沢辺 均

大阪の勁版会例会で話します「出版流通の危機的な状況に考えていること」

大阪で、長年つづいている「勁版会(けいはんかい)」という集まりがある。
その例会で、「出版流通の危機的な状況に考えていること」というテーマで話す。
すでにレジュメを書いていて、版元ドットコムの事務局をやっている石塚さんや [...]

妄想のポットのサテライトオフィス構想

ポットのサテライトオフィスをつくっている。
場所は北軽井沢。
30年ほど前の1987年の夏に、
友達と数人で建てたログハウスを、貰い受けた。無償でだ。
なぜそんなものを貰えたのか? というのには、
さまざまな事情や経過、 [...]

出版する権利・著者の権利、著作権について

社内で、著作権にからんで社員から質問があって、
メールを書いた。
それを日誌に書いとこう。
●品切れ・重版未定について
・絶版というのは、著作権と契約の面からみると、
著作物の使用契約を、出版社側から、更新しない状態(契 [...]

沢辺の勝手メール●7.29(日)クロコダイルでライブやります・でます

たまに、メールのアドレス帳に載ってる人に、
片っ端から「沢辺の勝手に送りつけメール」というのをおくります。
おもに自分でやるライブの告知です。
ぼくは、ギターを少しやります。下手っぴです。
下手っぴでも、バンドでアンサン [...]

Slackの宣伝を読んで、ツールについて考えてみた

Slackという、チャットのようなツールが「先端」ぽいのかな? よくわかんないけど。
まあ、それなりに長く生きてると、いろんな「団体」や「活動」にハマってて、いくつもの連絡網に関わってる。
社内連絡網は、古典的に同報メー [...]

ポット出版の近刊『戯曲小鳥女房』

ポット出版は、スタッフのときどきの興味に応じて、あまり脈絡なく、ジャンルもさまざまに本を作ってます。そんな姿勢を「正当化」する理屈も考えてはいるんですけど、気恥ずかしくいんで隠しておきます。
で、次の本は戯曲です。
千木 [...]

『電子書籍の制作と販売』、質問に答える

『電子書籍の制作と販売――出版社はどう作り、どう売るのがいいか』というのを書いたら、
出版社の人から、質問をもらった。
その返事を書いておきます。参考になればいいな、と。
●索引や注とのリンクなどは、
 専門書の電子化に [...]

ポットの日誌、再起動

なが~く停滞してしまっていた「ポットの日誌」ですが
今日から再起動させます。
毎週水曜の午前中にやっているポット会議で日誌の停止問題が激論になって、
結論としては再起動することにしました。
●これまで同じように、スタッフ [...]

アマゾンバックオーダー終了問題について(版元ドットコムmlへのメール)

出版業界、とりわけ中小出版社のあいだでの大きな話題がアマゾンバックオーダー終了問題だ。
版元ドットコムという出版社組織の情報交換メーリングリストに、何人かからメールが投稿されたんで、
その返事として、長いメールをかいた。 [...]

8月の新刊から、書店との直取引にします

主に、書店のみなさま
ポット出版は、8月の新刊から新レーベル=ポット出版プラス(ISBN出版社記号・86642)からの発売にして、
書店との直接取引にします。
これまでポット出版として発行してきた既刊本は、取次(日販・ト [...]

『同性パートナーシップ証明、はじまりました。』をつくったときに、考えていたこと。

版元ドットコムの「版元日誌」のために書いたのですが、コチラのポットの日誌にも掲載しておきます。
今の日本社会にとって、一番大切なのは、自分の価値観・考え方と他の人の(自分のモノとは違った)それを、どうやって「共存」させる [...]

版元ドットコムのデータベースとサイトをリニューアルしました。

版元ドットコムのサイトをリニューアルしました。当然ですけど、その裏で動いているシステムも刷新。
版元ドットコムサイトの「お知らせ」に掲載したものですけど、こっちにも書いておきますね。
版元ドットコムサイトの「お知らせ」は [...]

出版業界紙『新文化』の「出版業界関連本」のおすすめ記事の元原稿

先週、『新文化』からたのまれて「わたしが奨めるこの一冊」を書いた。
「多めの300〜400字で書いて」と言われたので、650字書いた。200字ほどに削られていたんで、元の原稿を公開しておきます。今日届いた『新文化』にのっ [...]

新しく発行した本の情報がネットに反映される調査をしてみた。

群像の時代書誌情報反映調査のPDFはコチラから
本は存在を知ってもらわなければ、そもそも売れない。
たぶん、一番大きな「陳列」は書店。そのなかでも入り口近いところに平積みされと、とかされるのがいい。
広告ってこともある。 [...]

アマゾンの安売り=再販制の危機、栗田という取次の民事再生 出版流通のほころびのなかで考える今後の方向

●再販制はこんなふうに説明されている
再販制というのは、日本書籍出版協会(書協)のサイト(http://www。jbpa。or。jp/resale/#q1)によれば、
出版社(メーカー)が個々の出版物の小売価格(定価) [...]

プラス電書フェア、ジュンク堂池袋本店・ヨドバシカメラ・hontoで始まりました。

本を買うと、電子書籍が無料でダウンロードできる「プラス電書フェア」が、7月23日(木)から8月23日(日)の予定で、ジュンク堂池袋本店の1階フェア会場で始まりました。
同時に、ネット書店で紙の本を買うと、その電子書店で [...]

スタジオポットは4月30日(木)5月1日(金)休業します

スタジオポットは4月30日(木)5月1日(金)休業します。
2015年のゴールデンウィーク期間中の営業は以下のとおりとなります。
04/27月 営業
04/28火 営業
04/29祝 休業
04/30木 休業
05/01 [...]

【ポット出版のお知らせ】書籍を買うと電子書籍が無料でついて来る=プラス電書の中間報告

昨年11月に発行した書籍2冊で「書籍を買うと電子書籍が無料でついてくる」プラス電書、というサービスをおこないました。
・ポット出版ニュース「プラス電書 – 紙の書籍を購入すると、電子書籍がついてきます」
・ [...]

中公新書の『ベーシック・インカム』を読んで、ますますBIに惹かれた

中公新書の『ベーシック・インカム』を読んだ。
前からベーシック・インカムには惹かれていたんだけど、ずいぶん頭が整理できた気がする。
ベーシック・インカムの目的は、所得の再配分で、経済的な格差を一定程度減らそうってことな [...]

【ポット出版のお知らせ】『神宮前二丁目新聞』を地元(約2,500世帯)で発行

ポット出版(株式会社スタジオ・ポット)は2015年3月に地元の渋谷区神宮前二
丁目で、フリーペーパー『神宮前二丁目新聞』を発行しました。

●体裁
・発行日 2015年3月15日
・発行部数 6,000 オフセット印刷・ [...]