投稿者「ポット出版」のアーカイブ

田亀源五郎新作短編集『エンドレス・ゲーム』サイン本予約開始のお知らせ

2014年6月17日(火)発売予定の『エンドレス・ゲーム』(著:田亀源五郎)のサイン本キャンペーンを行ないます。

エンドレス・ゲーム

収録作品

・エンドレス・ゲーム
・転落の契約

内容紹介

ゲイ・コミックの巨匠にして、世界的なゲイ・エロティック・アーティストである田亀源五郎短編集第五弾。
理想の男性・ケンジに導かれ、自らの快楽を追及していく青年・アキラの物語「エンドレス・ゲーム」。
ホモのサディストに愛人として調教される元プロレスラー・玄龍二郎を描いた「転落の契約」。
中編二作品を収録。

雑誌『バディ』連載をいずれも加筆修正して単行本化。
書き下ろしの「あとがき」も収録しました。

著●田亀源五郎
希望小売価格●2,400円+税
ISBN978-4-7808-0207-8 C0979
A5判 / 256ページ /並製・函入
[2014年6月17日刊行予定]

ポット出版に直接ご予約いただいた方、先着50名様に著者直筆サイン入りの『エンドレス・ゲーム』をお送りします。
定員に達したため、サイン本のお申込み終了いたしました。たくさんのお申込みありがとうございます。
通常のご予約は引き続き承ります。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

『おにぎりレシピ101』山梨日日新聞で紹介!

5月9日の「山梨日日新聞」文化・暮らし面で
『おにぎりレシピ101』が紹介されました。

見出しは「英訳付き おにぎりレシピ 山田玲子さん出版、海外に発信」。
いままさに旬のアスパラを使った
麦茶ごはんとアスパラ・枝豆のおにぎりの写真と一緒に、本が紹介されました。

日本を飛び出してニューヨーク、サンフランシスコ、シアトル、パリ、シンガポールでも発売されている
『おにぎりレシピ101』。
海外にいるご友人にもどうぞご紹介ください。

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「山梨日日新聞」2014年5月9日 文化・暮らし面

YBS山梨放送ラジオに「おにぎりレシピ」の山田玲子さん出演!

明日、4月23日(水)午後4時から、「おにぎりレシピ101」の著者山田玲子さんが出演します。
番組名は「キックス」。

コーナーのテーマは「やまなし」を「のむ」。
みんなでわいわい飲む、そんな時にちょっとご飯系も食べたい…
そこで登場するおにぎり!
山田玲子さんおすすめのおにぎりが紹介されるようです。

山梨近辺の方、よかったらぜひ聞いてみてください。

南伸坊さんが「サンデー毎日」で「おにぎりレシピ101」を紹介

本日発売の「サンデー毎日」4.27号、「南伸坊の読書の部屋」に
『おにぎりレシピ101』が紹介されました。
タイトルは「たのしい、おいしい、おにぎり本と巻き寿司本」。
「かわいくてキレイでたのしそうにできていて、デザインもすばらしい…」
と書いていただき、うれしいです!

また、4.13(日)の毎日新聞書評欄「今週の本棚」でも
おにぎりの写真とともに本が紹介されました。

4月27日(日)には、産經新聞のフード欄でも紹介予定です。
全国の書店、インターネット書店でご注文を受け付けています。

おにぎりレシピ101、FOOD PORT.で紹介!

ポット出版4月の新刊『おにぎりレシピ101』が
フード専門WEBマガジンフードポートFOOD PORT.で紹介されました。
ありがとうございます。

文中で

…世界中に日本の「ONIGIRI」という言葉が広まるきっかけになる一冊だ。

と紹介されています。
世界の各地でご当地ならではの具材を使ったONIGIRIが生まれたら面白い〜!

おにぎりレシピ101

101人いれば、101通りの好みのおにぎりがあります。
マイおにぎりを作ってもらうためのヒントになればと、クッキングアドバイザー・山田玲子が101種類のおにぎりレシピを考えました。全文英訳付き。
日本のソウルフード、easy、simple、healthyなおにぎりは海外でも人気です。
外国の方へのプレゼントなど、小さな外交がこの本から始まります。  

Onigiri—a healthy fast food—is the soul food of the Japanese. Although it may not be as widely recognized as sushi, onigiri is synonymous with the phrase “taste of home,” and is a staple of Japanese comfort food. Its simplicity—just combining rice and toppings—offers endless possibilities without borders. The portable onigiri can be served in all kinds of situations. It’s perfect for bento lunch, as a light snack, or even as party food.
Reiko Yamada’s 101 simple and easy riceball (onigiri) recipes include mixed, grilled, sushi-style onigiri and more! This cookbook is a perfect introduction to the art of onigiri-making, filled with unique recipes that are bound to inspire your Japanese culinary creativity. Pick up a copy, and you’ll become an onigiri expert in no time!

【電子書籍版】じょうずなピラニアのつかまえ方

EPUBリーダでの日本語表示確認のためのEPUBファイルです。

このバージョンでは、表示できる文字をチェックするためのページが含まれています。文字コードセットを、JIS X 0213とAdobe Japan1-6のそれぞれで列挙し、表示の確認ができるようになっています。
また、縦書時の記号類の回転状況をチェックできるページもあります。

Version 1.3.1p 2014/04/04 (ポット出版バージョン) by wakufactory (http://wakufactory.jp/densho/)
このEPUBファイルは でんでんコンバータ (http://conv.denshochan.com/)で作成し、EPUB-V (http://wakufactory.jp/densho/tools/epubv/) で編集修正しました。
このファイルは、クリエイティブ・コモンズ 表示 – 継承 3.0 非移植 ライセンスの下に提供されています。

第34回■虎の尾を踏む女Ⅱ 逃走

思いもかけない邂逅から数ヶ月。とうに年は越し、94年になっていた。そんなある日、新聞の週刊誌の広告を見ていたら、“知り合い”が出ていた。
思わず、目を疑った。まさか、そんなことがあるはずがない……。
その広告は、数ヶ月前に会った有名野球選手とホステスとのスキャンダルを知らせていた。急いで駅まで行き、週刊誌を買い求める。「醜聞」の文字が躍っていた。その選手はホステスを妊娠させ、堕胎させようとしたという。彼は結婚していたから、“愛人不倫スキャンダル”だ。そしてそのホステスこそ、高橋真梨子の歌を得意とする、かの“スチュワーデス”だったのだ。

記事を読むと、そのホステスは、そのことを口外しない代わりに金銭を要求したという。口止め料だ。
ホステス自身の行状も暴かれていた。過去には誰もが知る人気コメディアンとスキャンダルになったこともある。テレビ局のプロデューサーや代理店の重役、タレント、スポーツ選手と知りあいという、その女の華麗な交友録は嘘ではなかった。しかし当然というべきか、日本の航空会社の国際線のスチュワーデスではなく、六本木のクラブに勤めるホステスだった。

女の正体が露見したわけだ。私があのとき呼び出されたのは、その野球選手と彼女が面識をあるという事実を第三者に見せることで交際を既成事実化しようとする、“証人”の役目だったのだろうか。

週刊誌の記事が出てから他の雑誌も後を追い、テレビのワイドショーなども頻繁に取り上げるようになった。報道される度に、その女の素性がどんどん暴露され、過去にも強請り(ゆすり)紛いのことをしているらしい。“テレクラ美人局”の大仕掛けバージョンである。まるで、『スパイ大作戦』(勿論、トム・クルーズ主演ではなく、“おはよう、フェルプスくん”でおなじみのテレビドラマ版である)のようなもの。彼らの筋書に、私はまんまと嵌ったというところか。

女からの電話

その女はマスコミの執拗な追求から逃れるため、家を出て、全国を逃避行の旅に出ているらしい。そんな模様も連日、報道されていた。
それだけなら私の出番はなく、テレクラで遭遇した一びっくりエピソードで終わるところだが、なんとその逃走先から連日の如く、私へ電話が来ていたのだ。以前、マスコミにも多少コネクションがあるような嘘をついていたので、状況を説明し、一人でも理解者を増やして、反論の記事でも書いて欲しかったのだろうか。自分は金銭など要求してないし、いかにその野球選手が彼女に対して不誠実なことをしたのかを滔々と語る。

週刊誌やワイドショーがさんざん取り上げている女とこうして普通に会話していることが奇妙だった。そして一方で、何か、とんでもないネタを拾った“トップ屋”(スキャンダラスなニュースを掘り出し、記事にして雑誌社に売り込むことを仕事にしているジャーナリスト)になった気分でもあった。

その女との会話は念のため、マイクロレコーダーに録音しておいた。週刊誌にでも持ち込めば金になるのではないか、そんなことも漠然と考えていたように思う。

その女は、先日同席した菓子メーカーの御曹司にして妾の子だという男と行動をともにしているらしい。そして、嘘か本当かわからないが、全国を転々としているようだ。昨日、名古屋にいたかと思うと、今日は福岡という具合。『砂の器』ではないが、安住の地を求め、二人して全国行脚しているかのようだ。

二人の逃避行は延々と続き、週刊誌の後追い記事も増えていく。人の噂は七十五日というが、思いのほか、世間の興味関心は長引いた。相変わらず、その女からは連絡が来る。ある日、活動資金(逃走資金!?)を振り込んでくれと言われた。全国を転々としているから持ち合わせの金も底をつき、苦しくなってきたというのだ。東京に戻ったら、必ず返すから貸してほしい――。半年ほど前にどこかで、聞いたような“寸借詐欺”の手口だ。戻ってこないことはわかっていたが、確か、5万円ほどをその女の口座に振り込んだ。

助けたいなんていう気持ちはなかった。むしろ、リアルタイムでニュースが飛び込んでくる、そんな状況を維持したかったのかもしれない。特ダネを掴んだら離さないトップ屋のように、騒動の核心に触れていたいという思いがあったのだろう。

振り込んだ後も何度か、無心の電話はあったが、さすがに一度だけにさせていただいた。そうこうしているうちに、有名野球選手の愛人不倫スキャンダルの話題も少なくなってきた。騒動もそろそろ終息するかに見えた。

ところが、その騒動は意外な結末を迎えた。スキャンダル自体が自称「愛人」が金銭目当てにでっち上げた作り話と判明、さらには「野球選手」が恐喝され、数百万円を脅し取られる被害を受けていた事が明らかとなり、警察の強制捜査に発展し、最終的に、この女は恐喝容疑で逮捕されてしまったのだ。

ことは、単なるスキャンダルや騒動ではなく、“事件”に発展した。もし、時期がずれて、強制捜査、逮捕劇の最中に金を振り込んでいたら、“犯人”に逃走資金を与え、犯人隠避、逃走幇助をした“共犯”にされていたかもしれない。まさにぎりぎりセーフである。

まさか自分自身が“事件”の渦中に巻き込まれるとは思っていなかったが、テレクラの暗部を体感したような経験だった。その後、女がどうなったか知らないが、その野球選手だけは監督やコーチを歴任し、いまも野球界にその存在感を示している。時々、テレビのスポーツ・ニュースなどで見かけることもある。それを見る度、あの“真夏の夜の夢”を思い出さずにはいられない。

“虎の尾を踏む女”の尾を踏む男が私だった。テレクラの底なし沼のような奥深さと、犯罪ぎりぎりという怖さを思い知ったが、勿論、それで懲りないのが私だ。まだ、私のテレクラボーイとしての冒険は続く――。

なぜアメリカでは議会が国を仕切るのか?

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