投稿者「那須 ゆかり」のアーカイブ

ポット出版目録2010デキマシタ

2010年の出版目録できました。
今年は鉄とすずちゃんの写真も1枚のってます。かわいいよー。
本の写真は那須カメラマン。へへヘ、ワタクシです。
ここのところメキメキと写真の腕をあげている(自画自賛)。
目録が届いた直後の高橋との会話
「那須さん、写真サイコーっすよ」
「え、マジ!?」
「いやーいいっすよー」
「ヒヒヒ、ほんと!?」
「これで、食いっぱぐれても物撮りカメラマンとしてやってけますよ。やりましたね。
でも、物撮りカメラマンなんていまの時代、食えないですけどね」
(一部ねつ造あり)

ほんとは高橋にほめられたのは「すごい!ちゃんとピンがきてますよ」でした。
そんな褒められ方をするレベルです、まだ。

目録ご希望の方はぜひお申込を。
無料でお送りします。

飛んでイスタンブールの想い出

先頃ポットで出した庄野真代さんの本発売記念イベント
そろそろ近づいてきた。
今週の木曜日(6/10木)ジュンク堂新宿店で。まだ残席があるのでぜひみなさんどうぞ。
先日はじめてなまの庄野真代さんに会った。
顔が小さい。スタイルがいい。背筋もぴーんとしてる。やっぱ芸能人だ〜、かっこいい!
庄野真代といえば、「飛んでイスタンブール」。大学時代に流行ってたなー。
当時は八神純子とか、大橋純子とか、歌唱力のある女性シンガーソングライターが続々と出ていた頃。
大学で下手な女の子バンドをやってたんだけど、ボーカルの子がそういう歌が大好きで、
時々バンド練習でコピーしてたようなしてなかったような……。
というわけで、ポットでも最近は庄野さんの曲が流れているんだけど、それを聴くと
大学時代の想い出がよみがえる。昔読んだ本を読んでも、あんまり時代の思い出がよみがえらないけど
音楽は間違いなく、フラッシュバックがおこるんだなー。
ちなみにバンド名は「花ひらめ」でした。

雨宮まみさんの「セックスをこじらせて」第6回がアップされました。
雨宮さん自身の「女をこじらせた」テーマもいよいよ佳境です。

◎おまけ

骨折しました。
薬指と小指がきれいにぽきんと。
原因はどうやらケンカらしい。
添え木をあてられ身動きできず、ふてくされております。

我が家の猫の左前足画像でした。

黒いランドセル

寒い。冷える。
しかし、足の上にが寝ているので、重いけど、暖かい。

昨日は『劇画家畜人ヤプー 復刻版』(石ノ森章太郎)刊行記念イベント、丸尾末広さんと吉田アミさんのトークショーがヴィレッジヴァンガード下北沢店で行われました。
近々レポートをアップすると思います(高橋が)。
丸尾さん、渋い魅力ある方でした。
あいのくの冷たい雨の中、たくさんの方に来てもらって、ありがとうございました。
また、ヴィレッジヴァンガードの方々にも、会場設営などでお世話になりました。
お客さんは地べた座りでちょっと冷たそうで申し訳なかったのですが、でもそれが逆に整然としてなくて、
手作りふうな雑多な雰囲気で、とてもいい会場でした。
また、機会があったらやりたいです。

雨宮まみさんの連載ブログ「セックスをこじらせて」
今週第4回目の更新がなされました。
第3回目の「黒いランドセルをしょって高校に通っていた」逸話がなぜかツボにはまった。
以来、雨宮さんがランドセルしょっている姿がことあるごとに頭に浮かび…。やるなー。

小池清治著「漢字の本」いよいよ入稿

今年、常用漢字表が改定されることになっている(予定では10月内閣告示)。
で、その改定常用漢字に今度、新しく追加される文字に「那」と「須」が入るらしい。
えー! いままで自分の名字が常用漢字じゃなかったとは、知らなんだですよ。
常用漢字は日常に使う漢字として制限されたものだけど、日常使う漢字にはいれてもらえてなかったとは。
そんな話を、4月に刊行する日本語史研究者の小池清治さんの「漢字の本」ではじめて知りました。
常用漢字には、「プリンシプル」がない、と小池さんは言います。
本では、常用漢字はどういう歴史的背景で生まれたものなのか、
日本語と漢字が出会って、中国で生まれた漢字が、日本ではどのようにその使われ方が変化してきたのか、
などなど漢字の成り立ちから変質までをといていきます。
来週入稿予定で、4月の中旬には書店に並ぶ予定です。

小池さんの話で印象的だったのは、
日本の漢字というのは、ユル文字だということ。
仮名のように一つの文字にひとつの読みとキッチリしているのに比して、
漢字は、名前読みまでいれたら一つの漢字で10個も20個も読みがあって、文字と言葉との関係が常にゆるやかなユル文字である。
漢字というのは読みがいっぱいあって、文脈によっては漢字の読みも意味も変わる。
だから、私たちは、漢字を読んでいるのではなく、漢字を仲立ちにして「ことば」を読んでいるのだ、と。

それにしても、各章末に漢字の練習問題がついているのだが、
私には答えられない問題が多々アリ(汗)……。
みなさんもぜひ本を買って、チャレンジください!

「2010年代の出版を考える」イベントレポート

昨日、2月1日(月)に阿佐ヶ谷ロフトAで開催した、仲俣暁生氏、橋本大也氏、高島利行氏、沢辺均による
「2010年代の出版を考える」イベントの模様をまとめました。
会場は、100人を超える人に来ていただき、満員でした。ありがとうございます。

IMG_7499.JPG*会場はぎっしり。

IMG_7545.JPG

当日は、Ustream(前半部分のみ見ることができます)とニコニコ動画(終了しました)の生中継も行なわれ、津田大介さんと株式会社28号の畠中さんにはtsudaっていただき、盛り上げていただきました。ありがとうございました!
集計は以下のとおりです。すごい数のアクセスに驚きました。
入場者数 140人
Ustream視聴者 1150人

ニコニコ動画来場者数 1149人 コメント数 2984人

IMG_7457.JPG*tsudaる津田さん

イベント中のつぶやきの模様は以下のサイトをご覧ください。
津田大介さんにtsudaっていただいたつぶやきは昨夜さっそくkamihiiiiさんがtogetterに
アップしてくださいました。ありがとうございます。
株式会社28号の畠中さんは第1部が終わった後emonileが死んでしまった様子で、
前半(第1部)のみのまとめをつくらせていただきました。

#pub2010
津田氏がtudaる!!「2010年代の出版を考える」まとめ(後半戦)
津田氏がtudaる!!「2010年代の出版を考える」まとめ(前半戦)
株式会社28号さん「2010年代の出版を考える」まとめ

IMG_7442.JPG*仲俣暁生さん(フリー編集者、「マガジン航」編集人)

会場に来られていた方は、仲俣さんが挙手で聞いてみたところ(目視ですが)
出版社が約半数
インターネット関係が20人前後
取次・書店関係が10人弱
学生 数人
図書館関係者 2人
その他
という構成でした。

IMG_7570.JPG*橋本大也さん(ブロガー・「情報考学」

さっそく本日のブログでも掲載されていました。
Traveling LIBRARIAN −旅する図書館屋

2010年代の出版を考えるヨッパライ

タイトルがいいですねえ「ヨッパライ」!

IMG_7429.JPG*高島利行さん(出版営業・語研版元ドットコム

第1部が7時30分から9時。
第2部が9時15分から10時30分。

IMG_7451.JPG*沢辺均ポット出版版元ドットコム

みんなよくしゃべられておりました。

耳にした感想では、
「面白かったけど、第2部は飲みやの会話だった」とか
「次回は、もっとテーマを絞り込んで突っ込んだ話を」
「日販の総量規制の話を聞きたかった」
「会場に行かなくてもUstreamやニコニコ動画で見れたのはすごいよかった」

会場ではiPhoneを使ってUstreamで中継されていた方もいました。
iPhone所持率も高くて、「この会場に集っている人は特殊だなあ」という声もあがったほど。
また、今日も#pub2010をつけたつぶやきが続いているようです。

みなさまありがとうございました。

ポットの12〜2月はイベント目白押し

昨日は「欲望問題」の著者伏見憲明さんがやっているエフメゾで開かれた
「ふたりで生きる技術」の著者大塚隆史さんのイベントに行ってきました。
会は盛況。みなさまありがとうございました。
ポットは1月2月とイベントが目白押しです。近々イベント一覧をサイトで掲載しますので、
興味があれば、どうぞご参加ください。

イベントと言えば、先週、横浜の石堂書店さんと共同で行なった書店落語会は楽しかったー。
「落語を観るならこのDVD」の刊行イベントで、柳家喬の字さんに来ていただきました。
20坪強の書店の中で、平台をはずして、そこにちょっと高めの台を設置して、
さん登場! はじめは漢字クイズの出し物。2回目は小噺の「寿限無」。
商店街を行き交うお客さんが足を止めて、書店の中をのぞきこんで聴いてくれたり、
子連れのお父さんが「寿限無だ寿限無だ」といって中に入ってくれたり。
石堂さんが道路に面した書店の窓を全部はずしてくれたおかげで、喬の字さんの声が
外にも聞こえて、大正解!
書店にたくさん人が集って、にぎわって、楽しい会でした。
別棟で行なった「落語寄席」も20名強の満員。
著者の瀧口雅仁さんにも盛り上げてもらいました。しかもご夫人を誘って一緒に来ていただいて!
みなさまありがとうございました。
詳しい報告はちかぢか担当の尹からアップされると思うので、ご期待ください。

そろそろ今年も終わりです。
(ちょっと早いけど)今年一年ありがとうございました。来年もどうぞよろしく。


東京朝鮮高校ラグビー部、負けた〜

東京朝鮮高校ラグビー部、残念!
東京大会決勝で、國學院久我山に負けました。ああ残念。
東京朝鮮高校ラグビー部員たちの歴史を綴った『青き闘球部』の著者、李スンイルさんによると
最初のタックルが決まらず、才能ある久我山選手に走り回られた、とのこと。
でも、大阪朝鮮高校も去年の高校ラグビー日本一の啓光という強豪に勝って出場を決めたのだから、
東京だってあきらめるわけにはいかない、と。
そうだそうだ。

昨日は『ず・ぼん』15号の発刊打上げでした。
出前とってビールで乾杯!
さっそく16号の新企画の提案も出て、盛り上がりました。

出版部は、今週から来週にかけて入稿ラッシュで、

小浜逸郎さん著『子供問題』、岩松了さんの書き下ろし戯曲『マレーヒルの幻影』
松沢呉一さんの『クズが世界を豊かにする』……。

『子供問題』は、さっき高橋が白焼きを戻して完了。書店には、12月10日(木)あたりから
並びはじめます。
『マレーヒルの幻影』は、12月5日(土)〜12月27日(日)の日程で、本多劇場にて公演が行われます。
出演はARATA、麻生久美子ほか。会場では、脚本も販売します。
舞台を観たあと、活字であらためて戯曲を読むのも、楽しみが倍増するはず!?
岩松さんの本をポットから出すまでは、戯曲というものにほとんど興味がなかったけれども、
読んでみると、戯曲は意外に面白い。セリフだけで物語を読み解いていく面白さ、というか、行間を自分で
うめていく面白さというか。

そんなこんなでバタバタしている出版部だが、
今日の会議で出版部が稼ぐ時給単価を見て、死んだ。
笑うしかない悲しい数字で。
まずは現状把握と改善の道をさぐらねばだ。
次の出版部ミーティングは燃えるぞ。
とはいえ、今日の気分は落ち込みぎみ。なんぼなんでもあの数字はないでしょ。
高橋も今日はめげている。

東京朝鮮高校ラグビー部、がんばれ!

ポット出版で2007年に刊行した『青き闘球部』の著者、李スンイルさんから
東京朝鮮高校ラグビー部が、東京都予選で、なんと決勝まで進んだとのメールをもらいました。
決勝戦は、15日秩父宮ラグビー場にて、相手は強敵、國學院久我山です。
國學院久我山といえば、全国一に何度もなっている強豪。
これに勝てば、夢の花園。
ああ、勝ってほしいなあ。

大阪朝鮮高校は、早くも花園出場を決めた模様。
花園は2年ぶり、4回目。
東京朝鮮高校は、いまだ花園出場ならず、過去には一歩手前で涙をのんだこともある。
ああ、ほんとに勝ってほしいなあ。

『青き闘球部』は、朝鮮高校ラグビー部のドキュメンタリー。
設立から花園一歩手前の強豪チームになるまでの部員たちの青春群像を描いています。
15日勝っても負けても、この機会にぜひとも『青き闘球部』ご一読を!

ず・ぼん15号発行と犬がガンになった話

いよいよ『ず・ぼん15号』を11月に発行します。
年内に出せてよかった。
先頃オープンした米澤嘉博記念図書館の森川嘉一郎氏インタビュー、
インターネットを使ったサービスで話題になっている千葉県の横芝光町立図書館インタビュー
オープンタイプの図書館管理システムをつくったProject Next-Lメンバーの座談会……
なかなか面白い内容になったです。
近々、サイトにも新刊情報を載せますので、クリックしてみてください。

以下、雑談。

飼っている犬が乳がんになった。調べてもらったら、もうリンパにも転移していて、
おそらく全身にまわっているだろうとのこと。
抗がん剤治療ではなく、ホルモン治療をすることにした。
毎日2回薬を飲ませる。薬一粒500円…。
人間の乳がん治療では行われるものらしく、しかし犬に効くかどうかは全く未知数。
でも何もしないよりはいいかもしれないので、踏み切った。
半年は元気でいてくれるかなあ、1年くらいかなあ。
ガン宣告を受けたときは、意外にもガーン!とした。
ふだんからいつかは死ぬんだから、とわりと平気のような気がしていたんだけれども
いざ病院で言われると、言葉を失った。人間と変わらない。
「留守ばっかりのわが家に来て、なっちゃん(←犬の名前)、幸せだったのかなあ」なんて
考えたりして。
もう一匹の犬は弱虫のベタ甘え男で、なっちゃんが大好きなもんだから、
こいつが一人で残されたら淋しくて死んじゃうんじゃないかと思うと、
残される犬のために、またもう一匹飼わねばと思ったり。

ところでなっちゃん、今のところ、元気はつらつオロナミンC。

歴史を知ること

今日ポットに来てかばんをあけたら、家の電話の子機が入っていた。
何したいの、あたし!?

民主党新政権がスタートした。
タイミングよく、80年代からの政治史(政党史かな?)の原稿を読んでいたので、ここに(民主党政権樹立)たどりつくまでにそんな伏流があったのか、こんな人がいたのかと非常に面白かった。歴史を知るということは、いまを知るということでもある。

ポットで先日発行した「低炭素革命と地球の未来」で橋爪大三郎さんがこんな話をしている。

「歴史とは、いまがつくられるために、これまで人が何をしてきたかという記録です。それは多くの躓きや不合理、失敗、犠牲、そういうものの積み重ねで、実に不条理です。過去の人が割を食ったお陰でいまがあるんです。
ということを知るということは、簡単に言うと、自分がここにいるために誰がどういうコストを払ったかということなので、自分を謙虚にさせる意味があると思うんですよ。自分が歴史に属しているという感覚が生まれるならば、将来に対する責任というものを感じることができるので、歴史を踏まえた個人主義というものが、私は本当の個人主義じゃないかなと思うんです」

伝記や過ぎさった時代のルポルタージュを読んでて面白いのは、意識のどこかで、歴史と繋がっている自分や今を感じているのからかもしれない。
「エロスの原風景」「ゲイ・エロティックアート」「中井正一伝説」も時代の記録。そして時代の記録だけじゃなくて、今につながっている視点があるからこそ、面白いんだと思う。

政治史の本は年内にポットで出す予定です。お楽しみに。