年別アーカイブ: 2012年

百年の憂鬱

物書き業のかたわらに週一回、ゲイバーを経営している義明。作家としてはすでに書きたいテーマを書き尽くしてしまった感を覚え、気鬱な日々を過ごしていた彼の前に、弱冠二十歳のハーフの美少年、ユアンが現われる。自分への無垢な好意に、暗い情動を突き動かされる義明。当然のように二人は関係を持つ。突然の僥倖に淫する義明だったが、彼には長年のパートナーがいた。
27年の年の差を埋めるように、すべてを欲しがるユアンと、そんな恋愛感情は長くは続かないことを知っている義明。若者のストレートな純愛と老獪な中年の恋愛は当然激しくぶつかり合う。
「どうやったって過去は手に入れることはできないよ」
「いや、俺は全部欲しい」
お互い傷つけ合い、貪り合うような恋。そしてついに終止符が訪れる──。

「これが男と女だったら、そこまで互いを追いつめたりしない気がするわ」(本文より)

お台場の海再び すずの場合

土曜にまた行ってきました、お台場の海。
今度はロングリードを持って。人間はリードさばきに必死。
P1110371.JPG

前回は泳げなかったすずですが、波打ち際でバシャバシャやったあとに
P1110390.JPG

気がついたら泳いでた!
すず「にいちゃん、見て見て!」
鉄「おお、泳げとるやんけー」
P1110540.JPG

スーイスーイのスーイ
P1110759.JPG

すず「あ、脚がついた!」
P1110557.JPG

すず「ぬうっ!」
P1110558.JPG

砂浜ではもちろん穴を掘りまくり、ゴロンゴロンしまくりで、お約束通り砂まみれ。
汚すぎだよ。
すず「こんなアタイでも好きでいてくれますか?」(ムリだね、ムリムリ)
P1110982.JPG

体についた砂は、泳いで落とす!
すず「スーイスーイ」
鉄「しっかり泳げよ、見てるからな」
P1120044.JPG

すず「海水飲みながらだって泳げるよ。ペロ」
P1120046.JPG

鉄「ゴリャー! 何やっとんじゃ」
すず「へっ、ダメなの? にいちゃん」
P1120049.JPG

鉄「今、ベロ出してたけど、何か食ったんじゃないのか!?」
すず「海水飲んだだけだよ」
鉄「なら、よし!」
【次回は 点の場合です】
P1120050.JPG

中村うさぎさんとトークショー!

nakamurausagi.jpg毎月第1土曜日のエフメゾのカフェ営業、8/4(土)は『百年の憂鬱』の刊行を記念して、中村うさぎさんとのトークショーも開催!

うさぎさんと伏見で、中年の恋とは? 制度としての結婚の意味って? 性愛とパートナーシップの関係って?などなど語り合いたいと思います。ゲイの夫を持ちながら、ホストやウリ専にはまったうさぎさんならではのお話しが聴けると思います!

料金は飲み物代(1000円/1drink)。カフェ営業は13時からですが、トークショーは17時からです。

ゲイにかぎらず、みなさん遊びに、聴きにお越し下さい。

*エフメゾは水曜日と第1土曜日の昼にメゾフォルテさんを借りて営業しているバーです。
新宿区新宿2-14-16 タラクビル2F メゾフォルテ

中村うさぎ/作家。
1958年福岡県出身。同志社大学文学部英文学科卒業。OL、コピーライター、雑誌ライターなどを経て、1991年にライトノベル作家としてデビュー。「ゴクドーくん漫遊記」で人気を博す。
ライトノベルを中心に作品を発表していたが、ショッピング依存症、ホストクラブ通いなどの浪費家ぶりや、自らの美容整形について赤裸々に書いたエッセイを発表。「ショッピングの女王」「ビンボー日記」「美人になりたい-うさぎ的整形日記」が大ヒット。
主な著書に、「私という病」「屁タレどもよ!」「人生張ってます 無頼な女たちと語る」他多数。

『百年の憂鬱』発売記念のエフメゾ!

DSCN0555.JPG8/1(水)のエフメゾは、伏見憲明の新刊『百年の憂鬱』(ポット出版)の発売記念の営業です。

人気ドラァグクィーンのアルピーナちゃんをゲストに迎え、ユーミンや聖子のなりきりショーを楽しんでいただきます。ご本人をも感心させたというユーミンDQ、エフメゾ初登場です!

他にも『百年の憂鬱』のブックプレゼントもありますので、とってもお得な一夜になるはず。

開店はいつもどおり17時。閉店はママの体調にもよりますが、04時です。食事は朝からママが煮込んでいるカレーライス! ワンコイン(500円)でおなかが満腹になりますよ!

スタッフ一同皆様のご来店をお待ちしております。

『百年の憂鬱』はネットでもお買い求めできます→ amazon

● アルピーナ/Mの付くアーティストをリスペクトするイベント「M☆night」所属、今で言う「エアもの」なりきりドラァグ・クィーン。レパートリーは、ユーミン、中島みゆき、松田聖子、ドリカムの吉田美和、渡辺美里、浜崎あゆみ、aiko、など。

ニンニン!

ポット出版では、近々忍者ものテレビ映画の本を出す予定です。
先日再校戻しをいただき、カバー周りもデザインしていただき、
いよいよ作業は大詰めです。

不肖のわたくしは那須さん監督の下、
校正やファクトチェックなどなど実作業をさせていただいてます。
どちらも大好きな作業なので、なんていうか血沸き肉踊る感じです!

テーマが忍者ものなので、
伊賀やら甲賀やら風摩やら出てきます。
彼らはとてもストイックで、敵を倒すために厳しすぎる修練を積み、
しかもあまり報われずにこの世を去ってしまったりするのですが、
散り際の美学というか、生き様がピンしていて美しいんです。
大義のためにはこの身が滅びようとも構わぬ、という自己犠牲の精神…。
一歩間違うと主人公より魅力的だったりします。

私の忍者体験なんて
せいぜい「忍たま乱太郎」か「NARUTO」くらいでしたから、
この本を担当させていただくまで忍者は想像上の人たちだと思ってました。
半フィクションというか、歴史ロマンの産物というか。
でも、確かにいたんですよね、この日本に。
小説やアニメに出てくるような派手なものじゃなかったでしょうが、
忍者と呼ばれる人たちは確かにいたんだな、と思うと、
ちょっとこう、おしりがもぞもぞします。

あと、昭和の俳優さんもいっぱい出てくるのですが、
味のある人が多くて驚きでした。
一番好きなのは牧冬吉さんです。親戚のおじさんとかにいると嬉しい。大叔父でもいい。
絵に描いたようなイケメンっていうのではなくて、
目に力があるというか、表情が豊かというか、実にいい顔で笑ったりするんです。
身体もしっかりしていて、安定感があるし。
昨今はやりの「うすっぺら男子」なんてクソッくらえです。

そんな魅力がいっぱいのこの本を
できる限りいい形で世に出したいな、と思う最近なのでした。

お部屋2420/磯部本から削った参考資料リスト

ダンスと風営法について論じた磯部涼の編著本は8月末に発売がズレ込んだようです。

すでに書いたように、この本に私は2本寄稿しているのですが、原稿が長すぎて、大幅に削ってます。長くなったのは大正から昭和30年代までのダンス事情と法規制について書いた原稿です。

エピソードをいくつか削ってしまったのが私としてももったいなくて、元の原稿は先日メルマガで配信しました。とはいえ、削っても、論旨は変わりませんから、磯部本を読んでいただければ、戦前のダンスブームがどっからどう拡大して、どう規制されたのかがよくわかるはずです。

ここまで繰り返してきたように、風営法は戦後の混乱期特有の事情によって制定されたものではなく、戦前からあった各種法令が失効したため、それらをまとめ直したものです。ダンスで言えば、大正時代から制定されたいくつかの法令(私の原稿では4種の法令が出てきますが、もっとあるかも)があり、それらを踏襲して風営法のダンス規定が作られていることも拙稿から読み取れるはずです。

この原稿のために調べてわかったことですが、実は売春云々はあとから出てきたものです。当初は見知らぬ男女が出会う場自体を嫌悪する人々が反対の論陣を張り、それを受けて法が整備され、ダンスホールを規制していきます。

戦前のものを読むと、「ダンスホールの弾圧」という言葉がよく使用されていて、この弾圧によってこそ、売春が生ずる余地が生まれていきます。当時私娼は警察犯処罰令で取り締まられ、これと連携する形でダンスホールへの規制はいよいよ強まったと言ってよさそうです。だったら、最初から規制しなきゃよかったのにって話。
続きを読む

絵物語 ドミナの園

豊かな女性のお尻に敷かれる悦びを描いて50年。
春川ナミオが贈る、輝くお尻の絵物語。
描きおろしの新作80点をあっ!と驚くストーリーとともにお届けします。
全ページ英訳付。

A gorgeous gluteus, a bounteous bottom, a robust rump, even an ample ass: there are many ways to describe the pleasures of the oshiri (pronounced o-shee-ree.) In Harukawa Namio’s delicately conceived drawings and their accompanying story, there emerges a holy bond of lust and love between cosmetics company president Ohara Kana and the men who would serve her. Kana loves to abuse men with her tremendous buttocks, and they explore the cruel joys found beneath her stunning endowment. Eventually, Kana creates a Garden of Paradise where she, her fellow lusty ladies, and their slaves discover the most exquisite ecstasies of the ass. A leading Japanese SM illustrator who has dedicated his oeuvre to the glories of the ass, Harukawa Namio both amuses and arouses his reader in this charming tale.

『絵物語 ドミナの園』の書評が掲載されました●メンズサイゾー

絵物語 ドミナの園』(春川ナミオ)の紹介記事がメンズサイゾーに掲載されました。
ライターの菊池美佳子さんによる書評です。
ありがとうございます。

お尻に敷かれて死ねたら本望! 巨尻ファン待望の一冊「ドミナの園」解禁

続きを読む

デキモノ

すずはデキモノができやすい体質のようで、何カ所かデキモノがある。
一番大きいのはこれ。
P1100977.JPG

前に通っていた渋谷の病院の先生は、ほんとに小さいデキモノでもすぐに「取りましょう」と取る派だった。
今通っている病院の先生は、基本的に何もしない派なので、「大丈夫、大丈夫」と放置していた。
でも、さすがに大きくなったので、「秋になったら取りましょう」となった。

痛み止めを飲ませて、局部麻酔をかけるそうだ。
すずがおとなしくしているか、母は非常に不安です。きっと手術室に連れられただけでパニクるでしょう。

以前、渋谷の病院に初めて行って、診察室にすずだけ連れられて行ったら
看護士さんが待合室にいた私の所に来て
「ちょっと来ていただけますか? すずちゃん、急に人が変わったみたいになっちゃって」。
(人じゃないですけどね)
今回もきっとそうなること間違いなし!
P1110183.JPG