月別アーカイブ: 2011年1月

ず・ぼん16

昨年は、アップルのiPad、ソニーのReader、シャープのGALAPAGOS(ガラパゴス)と電子書籍を読むデバイスが続々と登場した。電子書籍の普及は図書館に何をもたらすのだろうか。
出版への敷居が下がり、増え続ける情報を図書館は収集し、整理、提供できるのか?

あるいは、国会図書館がすべての書籍をデータ化すれば、その他の公共図書館は不要になる?
地域・自治体の枠を超える、電子書籍時代の図書館と図書館員の役割を考える。

コロポックルがいっぱい

突然ですが、アイヌの伝承に「コロポックル」というこびとがいます。
北海道ではかなりポピュラーな存在で、実在のものというよりは
なにか超自然的な、妖精や精霊のようなものという認識が一般的です。
沖縄でいうキジムナーみたいなものでしょうか?
アイヌ語でのおおもとの意味は、「蕗の葉の下の人」だそうで。

そして、自分の知らないうちに誰かが何かをやってくれていることを、
「コロポックルがやってくれた!」といいます(少なくとも私の地元では!)。

つまり何が言いたいかというと、ポットにはコロポックルがいっぱいいるということです。
たとえば、今日は1月の人の誕生会で、
沢辺さんのポケットマネーでキルフェボンのケーキが2つもふるまわれました。
(すっごくすっごくおいしかったです!沢辺さんありがとうございました)
テーブルを片付けて、お皿とフォークを出して、コーヒーを用意して、
洗い物が増えるであろうシンクを今のうち片付けておいて、
ケーキを切って・・・などなど、さまざまなお仕事が発生するわけですが、
みんながキレイに役割分担して、できる仕事を探して、事がスムーズに運ぶという!
まるでたくさんのコロポックルがテキパキと働いているようでした。
どんくさい自分がイヤになったけど!

今日だけじゃなくて、たとえばコーヒーがいつの間にか補充されてるとか、
洗い物がなぜか片付いているとか、ゴミをまとめている時にゴミ箱が1カ所に集合しているとか
気づいた人が、気づいたときに何かをしてくれています。
とっても素晴らしい、ありがたいことです。
こういうことを自然にしてくれるって、本当にありがたいなぁと常々思ってます。

私もいつかコロポックルと呼ばれたい。
さりげない気遣いができるように精進したいと思います。

(あと、昨日の日誌タイトルが不評だったので、今日は物珍しい言葉にしてみました。
 なんて、コロポックルが全国区だったらどうしよう・・・)

レジュメ・「ページネーション・マニュアル」がめざす10のこと

先週土曜日(2011.01.15)にミームデザインスクールの、鈴木一誌さんの講義で「お相手」をヤラセてもらって来た。
鈴木さんとは「日本語の文字と組版を考える会」からの付き合いだ。
「会」は鈴木さんが「ページネーション・マニュアル」を発表したことも一つの契機ではじまったようなものだったと思う。

で、その講義のための打ち合わせで話していたことを、鈴木さんが「10」に整理してくれたのが下記のレジュメ。
鈴木さんは課題を整理してまとめるのが抜群にうまい。いつも感心する。

いや、むしろオイラも「得意」なつもりでいたんだけど、鈴木さんにはとってもかなわない。

講義で受講者から質問をとったのだけど、その質問は捻れていて、なにが「質問」なのか
理解するのがとても難しかった。
鈴木さんは、それぞれの要点を軽く捕まえていく。
その上、それに一対一で応えるのではなくて、また講義を続けて、そのなかで質問と関連づけて、質問にも答える。
ちょっと神業みたいに見えた。

ということで、おしゃべり=共同、まとめ=鈴木さんのレジュメを、了解を得て公開します。

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■本文■
「ページネーション・マニュアル」がめざす10のこと

鈴木一誌+沢辺均記 2011.1.15

□1 マニュアルは、「こうしろ」とは教えてくれない。
マニュアルどおりに作業しても作品にはならない。
マニュアルの文章は、「こうしてはいけない」とのメッセージを発しているだけなのだ

□2 魅力ある〈まちがい〉を発見する。
まちがいや悪文こそが、未来を切りひらくかもしれない。

□3 まちがいやノイズを自覚するためには、基準が必要である。
「ページネーション・マニュアル」は基準のひとつである。

□4 ひとつの意味はひとつの形が担えばよい。これがデザインの原則だ。

□5 デザインや組版は、交換の原則から成りたつ。
なにかを獲得するためには、なにかをあきらめなければならない。

□6 しごとは、1項目ごとにテキストやページを
走査することで進んでいく。
螺旋状に積み重ねられたスクロールが、作業を仕上がりに近づけていく。

□7 仮説を立てて作業(走査・スクロール)し、破綻が出来したならば、
螺旋状のステップを降りていけばよい。この態度自体を、ひとつの作業仮説とする。

□8 正解は複数あると思おう。迷ったら、別案として定着させていけばよい。
複数ある解答からある案に絞っていく際に力を発揮するのは、編集的センスである。

□9 多くのばあい、しごとの9割は雑用である。
どの部分が、ルーティンワークとして処理できる作業かを見きわめる。
むろん、しごとによってルーティンワークの比率は変わるが、
残った狭い領域が、クリエイティブな、自分で「こうしろ」を考えなければなならない場所である。

□10 〈キャンセルする〉という考え方を導入する。
効果をいったん無効化したうえで、あらたに表現を〈リリース〉するのだ。

■止め■

ポットチャンネル●2011年1月27日(木)19時〜21時 ゲスト:吉本龍司(カーリル) × 沢辺均(第3回)の見学者の募集を開始しました

2011年1月27日(木)のポットチャンネルは第4木曜担当パーソナリティの沢辺均がゲストに「カーリル」の吉本龍司さんをお招きしてお送りします。

ご視聴はこちらで◎USTREAM:ポットチャンネル

日時●2011年1月27日(木)19時開始〜21時終了予定
出演●
ゲスト:吉本龍司(カーリルNota Inc./Twitter:@ryuuji_y
パーソナリティ:沢辺均(ポット出版/Twitter:@sawabekin

現在、会場での見学者を募集予定しています。

ポットチャンネル●ゲスト:吉本龍司(カーリル)/パーソナリティ:沢辺均(第3回)の観覧受付フォーム

日時●2011年1月27日(木)18時45分開場/19時開始〜21時終了予定
場所●ポット出版会議室 [地図]
見学料●1,000円
定員●10名
※当日PCを持ち込んでtsudaってくださる場合、見学料1,000円を無料のご招待にいたします。お申込みの際にお知らせ下さい。
※放送中、来場者の方の姿が映る場合があります。予めご了承ください。

風になる

自転車通勤をしています。
自転車でどこかに通うなんて、中3以来です。
あの頃は酪農の町に住んでいて(北海道出身なのです)、外に出るとまず牛糞の香りがしたもの・・・。
本当に臭かったけど、乳製品はちょっとないおいしさでした。
アイスをいくら冷たく凍らせても、スプーンがさっくり通るのです。NO・カチンコチン。
あと図書館がすごく充実していて、ヒマだったものですから毎日通いました。

そんなことはさておき、毎日体を動かすというのはいいものです。
毎朝・毎晩、自転車にまたがって道路を疾走していると、
まさに「風になる」心持ち。
バイクだったらもっと風感ヤバいんだろうなあ。

旅行モノにはいくつかカテゴリーがあると思いますが、
なかでも「バイクで旅派」の人たちにはある種の美学があるような気がします。
ハードボイルドな中にも青春の香りというか、失うことない少年性というか。
「バイク野郎」などと乗り物に野郎が付く呼称なんて、他には「トラック野郎」くらいしか知りません。
彼らに共通する精神性というのは何なんでしょうね。
ちょっと憧れます。峠とか攻めてみたい。

今日は仕事でミスをしてしまって、五賀さんにご迷惑をかけてしまいました。
超ケアレスミスなだけ、余計へこみます。
とりあえず今夜も風になって、気持ちを切り替えよう。

鉄・すずカレンダーできました

2011年の鉄・すずカレンダーができあがりました。
昨年、何人かのかたたちから「来年の鉄すずカレンダー、いただけますか」と連絡がありました。

うれしいなー。
こんなバカ犬たちのカレンダーをほしがってくれるなんて!
なのに、こんなに遅れてしまってごめんなさい。

すぐに発送する予定だったのですが、住所録の管理が悪くて、
社長に「どうして、こんなふうになってるんだよ!!!!」と叱られました。

それはさておき、
モデルである鉄とすずにカレンダーを見せました。
「ようやくできました。今回の表紙は趣向を変えてイラストにしてみました。どうでしょ?」
P1050237.JPGP1050227.JPG

マリーヌ=ルペン『仏国民戦線』新党首が台風の目?

トゥールで催されたフランスの極右政党『国民戦線』の党大会で、ジャン=マリー=ルペン党首(82)の後継に、同氏の娘・マリーヌ=ルペン欧州議会議員が新党首として選出された。

フランスの世論調査会社Ifopが1/12,1/13に実施した世論調査によれば、2012年の大統領選挙で「誰に投票するか?」という設問で、マリーヌ氏が16.5%の支持を得て、第三位についた(2010年11月調査では12%)。

マリーヌ氏は同性カップルも結べる準結婚制度PACSや中絶の容認派で、党内では穏健派として『極右』という『悪魔視』のイメージを改善しようと努めてきた。

わたしはマリーヌさんと何度も席を共にしたことがあるが、柔軟なイメージを持っている。
若き新党首によって、国民戦線の低迷に歯止めがかかり、新しい支持層を得ていくことだろう。

http://twitter.jp/esperanto2600/

チュニジアは建国の理念を維持できるか?

チュニジア共和国は独裁的な政治故に
国民の9割がイスラム教徒にも拘わらず、
イスラム国家とならず、イスラム政党が
禁じられ、政教分離が徹底されてきた。

同国南部の保守的な地域でも、
公立学校においては女生徒が
肌を露出できた。

同国の民主化によって今後、
政教分離が維持できるのか
問われるだろう。

http://twitter.jp/esperanto2600/

フルボッコな月曜

地味に、ポットに入社してから月曜日に出社したのは初めてだったりします。
今週は、はじめての週5日勤務! がんばるぞー

今週末は、金曜に早く上がれたからって飲みに行ったら見事に酔いつぶれて記憶をなくし、
土曜日は、二日酔いのなか鈴木一誌さんの講座を聴講させていただき、
日曜日は、新井英樹「ザ・ワールド・イズ・マイン」を読みつつ出かけたりしていました。
最近休みのたびに漫画ばっかり読んでる気がします・・・前からかもしれないけど・・・

今日は、初めて社内打ち合わせに参加しました。
週前半のスケジュール確認だったのですが、あまりなハイスピードに付いていくのがやっとで、
本当に早くレベル上げしなきゃダメだべさと一人ごちました。
今日なんか一つの仕事に丸一日かかってるし・・・
そういえば、歩いて5分のコンビニから帰ってくる時も迷って会社に電話したんだった・・・
なんかもう、月曜からフルボッコな気持ちで週の始まりです。
慣れてくればくるほど、みなさんのデキる人っぷりが見えてきますね。

あ、あと鉄すずカレンダーができあがってきました!
朝来たら机の上に置いてあって、あまりのラブリーさに萌え死ぬとともに
鉄さんとすずちゃんにかけられている愛情の大きさを改めて感じました。
私もこんなふうに愛されたい! ゆるふわ愛されガールになりたい!

映画「ソーシャル・ネットワーク」は久々のおすすめです!

昨年は、韓流ドラマに今更ながらはまり、
休日は家で録画データをせっせと観ていたので、
映画館へ行く時間がありませんでした。
今年は、もっと映画館へ行くぞ!と決意をして、
元旦に「ノルウェイの森」
2日に「バーレスク」を鑑賞!
「ノルウェイの森」はあんまりというか、全然心に響いて来なくて、
「バーレスク」の方はまあまあ面白いという出来でしたが、
日誌に書くほどの良さではなく…。

あ〜あ、やっぱり家で韓流ドラマ観てる方がいいか、と思っていた矢先、
フェイスブックを創ったマーク・ザッカーバーグを描いた
「ソーシャル・ネットワーク」が封切られ、やっぱ映画館で観るべき映画なんじゃないかと、
思い立って、行ってきました。
いや〜、私好みでした。

冒頭から、引き込まれます。
とにかくマーク役のジェシー・アイゼンバーグが、
連射砲のように早口でしゃべるので、頭をフル回転させて字幕を読み、
映画に集中。この冒頭のシーンでマークの並外れた能力、性格、コンプレックスなどを
見事に描き出しているのは監督デヴィット・フィンチャーの手腕だと思います。
地味な内容なのに、セリフがいっぱいの固い内容なのに、
目が離せません。音楽の良さも一役買っていると思います。
完成度がすごいので、アカデミー賞の有力候補というのも分かります。

5億人が利用しているというフェイスブックの成功と、その過程で起こった2つの裁判を描きながら、
人間の嫉妬や孤独、執着などが静かにあぶり出される演出で、早くも今年一押しの映画です!