投稿者「糸日谷 智」のアーカイブ

本のイベントいろいろ

ポット出版は参加していませんでしたが、10月26日(土)27日(日)、神保町ブックフェスティバルに行ってきました。
例年通り凄い人出でした。
多分、出版社が読者に直接本を売るイベントしては日本最大のイベントではないかと思うのですが、他にもこういう出版社が直接本を売ったり、書店以外で本が販売されるイベントは東京近郊に限ってもいくつもあります。

11月1日(金)2日(土) 「TORANOMON BOOK PARADISE」(虎ノ門ヒルズ)

去年から開催されるようになったイベントですが、今年は「OUR PARKS TORANOMON FLOWER MART 2019 秋」も併設されるということで、華やかな空間になりそう。

11月2日(金)3日(日)と上記のイベントとは日程が1日重なってしまっていますが「かまくらブックフェスタ」が2年ぶりに復活。

今回が9回目。本当は昨年に8回目が行われているのですが「かまくらブックフェスタ」なのに京都開催だったので鎌倉での開催は久しぶり。

虎ノ門ヒルズは森ビルが運営するいかにもおしゃれスポットが会場なら、こちらの鎌倉の会場も江ノ電の線路脇にある古民家という、いかにも鎌倉的スポット。

11月9日(土)16日(土)「歴史書即売会 in 高円寺」

これは今回が初めての開催。会場は普通の民家を改装して酒場として営業しているコクテイルというのも、ステレオタイプ的な表現になってしまいますが高円寺的。

他にもきっと色々あるのでしょうね。
ポット出版はどれも関わっていないので、行くとしたら全部、趣味の範囲で行ってきます。

九州・福岡では、毎年恒例の「ブックオカ」が開催中。
実は2年連続で行っていたのですが、今年はちょっと行けそうもなくて残念。
しかし、出版業界関係の仕事をしている特典?で益田ミリさん描き下ろしのブックオカ2019特製文庫カバーは入手済み。

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さがしもの

ポット出版の次の新刊『ランスとロットのさがしもの』が印刷所から届けれました。

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書店で買えるようになるにはあと少しだけお待ちいただくことになりますが、今のところはランスとロットじゃなくて営業担当がこの本を置いてくれるという店をさがしています。

さがしている証拠はここに。

大英博物館デビュー

大袈裟に言えばポット出版も大英博物館の歴史に名を残したということです。

本当に大袈裟に言い過ぎですけど。

5月23日から8月26日まで、大英博物館では「マンガ展」が開催されていました。

これが「マンガ展」の図録です。

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その中のIshigami Akiさんが書かれた「Sexual Expresseion in Promted Form」(180ページ〜185ページ)という項で、田亀源五郎さんが紹介されていて、
183ページに田亀源五郎『冬の番屋』が1ページだけですがまるまる掲載されているのです。

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なぜこのページが使われたのかわかりませんが、182ページでの田亀さんの紹介の文章の中に

likes to draw men of the `bear type` (kuma-kei) with beards and and plenty of body hair

とあるからかもしれませんが、本当のことはわかりません。

それから、「大英博物館の歴史に名を残した」とか書いてしまいましたが、図録にポット出版刊行の本の中身が掲載されただけで、ポット出版(Pot Publishing)という名前が図録に載ったわけではありません。図録も献本されたもので、ロンドンまで行って買ってきたということでもないです。

イエローでホワイトで、ちょっとブルー

イギリス在住のブレイディ みかこさんが書かれた『ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー』(新潮社・2019年6月刊)という本が、刊行一ヶ月で5刷りにもなって話題になっているようです。

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優等生の「ぼく」が通い始めたのは、
人種も貧富の差もごちゃまぜのイカれた「元・底辺中学校」だった。
ただでさえ思春期ってやつなのに、毎日が事件の連続だ。
人種差別丸出しの美少年、ジェンダーに悩むサッカー小僧。
時には貧富の差でギスギスしたり、アイデンティティに悩んだり……。
何が正しいのか。正しければ何でもいいのか。
生きていくうえで本当に大切なことは何か。
世界の縮図のような日常を、思春期真っ只中の息子と
パンクな母ちゃんの著者は、ともに考え悩み乗り越えていく。
(帯より)

この本の「11 未来は君らの手の中」、具体的には162ページから167ページまで、『タンタンタンゴはパパふたり』のことが書かれています。

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一部を引用します。

 『タンタンタンゴはパパふたり』という絵本がある。英語の題名は『And Tango Makes Three』。ニューヨークのセントラルパーク動物園で恋に落ちた二羽のオスのペンギンの話で実話に基づいている。
 他のペンギンたちが子どもをつくる季節がきて、卵を産み、温めているのを見た二羽のオスのペンギンたちは、卵に似た石を拾ってきて温め始める、それを見た飼育係が、二羽はカップルなんだと気づき、放置された卵を二羽の巣に置いておく。するとカップルのペンギンは交代で卵を温め、やがてペンギンの赤ん坊が誕生して彼らはパパになり、赤ん坊はタンゴと命名される、という話である。
 この絵本は、英国では「バイブル」と言っていい。『はらぺこあおむし』『かいじゅうたちのいるところ』と同様、どこの園にも必ずある名作だ。

すごい高評価です。
この続きでは『タンタンタンゴはパパふたり』を読み聞かせした時の子どもたちの反応などが綴られています。

欲望が一杯

紀伊國屋書店新宿本店3階で『欲望会議 「超ポリコレ宣言』(KADOKAWA)刊行記念のフェアが
8月6日まで開催されています。

開催を告知する紀伊國屋書店新宿本店のツイート

上のリンク先をご覧になればわかる通り、
伏見憲明さんが「命をがけで書いた」『欲望問題』人は差別をなくすためだけに生きるのではない もこのフェアに選ばれています。

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店頭で無料配布されていた「刊行記念フェア小冊子」によると、柴田英里さんが選書されたそうです。
柴田さんは伏見さんのこの本の他には草間彌生、手塚治虫、ゲーテ、東浩紀、米沢嘉博、J・クリステヴァ他の本、それからDVD作品を選ばれています。
柴田さん曰く「本編では紹介しきれなかった、風紀と風俗、生と性と死の欲望をめぐる物語と、「正義」をめぐる様々な問題を扱う本をピックアップしました。」

※伏見さんといえば新潮新書から『新宿二丁目』が先月(2019年6月)発売となっています。

しんとのとも

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 信仰生活を豊かにするキリスト教雑誌の『信徒の友』2019年7月号(6月10日発売)で

『タンタンタンゴはパパふたり』が紹介されました。

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 「連載 LGBTから学ぶシリーズ性 その多様性にみる神の愛」。
 この号ではトランスジェンダーの当事者で、若者のLGBT支援している遠藤まめたさんを迎え、中学・高校時代に通われていたフェリス女学院の教員だった比企敦子さん(現在は日本キリスト教協議会教育部総主事)、この連載の監修者の平良愛香さんが「若者とLGBT」について聞くという記事でした。

 その中で、平良さんが「お勧めの本や映画はありますか?」という問いかけをして、比企さんから「性の多様性を語るノンフィクションの絵本です。」として紹介していただきました。
 ちなみに、遠藤さんは『りつとにじのたね』(リーブル出版)を紹介。

ついでに報告、『くまのトーマスはおんなのこ』3刷となりました。
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Calo Bookshop & Cafe

大阪・肥後橋に書店&カフェ&ギャラリーのCalo Bookshop & Cafeというお店があります。

そのお店が「好書好日」というサイトで連載されている「私を本屋に連れてって」(写真・文:平野愛)で紹介されています。
(2019.06.07)

太田明日香さん、大阪・肥後橋の「Calo Bookshop & Cafe」に連れてって

平野さんをCaloの常連でもあるライター・編集者の太田明日香さんが、最寄り駅からちょっと遠回りをしてパン屋とかに寄りながらCaloまで案内をし、店に着いたらその魅力を二人揃って満喫するというコラムです。

店主の石川さんのおすすめの本は「インドネシアの”トロピカルモダン建築”を集めた写真集『レトロネシア』」

と、ここまでポット出版となんの関係もない話を書いているのですが
この『レトロネシア』の隣に『50代女子のリノベDIY』が平積みされているのでした。
リンク先の画像からは小さくてよくわからないのですが、手書きPOPというか解説もつけて売ってもらっています。

Caloはカレーやケーキがおいしいそうです。

堺っ子

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さあ、いまから、はじめよう!
できることから、はじめよう!

ということで、堺市教育委員会発行の
2020年度 小学校入学のためのガイドブック『わくわくスタート堺っ子』で

『くまのトーマスはおんなのこ』が紹介されました。

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この冊子は、令和2年度に小学校に入学する堺市在住の5歳児の保護者に配布しているものだそうですが、
堺市のサイトではPDF版がダウンロードできるようになっています。

就学支援ノート「わくわくスタート堺っ子」~2020年度小学校入学のためのガイドブック~

TRP広報誌『BEYOND』第5号刊行!

「特定非営利活動法人 東京レインボープライド」の広報誌『BEYOND』の最新号「issue 5」が刊行されました。

今回の特集は「日本のLGBT30年史}です。

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本の紹介コーナーでは「わたしの物語はどこ? 〜「LGBT+」の絵本の世界〜」でポット出版の本が紹介されています。

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『タンタンタンゴはパパふたり』(ポット出版)
『王さまと王さま』(ポット出版)
『くまのトーマスはおんなのこ』(ポット出版プラス)

その他には
『ねないこはわたし』(文藝春秋)
『たまごちゃん、たびにでる』(イタリア会館出版部)
『りつとにじのたね』(リーブル出版)
『レッド あかくてあおいクレヨンのはなし』(子どもの未来社)
『ふたりママの家で』(サウザンブックス社)
『ぼくは、かいぶつになりたくないのに』(日本評論社)
が、紹介されています。

『BEYOND』は東京レインボープライドのサイトで無料でダウンロードできます。

『BEYOND』第5号 (PDFダウンロード:43MB)

トークイベント終了しました

11日(土)夜にジュンク堂書店池袋本店にて開催された

小浜逸郎『倫理の起源』刊行記念トークイベント 倫理はどこからやってきたのか

無事終了しました。

1ヶ月前の告知からはじまった事前予約の受付は、出だしは順調だったものが中盤で中だるみし、どうなることかと心配しつつGWの連休に入ったのですが、結局、満員となりました。

ありがとうございます。

画像は終了後の会場風景。
トーク時の模様を撮影すればよかったと、今にして思うのですが、トーク中は客席の片隅に椅子を用意してもらい、お客様と一緒に小浜さんのトークに聞き入ってしまっていました。

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