投稿者「伏見 憲明」のアーカイブ

伏見 憲明 について

作家。 1963年生まれ。 著書に『魔女の息子』(第40回文藝賞受賞/河出書房新社)、『さびしさの授業』(理論社)、『ゲイという[経験]増補版』(ポット出版)ほか多数。 編集長として『クィア・ジャパン vol.1〜5』(勁草書房)、『クィア・ジャパン・リターンズ』(ポット出版)を刊行。 詳細なプロフィールへ→

6/15(水) 三周年&二十周年パーティ!

fdfb942c3d7ca521cc4d8485c2ec090733d865e707.jpgエフメゾをはじめて早三年。そして『プライベート・ゲイ・ライフ』(1991)で文筆デビューしてついに二十年! あっという間に時間は経ってしまいますね。

その間、いろんな方々との出会いがあり、なんとか今日まで(エフメゾも含めて)表現活動を続けてくることができました。ご助力いただいた皆様、読者の皆様に心より感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

周年パーティはすでに毎年の行事になっておりますが、今年は物書き業の二十周年も兼ねて、ささやかながらパーティを催そうと予定しております。

人生ではぐれてしまった仕事仲間の方々、エフメゾに来る機会を失している皆様とも、これを機に再会したく存じます。

セクシー?スタッフもそろえ、皆様のお越しをお待ち申し上げております。

パーティ後の深夜には、ゲストに医師で著述家でもある熊谷晋一郎さんを迎えてのトークイベントも企画しております。といっても、今回はずうずうしくも、いつもインタビュワー役が多い伏見を、熊谷さんにインタビューしていただくという形での対話をお願いしております。ツイキャス、ユーストでの生中継も予定しています。詳細は当日までに伏見のツイッター、伏見サイトで告知いたします。@fushiminoriaki

日時:6月15日(水) 19:00−23:30(以降も店は通常営業しています)
パーティ料金:free drink&food/3000円(23:30以降は通常料金)

4260010042.jpg■熊谷晋一郎さんプロフィール 1977年生まれ。新生児仮死の後遺症で、脳性マヒに。以後車いす生活となる。 小中高と普通学校で統合教育を経験。 大学在学中は地域での一人暮らしを経験。また全国障害学生支援センターのスタッフとして、他の障害をもった学生たちとともに、高等教育支援活動をする。 東京大学医学部卒業後、千葉西病院小児科、埼玉医科大学小児心臓科での勤務、東京大学大学院医学系研究科博士課程での研究生活を経て、現在、他の障害をもつ仲間との当事者研究をもくろんでる。

著書に『発達障害者当事者研究——ゆっくりていねいにつながりたい』綾屋紗月との共著)、『リハビリの夜』。

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■6/8(水)のエフメゾは通常営業です!

ただし、19時前後から伏見×若い学生さんたちとのトークイベントを店の片隅で行っております。その様子もツイキャス、ユーストで生中継する予定です。学生さんは、大阪府立大学・人間社会学研究科の岡村優生さんと、慶応義塾大学文学の中村香住さんです。こちらもインタビュー役をお願いしているのですが、どんな対話になるのか楽しみです!

5/25のエフメゾはカレー祭り!

雑誌「サイゾー」に二丁目グルメとしてエフメゾのカレーが取り上げられた記念に、5/25(水)は「カレー祭り」と銘打ち、エフメゾ名物「男ができるカレー」を太っ腹にも無料提供します! 

ただし先着順で、なくなり次第終了(バータイムから)。

学生さんはノーチャージのキャンペーン中にて、2ドリンク+カレー付きで二千円でエフメゾが満喫できるぞ!

*6/15(水)はエフメゾ3周年と、伏見憲明デビュー20周年を記念したパーティを催します。深夜1:00からのトークイベントのゲストは、『リハビリの夜』(医学書院)でおなじみの熊谷晋一郎さんを予定します。

股間男子、更新(5/19)



「股間男子」は男子の下腹部のたたずまいにタイトルをつけた画像を、目で味わっていただこうという企画。撮影は伏見で、被写体はエフメゾに来られたお客様。顔ばかりでなく、股間にも人それぞれの魅力やら人生が現れているものでございます。顔中心主義の打倒!というのは冗談ですが、股間にだって主張はある!(どんな…)

作品のタイトルはフォト蔵のほうでご覧ください。→股間男子

書評『TOMARI-GI』

 きっと、HIVの問題で多くの人が腑に落ちないのは、どうして感染者や患者が圧倒的に男性同性愛者に集中しているのか、という事実だろう。そしてその「どうして」に触れるのがなんとなくためらわれること。ためらわれる理由は、かつてAIDS=ホモという科学的に間違った偏見が広がってしまい、その苦い体験から少数者の人権に触れるような言及を避けたい気分があるのかもしれない。しかし、AIDS=男性同性愛者は「偏見」のはずなのに、「どうして」男性同性愛者がHIV感染者、AIDS患者過半数以上を占めるのか?

 その答えは単純ではないが、肛門性交がHIVの感染に相性が良いこと、狭く密度の濃いコミュニティでウイルスの伝搬が加速されること、ジェンダー規範にとらわれない男性同性愛者の性行動が活発な傾向にあること……などが考えられる。それらによってHIVは男性同性愛者のネットワークのなかで増殖しやすく、彼らの身体は危険にさらされている。 続きを読む

書評『図書館からはじまる愛』

本書『図書館からはじめる愛』は、第二次世界大戦時のインドを舞台にした物語である。主人公の少女ヴィドヤの父親は医者で、ガンジーの唱えた「非暴力不服従」の独立運動の活動家でもあった。当時のインドでは支配側のイギリス人からの差別は日常茶飯事。ヴィドヤも街中でイギリス人の少女から、「さわらないでよ、汚らわしい!」と罵倒されたりもする。

 そうした状況のなかで、父がイギリス人警官に警棒で頭を叩かれ、致命的な傷を負ってしまう。そこで彼女の一家は父方の祖父の家に引き取られ、因習がはびこる大家族の一員として暮らしていかざるをえなくなった。カーストの最上層に位置するその家族は、食事をするのも寝る場所も男女別、男女の役割分業は当然のこと、女性は階段の上に立ち入ることも許されていない。ヴィドヤの唯一の喜びは、女子の立ち入りが禁止されていた図書館に忍び込んで、本に耽溺し、心の自由を確保することだった。

 一方で当時は、戦争が連合国と枢軸国の間で行われており、インドは後者の日本軍からの脅威にさらされはじめていた。宗主国であるイギリスに反発を持ちながらも、日本の侵略に対して闘おうとする兄のキッタ、戦争そのものに加担しないことを願うヴィドヤ。戦争に対する政治的立場も、カーストという伝統的な身分制度をめぐっても、家族内ですらそれぞれの価値が対立せざるをえない状況が描かれている。 続きを読む

3/23(水)エフメゾはカレーの無料配給!

images.jpg東日本大震災や福島原発で避難を余儀なくなれているみなさんに、心よりお見舞い申し上げます。

伏見はあまり東北地方には友人はいないのですが、1994年に、掛札悠子さんと仙台へ講演旅行に出かけ、いろいろな方々にお世話になったことがありました。もうお付き合いがなくなってしまった人がほとんどですが、あのときイベントに関わってくださったみなさんが無事に今日を迎えているのかどうか、心配しております。

被災地にいないぼくらにできることもたくさんあると思いますが、ともかく、冷えきった消費マインドを温め返し、経済を失速させないことも重要。ということで、伏見もしっかり商売をして、利潤を上げ、いずれ今回の津波に遭われた地域へ旅行で訪れ、お金をたくさん落とせるように準備したいと考えております。

先週に引き続き、エフメゾはバータイムにカレーの無料配給を実施します。朝から伏見ママが心を込めて煮込んだカレーライスをご提供。1drinkならカレー込みで1500円の安さ! その上、初来店のゲイのお客様には(年齢、職業問わず)ママ本のプレゼントもあります。カレーと本の定価を引くと、ただでエフメゾを楽しめる!?(ただし、ママ本は6冊限定なので、「ママ本ください!」という合い言葉をかけてくださった人だけに差し上げます)

営業はいつも通りカフェタイム(17:00−19:00)からです。閉店は04:00ですが、ママの体調によって早じまいすることもあります。

大震災になんかに負けるか営業!

3/16(水)のエフメゾはもちろん営業しますとも! カフェタイム(17:00−19:00)からいつも通り朝まで開店している予定(万が一、困難になった場合はツイッター/fushiminoriaki でお知らせします)。

バータイムの先着名様に伏見ママからのカレーの無料配給もあります。

あの(阿佐ヶ谷限定)伝説のGOGOボーイ、ツカーサによるマッサージサービスもあり。災害疲れの息抜きにばっちりの効果!?(究極奥義、両手+Xの3点攻めは効果抜群…)。節電対策で、照明を落とした営業は超エロいはず!?

来れる方はお互いの無事を確かめ合い、励まし合いましょう。もちろん、初来店のひとも大歓迎! 

こんなときだからこそ、破廉恥に接客がんばるよ。サービス、サービス!(葛城ミサト)

2/23(水)は、サヨナラりゅういち!

2/23(水)のエフメゾは、ノンケながらゲイ殺しのフェロモンで大人気だった店子、りゅういち君のラスト営業です! 就職活動のために卒業とあいなりました。りゅういちファンの方、就活を応援してくださる方、ぜひともかけつけてください。最後ですから、最高にセクシーな!姿をご披露したいと(ママは)思っております!

営業は通常どおりカフェタイム(17:00−19:00)からで、バータイムはママの体調がいいかぎり04:00までやっております。

エフメゾはゲイバーですが、女子やノンケほかの皆さんも歓迎しております。ただ、一応、どういうノリの店なのかをご理解の上、お越し下さい。よろしくお願い申し上げます!

*初来店の学生さんへのママ本プレゼントもやっています! 「ママの本ください」と声をかけてください。

*伏見憲明のアナログbot つぶやき中→http://twitter.com/fushiminoriaki

エフメゾでブックプレゼント!

book.jpg2/16、23、3/2、9(水)のエフメゾで、初来店の学生さんに伏見ママの本をプレゼント!

理論社でよりみちパン!セシリーズとして刊行された二冊『さびしさの授業』『男子のための恋愛検定』です。

「きみはこの世界なしに生きられないが、世界は、きみがいようがいまいが関係なく存在し続ける。その気づきが、きみとこの世界の関わりの出発点であり、生きることの第一歩だ。」(『さびしさの授業』2004)

「「恋」は人を殺すこともある。新聞の社会面を開けば明らかなように、恋愛がらみの犯罪はいまの世の中あまりにも多い。つまり、「恋」は犯罪の温床。(略)さあ、いっしょに声に出してみよう。「恋」は犯罪の温床!」(『男子のための恋愛検定』2006)

「ママの本ください!」と声をかけてください。ご来店お待ちしておりまーす!

伏見憲明のアナログbot つぶやき中→http://twitter.com/fushiminoriaki