投稿者「松沢 呉一」のアーカイブ

松沢 呉一 について

1958年生。ライター。

昨日の反省

前回の日誌に対して、那須さんが口頭で“赤ペン”を入れてくれました。訂正箇所と教えて貰ったことを以下に書きます。

>ゆうに30分という時間を費やされていました。(9〜10行目)
>熱く議論されていました。(22行目)
>デザイン部の方が、日々頑張っておられます。(24行目)

まず、日誌を書く自分の立場を考えること。
あくまで、内部の人間が内部の出来事を語るのだから、過剰な敬語は不要。「会
議は30分でした」程度の表現で十分。社外から電話を受けたとき、社内の人間
に対して敬称を付けたり、敬語を用いたりしないのと同じ。

>大村紙業さまへの発注票打ち込み(4行目)

大村さんは確かに外部の企業。但し、ここでは業務内容のタイトルとして用いて
いるだけなので「さま」は不要。
加えて、例えば大村紙業の社員さんと話すときも「大村紙業さま」とはいわない。
普段からお付き合いが長いこともあり、過剰に持ち上げると慇懃無礼になってし
まう。

後者に関連して、ポットでは外部に業務を委託するとき「発注する」とは言わず、「お願いする・依頼する」と言い換えるルールがある。「発注する」は、“上の企業”が“下の企業”に仕事を流してやる、というニュアンスのため。対等に仕事をする相手に対して、そういう言葉は使いたくないと考えている。

自分の言葉遣いがぐちゃぐちゃだなぁ…ということ、そして、信頼関係は言葉でも築かれるのだな、ということを感じました。今日の日誌にも、たくさん“赤ペン”の箇所があると思います。気付いたら、ご指摘お願いします。

今日で、ポットに来て最初の一週間が終わります。私にとっては、大変でしたが楽しい一週間でした。次週は火曜から金曜までの出社です。まだまだたくさん迷惑をかけてしまいますが、来週からもまた、よろしくお願いします。

デザイン会議と文芸誌

《今日行ったこと》

・出版部会議見学

・エアメール配達

・大村紙業さまへの発注票打ち込み

・EuropianaとGallicaのコンテンツ数調査

昨日(13日)の話になりますが、編集部の那須さん高橋さん、そしてデザイン部の
和田さんの会議を見学させて頂きました。
会議内容は、原稿を前に文字フォントや段組を改良していくこと。ゆうに30分
という時間を費やされていました。

そこでひとつ、思い出したことがあります。ちょうど一年前、文芸誌に凝った時
期がありました。文芸誌とは、各大手出版社から月毎に刊行され、ここに連載さ
れた小説の大半はやがて単行本化に至るという、漫画でいえば『週刊少年ジャン
プ』などの位置にあたるものです。ただし『ジャンプ』とは違い、全てのページ
を文字がびっしりと埋め尽くしています。

しかし不思議なことに、同じ「文字がびっしり」でも、「読みやすい文芸誌」と
「読みにくい文芸誌」とがあるのです。文章自体が読みづらいわけではない。文
字が極端に小さいわけでもない。にも関わらず、この差はどこから生まれるの
か。答えが見出せないままに私の文芸誌ブームは終わりを告げたのですが、昨日
のデザイン会議で、その答えが少しわかったような気がしました。

お三方は、或るフォントや段組を用いることが文の印象をどう変えるのか、読者
の視点はどう変わるのかについて、熱く議論されていました。一方私はこれま
で、デザインが本に与える影響に全く関心を向けていませんでした。出版部のデ
スクの反対側では、デザイン部の方が、日々頑張っておられます。自分が想像す
るよりもずっと多くの人と、熱意とが、一冊の本に注がれているのだなと感じた
30分間でした。

個人的に「読みにくい」と感じていた文芸誌も、きっと私には気付かない、デザ
インの工夫があったのだと思います。各出版社の「デザインのこだわり」に思い
を馳せながら、久しぶりに文芸誌を手に取ってみようかな、と思っています。

はじめまして

皆様、はじめまして。

二月十二日より、アルバイトとしてお世話になっております、松村小悠夏(さゆか)と申します。

《二日間で教えて頂いたこと・行ったこと》

・ゴミ出し

・コーヒーの入れ方

・電話対応(「はい、ポット出版/スタジオです」第一声をはっきりと。)

・注文受付票の書き方

・原稿訂正箇所の打ち込み

・新宿まで、はじめてのおつかい

・プリンター(とてもハイテク!)カートリッジの交換

・荷物の送り方、ファイルメーカーの書き込み

皆様が毎日当たり前にこなされているほんの雑務でも、私にとってはいっぱいいっぱい……といった感じです。

特に出版部の那須さん、大田さん、高橋さんに対しては常に質問攻めで、散々ご迷惑をかけているのですが、何でも親切に答えて下さるので、とても有り難く思っています。デザイン部の方も、日常の細々したことについて丁寧に教えてくださいます。

今は「お邪魔虫」でしかない私ですが、一ヶ月後には何とか「猫の手」レベルに昇進するつもりで頑張りますので、これからどうぞよろしくお願い致します。

松村