来た伝票の整理は量がもの凄く多く、出版からデザイン、編集、宣伝などほぼ全てをやるポット出版は、こんなことも少人数の中で誰かが毎月やらなければならないのか、と思うとオシャレな外観から想像されるほど華やかじゃないし甘くないな、、、と感じました。
また、私は八木書店さんが取次もやっていることを全く知りませんでした。発注処理の時も今日の伝票整理の時も、そこに少し驚きを感じていました。
神保町の八木書店には行かせていただいたこともあり、その老舗イメージは強かったのですが、自分の出版流通に関する知識の薄さに焦りました。
思ってみれば、流通って一体どんな仕組みなのか、どんな会社があるのかなど詳しく知らないことが多いです。
これを機会にもう少し流通についても勉強しなければならないな、と思いました。
後4日…精進します。
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二週間目に突入しました、インターンシップ6日目です。
今日は午前中、Excelづくりとポットのデータ管理について沢辺さんに教えてもらっていました。
また、空いた時間に分厚い紙見本の本を触りまくっていました。
紙によって色や手触りや厚みが違うものがあり、写真や文字の写り方が違うことは何となく知っていたし、分かりやすいですが、今日私はむしろ何が違うのか分からない紙がいくつもあったことに驚きました。
日頃紙を意識していないし慣れていないからこそ、違いが分からなかっただけだとは思いますが、厚みや質感の分かりづらい程の細かな違いはそんなに重要なのかと思ってしまうくらいです。また、その紙の違いを編集者やデザイナーは気にしているかもしれませんが、読者はどれ程の興味を持って接しているのだろうかと考えると、ここまで多種多様過ぎなくても…とさえ思いました(デザイナーや編集の人に怒られそう)。
午後は、私のゼミの先生でもある、専修大学の植村八潮教授へのインタビューとポット出版で企画が練られている地域新聞の会議に同席させて頂きました。
植村さんへのインタビューはアーカイブ宣言の書籍に向けてのもので、内容もアーカイブ化についてのものでした。
いつもマシンガントークの植村節は今日も健在で圧倒されましたが、あのオタクっぽい語り口調で発せられる、雑学の数々はやはり面白かったです。
出版物の保存の重要性や、ナショナルでそれをやると保存されるものが限られてくること(春画などが対象とならないこと)や、それでもやっぱりナショナルでなされるべきだということ、納本制度は「義務!!」であること、納本と電子(データ)納本と電子書籍納本の違いについてなど…
時々理解不足過ぎてついていけないようなことも多々ありましたが、出版物の保存についてとても勉強になりました。
こういうことは、ずっと読者の側にいてはなかなか考える機会が無いようなことなので、とても良い経験になりました。また、もっと勉強しなければならないな、とも強く思いました。
インターンはあと一週間もありません。会議はとくに刺激的で勉強になりますし、普段経験できないことの一つです。
そういうことに沢山触れさせてくれていることに感謝しながら、もう少し頑張ります。
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もうインターンの半分までやってきました。
なにかが出来るようになったわけではないですが、素読みや付け合わせ、文字起こしや発注でさえ、自分にはすんなり出来ないんだと実感することが出来ました。
そんなことを仕事として、いくつも同時進行でポットの人たちはやっていると思うと、改めて凄いと思います。
今日は午前、会議を二つ見させていただき、pdfとhtmlの違い等についてお話を聞いていました。
pdfファイルをepubに変換してくれるものを使ったことがあるのですが、その時から、そもそもpdfやhtmlやepubが何なのかよくわかっておらず、案の定全然上手くいかなかった、という経験があります。
そのときにやっぱりまず知識が必要だ!と思って、本を読むもあまり理解できず、、、。今日は画面を見ながらすこし説明してくれたので、何だか以前より理解できた気がします。
今はどんな業界に行ってもパソコン力というか、データ力というか、そういうものが必要な時代だと思うので、今から少しでも知識を増やさなければ、と思いました。
午後は文字起こしの続きをしたり、デザイン部の小久保さんに色校などを見せてもらったりしました。
色の見本や紙の見本もいくつか見たのですが、その種類の多さに驚きました。
あの種類の中から選ばれた紙やインクが使われてデザインが考えられているなら、単行本だけでなく、ハードカバーの本も積極的に買いたいな、と思いました。
インターン期間中、ポットの出版物や、色見本、紙の見本などそういった資料も積極的に見ていこうと思います。せっかくの機会なので。
そして一週間で一番思ったことはポットは犬が極上です。
来週からも気を抜かず頑張ります!
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今日はインターンシップ4日目です。
今日は午前中に出版会議に参加させていただき、午後はどの大学がヒデガルトの本を置いてくれそうかを考えるためのExcel作りと、編プロ部の方が取材したもののテープ起こしでした。
社長の沢辺さんにExcelは表を作るためのものじゃない!データ処理だ!1つ1つのデータが独立していて、それが集まるデータベースみたいなものだ!と言われました。
確かに、ピポットテーブルで瞬時にそのデータベースを元に、得たい情報の表が現れていくのを見ると、ただの「表づくりアプリ」というものではないと感じました。ビックリしました。
今まで自分がこんな有能なソフトを使いこなせていなかったのかと思うと、人生損した気分です。
沢山の情報から、自分の得たいものをいつでも抽出できるようにするために、Excelはあるのだと分かったので、それを意識して完璧なものを作れるようになりたいです。
また、沢辺さんにこの日誌に関してのダメ出しもされました。ここも見ているなんて盲点です。一日中そこをいじられ続けました。
また指摘を受けるのだろうと思うと憂鬱ですが、こういうところで、伝わりやすい文章を書く訓練にもなると思うので、そのために今もキーボードを打っています。
キーボードといえば、文字起こしで今日はさんざん打ちました。いつも周りの方々のブラインドタッチ且つ猛烈なスピードに驚いていますが、やはり今の時代その技術は必要だと感じます。時間の短縮になり、効率を上げられれば、人より少しでも多くのことができるようになるからです。
この文字起こしを通して、私もその技術も上げていけたらと思っています。
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IndesignCCからepubを書き出す実験のまとめです。Indesignだけで、電書協ガイドのCSSを使って、EpubCheckのエラーがでない、epubを作れます。Indesign上で設定できることを設定してやれば、中身がぐちゃぐちゃということにはならずにできそうです。
●やったこと
『要約 ケインズ 雇用と利子とお金の一般理論』の紙の本の印刷用で作ったIndesignドキュメントを整理しなおして、(一部分だけ)epubに書き出す。
●環境
OSX 10.9.4
Indesign CC(9.2.2/2013リリース)。現時点(2014.9.4)の最新・2014リリースのひとつ前のもの。
●できたもの
Indesignから書き出したままのepubファイル。
TheGeneralTheory.epub
●結果
Indesignだけで電書協ガイドのCSSを利用したepubをつくることができる。
EpubCheck でエラーがでないものができる。
電書協ガイドの通りにはできないところもある。
●いろんなヴューアで見たところ
見出しや太字などのスタイルが反映されています。
○Kindle previewer
mobiに変換して表示しました。
●電書協ガイドと比較
電書協ガイドや電書ラボ仕様には対応していない。
ファイルの命名規則・配置が違う。
コンテンツを格納するフォルダ名
電書協ガイド itemフォルダ
Indesign OEBPSフォルダ
opfファイル名
電書協ガイド standard.opf
Indesign content.opf
xhtmlファイルを格納するフォルダ名
電書協ガイド item/xhtml
Indesign OEBPS直下
xhtmlファイルの名前
電書協ガイド p-001.xhtml, p-002.xhtml, p-003.xhtml……….
Indesign filename.xhtml, filename-1.xhtml, filename-2.xhtml……….
opfやxhtmlのheadタグ内に違いがある(詳細は未検証)
ex)電書協ガイドバージョンタグなど。
●Indesignで設定できること
・ファイル情報で書名・著者名を設定できる。
・出版社名と固有IDを設定できる。
・各種スタイルにtag名とclass名を設定できる。(オブジェクトスタイル・段落スタイル・文字スタイル・正規表現スタイル・先頭文字スタイル)
・外部CSSを取り込みできる。
・画像からカバーページを生成できる。
・内容の書き出し順を指定できる。
・画像の書き出し解像度を指定できる。
・グループ化したオブジェクトを画像に書き出しできる。
・shift+returnがbrタグになる
・目次機能からナビゲーションドキュメントを生成できる。
・脚注を相互リンクにできる。
・ルビをタグに反映。
・ハイパーリンクをタグに反映。
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