年金のウソ 隠される積立金147兆円

発行:ポット出版
保坂 展人 著
定価:1,200円 + 税
ISBN978-4-939015-66-3(4-939015-66-1) C0031
四六判 / 112ページ /並製
[2004年06月刊行]
印刷・製本●シナノ印刷
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内容紹介

年金積立金147兆の半分は不良債権化している。
グリーンピアをはじめ年金積立金の使途を追及してきた著者が暴く年金のウソ。

「年金積立金問題はパンドラの箱だと、私は言いつづけています。なぜならば、この問題に手をつけたならば、日本の国家的財政破綻が浮き彫りになるからです。年金積立金だけでなく、郵便貯金も採算の取れない利権のための事業・法人に注ぎ込まれ、消失してしまっている。そういう実態が明らかになるのです。」(本書より)
年金積立金問題こそが、年金問題の本質である--かつて「国会の質問王」と呼ばれた著者が、長年追ってきた野放図な年金運営の実態をレポート。緊急提言「年金改革のために急ぐべきポイント八項目」を併せて掲載。

目次

隠されている年金資金の流失

年金ハウトゥー本が役に立たないワケ
年金破綻の原因は少子化ではない
年金積立金は一四七兆円ある?
四六兆円の巨額、食い違い
厚生労働白書に堂々二通りの数字が!?
代行制度って何?
積立金で金貸し
積立金でグリーンピアが建った
ファミリー企業に積立金が吸いとられる!
株投資で積立金をスッた
年金積立金の六〇%が消えている
特集法人の金
ODA疑惑と外務省利権
積立金流失が隠される最大の理由

年金積立金を国民の手に取り戻せ
年金改革のために急ぐべきポイント八項目[緊急提言]

著者プロフィール

保坂 展人(ホサカ ノブト)

1955年宮城県仙台市生まれ。
千代田区麹町中学校時の内申書をめぐり16年間、
内申書裁判を闘う。
1980年代に子どもの現場を歩き伝えるジャーナリスト
となり、学校問題ルポを次々に発表。
流行語となった「元気印」は保坂のレポートから生まれた。
1996年に衆議院議員初当選後二期。
ジャーナリストの経験を生かした徹底的な調査活動をもとに
7年で312回の国会質問をおこない、
朝日新聞で「国会の質問王」と評される。
2003年、総選挙で破れるも教育・年金問題で
ジャーナリストとして活動中。
●主な著書
○1994年『いじめの光景』(集英社文庫)
○1995年『ちょっと待って!早期教育』(学陽書房)
○1998年『ザ・質問I』(保坂展人と元気印の会)
○1999年『学校を救え!』(ジャパンタイムズ)
○2003年『次世代政治家活用法』(リヨン社)
○2003年『ザ・質問II』(保坂展人と元気印の会)
     
保坂展人事務所
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