投稿者「和田 悠里」のアーカイブ

『ワイルド・ビースト』作業進行中

去年から続けている携帯小説の単行本『ワイルド・ビースト』全8巻の仕事が
あと1冊の作業を残すところまできました。
黒ベースで、それぞれの巻でテーマカラーとテクスチャーが違います。
ファー/スパンコール/鉄条網など、様々な質感の違うテクスチャーを制作するため
フォトショップの機能をいろいろ開拓することになりました。
今まで存在を知らなかった機能も多く、かなり勉強になりました。
今机の上に6巻までが並んでいます。全巻揃うと背の文字が揃うドラゴンボール方式なので、
全巻揃うのが今から楽しみ。

今朝伊藤計劃の『虐殺器官』を読み終わりました。
最近は軽い本とマンガばかり読んでいたので、こんな情報量の多い文章は久しぶりに読んだ気がします。
オチの部分で、1月にやった岩松了さんのトークイベントで岩松さんが話していた内容と
すごくリンクする結論に結びついたのには驚きました。面白かったです。

日誌を溜めてごめんなさい

長い間日誌を溜めていたのは私です。すいません。
ポットの日誌は当番が回ってきたら2日の間に書かなければならないルールなので、
普段なら日誌取り立て係の大田が当番初日の夜から頻繁に日誌取り立てに来るのですが、
ここしばらく髪を振り乱して働いているので
「なんとなく取り立てできなかった」そうです。怖くてごめん大田。

日曜日、1時間くらい友人のTシャツ手刷りワークショップに行ってきました。
ポットイベントでもツイッターやUstream配信を初めていますが、
このイベントも実況配信していました。はじめは3人くらい配信を見ていたみたいです。
時代の波が来ているのだなあと思いました。

今年の運勢

年末年始にかけていろいろな雑誌で2010年の占い特集をやっていましたが、
私が立ち読みした中で今年いちばん良かった占いはELLEに出ていた星占いの運勢でした。
ELLEの占いによると、2010年の水瓶座は仕事で大成功してお金がガンガン入るらしいです。
それも周りの人に嫉妬されるくらいのとんでもないお金持ちになれるとのこと。

言霊というのか、いい未来予想を言いふらしておいたらそれに近い結果になったことが
何回かあったので、今年はこの運勢を言いふらそうと決めました。
ポットは日高さん、那須さん、上野、和田が水瓶座。みんなぼろもうけです(予定)。

去年の占いでは、2009年は水瓶座の12年に一度の大当たりの年でした。
大当たりといわれれば大当たりかも?と思うようにしています。
みんなで言いふらしていれば新しい仕事もじゃんじゃんくるかもしれないので、
今年はELLEの占いを信じて働きます。

「落語を観るならこのDVD」のカバーができるまで

11/11の日誌で「二人で生きる技術」のカバーができるまでの話をしたので、
今日は「落語を観るならこのDVD」のカバー制作について書こうと思います。
ほっとくと、書くタイミングをのがしてしまいそうだし。

●落語を観るならこのDVD

紅白と緑がかった銀色でちょっとお正月っぽい感じになりました。
表紙はえんじに黒の縞、見返しはうこん色で古い着物のイメージです。

落語初心者から上級者まで幅広い層に気軽に手に取ってもらいたいので、
あまり渋くせずに落語の楽しいイメージが伝わるデザインにしたいと思いました。
そこで、初心者も上級者もどちらも見て楽しめるのはなんだろう?と考え、
八や熊やご隠居などさまざまな落語の登場人物をイラストで描いてもらうことにしました。

イラストレーターは川口澄子さん。
「七十二候美味禮讚」(小学館)「仏像のひみつ」(朝日出版社)などの著書があり、
私が5年くらい前からお願いする機会を狙っていたイラストレーターさんです。
川口さんの絵は、「旧暦」や「漢方」や「仏像」などの難しい内容のモチーフでも
内容をちゃんとわかっていて絵にしているのがわかります。
きっと落語のイラストも、落語をあまり知らない人にも、知っている人にも
楽しめるイラストにしてくれるんじゃないかと思い、編集部に相談してお願いすることにしました。

当時の衣装が載っている資料を用意して、どの登場人物をイラスト化するのか考えて、
その人物がどんな人か伝えるためには噺のあらすじも伝えなくっちゃ……と
イラストイメージをうまく伝えられるかとても不安があって資料をさまざま用意したのですが
打ち合わせに行ってみたら、川口さんはすごーく落語が好きだということが判明。

最近行った落語会の話や、落語好きのお友達の話などを伺って
あー、もう問題ないやとすっかり安心してイラストをお任せして帰ってきました。

そうして上がってきたのがこのカバーイラストです。
落語界の住民達と特定の噺のシーンがイラスト化されてちりばめられています。
どのイラストが何の噺か、どの登場人物(名前のない登場人物もいますが)かわかるでしょうか?

せっかくなので、ここで答えを載せておきたいと思います。
答えは下の画像をクリックして見てください。
『』でくくってあるのが噺のタイトルです。

DVDkotae_hyou1.jpg

DVDkotae_hyou4.jpg

●画工・川口澄子の絵日記帖
http://kwgcsmc.cocolog-nifty.com/blog/

最近はこんな感じで

「二人で生きる技術」「落語を観るならこのDVD」と、
ぞくぞく制作物が発売されています。どちらも面白いです。
デザイン面での制作過程をちょこちょこアップしようと思います。

二人で生きる技術

「写真でいきたいんです」と編集担当の高橋さんに相談され、
すぐ思いついたのが森栄喜さんの写真でした。

森栄喜さんを初めて知ったのは多分3、4年前? 前の会社にいた時に、
ウェブサイトで見たのが始めだったように思います。
「A PERFECT MORNING」のシリーズでした。いろんな男の人を
朝の光の中で移したポートレートのシリーズで、隣で寝てた人を起きたところを
撮影したような、対象との距離が近いプライベートな感じと、涼しい光がきれいで印象的でした。

著者の大塚さんに提案したところOKを頂き(お二人はなんと知り合いでした!)
大塚さんも交えて、二人の日常の雰囲気が感じられる写真を
3点セレクトしてカバー案は4点作りました。
最終的にポットのスタッフ全員の意見も聞いて、今のカバーに決まりました。
この写真の二人の足下に、読者それぞれが「二人のこれから」を
想像してもらえるといいなあと思っています。

●大塚隆史のサイト・タコ
http://www.asahi-net.or.jp/~km5t-ootk/

●森栄喜ウェブサイト
http://www.eikimori.com/

○近況
11/1に、母校の学園祭に行ってきました。たぶん、卒業式ぶりの大学です。
初めて会うダンス部の1年生たちは今18歳か19歳。もう私と10歳も違うのです。
さすがに後輩たちの踊りを見てももう嫉妬しません。むしろ可愛い。
その日は、私の現役時代の2年後輩と2年先輩がプロとしてデモンストレーションを披露していました。
あたりまえですが6年前とは別人の踊りで、かっこよさに溜息が出ました。
楽しかったです。

敗者復活

金曜日は「二人で生きる技術」、今日は「落語を観るならこのDVD」と、
先週、今週続々と入稿が続いています。
編プロ部、デザイン部の仕事ももろもろラッシュが続いており、
9月の連休を取り戻すように働いています。

先週のポット会議では、
1等2万円、2等1万円、3等5千円分の商品券が当たるくじ引き大会がありました。
会社のクレジットカードのポイントが溜まったので沢辺さんが商品券に引き換えたのを
社員に大放出してくれたのです。机に広げたトランプを各自1枚引いて
いちばん数が大きい人が1等です。
まず1等はジョーカーを引いた大田、2等が沢辺さん、3等が小久保さん。

まあそんなもんだよ、短い夢だったねえとぼんやりしていたところ、
なんと沢辺さんが当たった1万円分を再度放出!してくれ、敗者復活戦が。

そしたら大当たり!

まさかの展開でびっくりしました、とても嬉しかったです。
大切に使います。1万円。

______.jpg

プレゼンやら打ち合わせやら

今日はH社の企画コンペに参加してきました。
このコンペでは、初めて他の会社の人たちとプロジェクトチームを組んで作業しました。
ウェブなどもからむ企画だったので、いつもより広い範囲で
企画を考える事ができて勉強になりましたし、よその人と組むのも新鮮でした。

コンペが終わりしだいサワベさんとS社に移動して打ち合わせを2本。
考える瞬発力が弱いのと、緊張しやすいのとで打ち合わせの時は困ります。
なんか発言しなくっちゃ!とアワアワしてしまって
ブレスト段階なのに自由な意見を出せてないな、
もったいないなとよく思います。

こういう機会に考えてみたら、私は「プレゼン」の分野はかなり不勉強。
(実際のデザイン作業も精進しなきゃならない事はたくさんあるのですが…)
うーん、プロジェクトの大本から企画をプレゼンしていけたら強みになるし、
プレゼン力、企画力を上げるのもこれからの課題にしよう。

いつかすばらしいプレゼンをする日のために人前で話すと赤くなる癖を直したいです。

同年代がいっぱい


岩松了さんの「溜息に似た言葉」入稿完了しました!!
なんと帯文は小泉今日子さんとリリーフランキーさんです、豪華〜〜!
が、まだ肝心の色校前なので全然終わった気がしません。
色校が出てみないと肝心の写真の部分がどうなっていることやら…
今日から写真家さんたちが色校チェックにやってきます。
どきどきします。

なにがどきどきするかって、
今回の写真家さんらはみんな私と年が限りなく近いのです。
私、和田悠里は1981年 静岡県生まれ(1月生まれなので28歳)

中村紋子さん/1979年 埼玉県生まれ
高橋宗正さん/1980年 東京都生まれ
インベカヲリ★さん/1980年 東京都生まれ
土屋文護さん/1980年 長野県生まれ
石井麻木さん/1981年 東京都生まれ

写真をとりつづけている彼らに対して対抗できるものをもてているかとか、
あらゆる人の28歳周辺の時にくらべて今の私はどうなのよ?とか、
そういう問題が目の前にちらちらしてしまって恐ろしく緊張します。
あまりねたまず、地道にがんばろう。

カバーで使った紙は新鳥の子というちょっとふわっとした和紙風の紙です。
以前触った、この紙をカバーに使っている本の手触りと風合いがすごく良くて
なにかで使いたいと思っていました。上手く刷れるといいんだけどなー。

こんなお仕事しました●ケータイ小説の巻

不況で仕事がなくなって社員がすることがないとかいう話を聞きますが、
今のところポットでは毎日みんな忙しく仕事しています。
仕事があるのはありがたい。

出版チームが精力的に活動報告しているので、
負けないように、和田も活動報告します。

アスキーメディアワークスの魔法のiらんど文庫編集部さんからの
お仕事を続けて頂いてますので、今回はお仕事報告・ケータイ小説の巻。
和田の脳内の乙女を総動員して作っております。

★文庫 4〜6月刊行
●泣き顔にKISS 1巻〜3巻/ツムギ
nakigao1.jpg nakigao2.jpg nakigao3.jpg

詳しくはこちら

単行本累計20万部突破の大人気作の文庫化です。
イラストの女の子は、文具の販売・製造をしている会社マインドウェイブさんの
オリジナルキャラクターシリーズ BABY JAM
よりお借りしました。
このシリーズは女子中高生に大人気なんだそう。
ちょうどカバーの案を作っている時ファッション誌が春物の季節で、
ギンガムやドットのアイテムが沢山載っていたので
ギンガム+ドット流行るんじゃ…?と妄想して出来たカバーです。

★文庫 7月刊行
●嘘つきなリップ♥ 1巻/みなづき未来 
※カバー画像と詳細は発売日以降にアップします。
渋谷で遊んでいた時に友だちが買ったハートのピアスと、
大中で見たビーズのれんをイメージして作っています。
製作中の2巻はトロピカルドリンクみたいな色でかわいい。
2巻の色はラフォーレのディスプレイを参考にしました。
ケータイ小説のデザインソースは街の雑貨屋さんとかのほうが手に入りやすいです。

★単行本 7月30日刊行
●いちご水/美嘉

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いちご水特設サイト

ドラマ、映画にもなった大人気ケータイ小説「恋空」の美嘉の最新作です。テーマはいじめ。
シビアな内容なのですが、希望も持たせたいので寂しすぎず、きれいに、かわいく、というテーマで制作。
本文組から付き物まで1冊デザインしました。カバー写真は土屋文護さん撮影です。

カバー写真は、ビニールプールに水をはって、いちごやラズベリー、お花を浮かべて撮影しました。いちごとラズベリーをテグスで繋げて水上でばらけないように、とかいろいろ撮影の対策を練ったつもりだったんだけど、やっぱり本番の撮影はなかなか大変でした。水面を波立たせて光を反射させたい→水をゆらす→いちごやお花移動→位置直す→水ゆらす…と、撮影のタイミングがつかみにくくて難航。ポットのベランダに日が入る朝8時から夕方近くまで土屋さんとアシスタントのアベさんと奮闘してくれたおかげで、可愛いけど涼しげな、すごーくきれいな写真ができました!

大田にはビニールプールの底を薄い水色に塗り替えるための塗料を買ってきてもらったし、山根には小ぶりないちごを探す旅に出てもらったし、いちご水の撮影ではスタッフにいろいろ助けてもらいました。二人とも協力ありがとう。

まだ本の出来上がりは見ていないのですが、楽しみ!
30日から書店に沢山並びます。女の子たちにカワイイ!キレイ!と思ってもらえるといいな〜。

きくらげは海藻じゃない

森産業の広報誌『きのこ界』の作業中、
はじめてきくらげがきのこだったということを知りました。
今まで、ずっと海藻だと思っていました。木耳と書く理由も深く考えたことはなかったし、
時々買って調理もしていたんだけど、見た目も食感も間違いなく海藻だと信じていたので
何も疑問を持たずに28年生きてきてしまいました。ショック。
でも、佐藤さんも20代で知ったと言っていたので安心しました。