2010-11-19

【反省】ポットチャンネル 掟ポルシェ×山口明さん(デザイナー/50歳・童貞)をtsudaりました

人生2度目の「tsudaり」経験です。(1回目はこちら

ポット出版のイベントなどではtsudaり役は大田が担当することが多いのですが、
せっかく週一回、ポットチャンネルという機会があるので、カメラ担当、スイッチング担当、tsudaり担当を持ち回り制でやってみることにしました。

で、事前に大田がtsudaる際のコツをまとめてくれたので、以下、レジメを公開します。

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●事前の準備
・出演者の確認
例:下関マグロ/北尾トロ/会場?
何人分辞書登録すればいいのか、どんな人がなにについて喋るのか。

・名前+「」( #potpub live at http://ustre.am/pwit) を辞書登録

品詞は「独立語」がいいのでは? 活用しないものを。事前に何度か変換して
おいて、優先順位を上げるのを忘れずに。

・日本語入力は「Google日本語入力」がいいのでは。固有名詞の変換が強い。

・USTREAMの画面右側にある「ソーシャルストリーム」の欄は30秒制限があるの
で使わない。書き込みには専用クライアント(夜フクロウが軽くて便利)を使う。
書き込みは「Enter」ではなく、「コマンドキー+Enter」などにする(暴発防
止)のため。
「環境設定」→「テキスト入力」→「送信に使用するキー」で設定

●tsudaるときの基本的な考え
・tsudaりはUSTREAMへの誘導と・話されていることの概要、雰囲気を伝えて興味
を持ってもらえるように。
(高橋追記・Ustreamの視聴者はおおまかに分けて二種。1.事前にポットのサイトなどで放送されるの を知っていて見る人 2.Twitterでつぶやきを見つけ、興味を持ち見に来る人 2をなるべく引き込むにはツイートに【( #potpub live at http://ustre.am/pwit)】を入れるのは必須/さらに追記・興味を持ってもらうための「tsudaり」には「キーワード」が重要。自分 がTwitterでキーワード検索するときのことを考える)

・「ベタ起こし」はしない。「AならばB。なぜならCだから」「AだからB」「Aだ
けどB」「AはBじゃない」「AなのはBとCとD」などのパターンを考える。頭であ
る程度骨子が見えたら一気に書いて投稿。

・なるべく無駄な言葉を落とす。「〜ということは」を「〜は」にするとか。原
稿をまとめるときに落とす言葉は拾わない。

・全部起こそうとすると、どんどん置いていかれる。あまり意味のないところ
は、得てしてまとめにくいところ。必要無さそうなところは休む。

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以上を念頭に、やってみました。
結果がこちら
(@taka_potが僕のアカウントです)

うーん、念頭に置けてないですね。
リアルタイムで映像を観ていない人はこれだけ見せられても何の話かわかんない。
会話の端々を拾っているだけ。
(このときの意識→あっ、山口さんが喋り始めた……カタカタ 掟さんがいいツッコミしたけどまだ山口さんの話終わってないからここはスルーするか/もしくはいったんポストしてツッコミをひろうか(迷う)カタカタ やばい、遅れてきた。あ,面白い発言した、ひろわなきゃ(焦)カタカタ……)
というわけで、「読む側への配慮/まとめ」が抜けてる。

同じ発言を上手にまとめている人がいたので例を。

【高橋】
山口 「(子供の時は)1999年の地球滅亡のとき、「俺は嫁と子供がいて、死んでいくんだろうな」と思ってましたけど」

@KennyMcKnight
「子どもの頃ノストラダムスの大予言の話を聞いて、人類が滅亡するころには39歳だから嫁さんと子どもがいるんだろうなって思ってたけど、39歳になっても童貞だとは・・・」

http://twitter.com/#!/KennyMcKnight/status/5206935724888064

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元祖・津田大介氏(@tsuda)は『Twitter社会論』(2009年、洋泉社新書y)のp074〜078で「tsuda」る技術として
1 配付資料はあらかじめ確認する
2 スライド上の数字やデータを見逃さない
3 オイシイ発言を見逃すな
4 「つまり」「要するに」を待て
5 文字数はとにかく節約

と挙げているが、これからは特に「4」を意識しよう。ちなみに、津田氏がtsudaったのが以下。

●tsudaり参考まとめ
津田氏がtudaる!!「2010年代の出版を考える」まとめ(前半戦)

津田氏がtudaる!!「2010年代の出版を考える」まとめ(後半戦)

壇上の4人の発言を、ムダを排除してソリッドにまとめています。わかりやすいー。

以前の職場で「高橋、場数だ、場数」と諭してくれた人がいました。先輩,おれやるよ。つっても、できること/向いてることと、できないこと/向いてないことがあるからなー。最近そんな気分。

このエントリへの反応

  1. わかり易い!

    実は私、当日人生初tsudaりだったのですが
    もし、予めこちらの日誌を読むチャンスがあったなら
    もっとビシィーっとtsudaれたかと。
    でも、実際に経験して思ったのは
    やっぱり場数でしょうね。

    tsudaり資料にさせて頂きます!