美輪明宏様のコンサートに行ってきた。

日本にいるときは毎年見に行っていた美輪明宏様のコンサート「L’Amour」(愛)に数年ぶりに行ってきた。
会場ロビーは北野武、スタジオ・ジブリなど各界から贈られた花で埋め尽くされていた。1500円のパンフレットの見本を見たら、全面カラーで槇原敬之さんとの対談が載っている。なぜ、マッキーなのだろうか。
第1部は美輪明宏・オリジナルの歌で、第2部はシャンソン(chanson)という構成だった。細木和子を名指しこそしないが、あのインチキな「ばばあ」呼ばわりしたり、亀田親子や自民党・総裁3候補をこき下ろしたり、「甘党でも辛党でもいいから、自民党だけには絶対に投票しちゃいけませんよ」と呼びかけたりと、舌鋒は相変わらず鋭かった。
CD「白呪」に収められている私の大好きな歌「祖国と女達(従軍慰安婦の唄)」が第1部で歌われたときは、身の震える思いがした。初日に客として来た江原啓之氏曰く、「多くの旧日本軍兵士と慰安婦の霊が降りてきて、感謝していた」とのこと。その話がにわかにホラとは思えないくらいに、凄味があった。ヨイトマケの唄も相変わらずイイ。
第2部の最後では「愛の讃歌」が歌われた。
江原氏曰く、「エディット=ピアフの霊が降りてきて、一緒に歌っていた」とか。
観客の9割は女性(おばさんが多い)で、あとの1割が男。ゲイっぽい男性が多いように思えたのは、気のせいだろうか。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

美輪明宏様のコンサートに行ってきた。” に1件のフィードバックがあります

  1. tn

    「愛の讃歌」は、越路吹雪などが歌ってる岩谷時子訳より、美輪(三輪)訳のほうがオリジナルに近いです。
    この曲は、ピアフが「不倫」の愛に陥ったボクサーのマルセル・セルダンが飛行機事故で亡くなったのを悼んで作られたといわれてますが、彼に比べたら亀田さん兄弟など「なんぼのもんじゃい」ってことなんでしょうね(笑)

コメントは停止中です。