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『エロスの原風景』ができるまで/松沢呉一インタビュー03/松沢呉一が語る『エロスの原風景』の読みどころ

前回まではこちら

01・国会図書館を抜き去るまで(ただし、エロ本のみ)

02・エロ本を捨てるな

「トルコ風呂」の元祖は「東京温泉」ではなかった──!!
そんな、ほとんどの人は知らない通説をひっくり返す『エロスの原風景』
手つかずのテーマだから、面白いのです。

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松沢呉一『エロスの原風景』に関する記事一覧

●松沢呉一が語る『エロスの原風景』の読みどころ

──50年後、宮武外骨、プランゲ、松沢呉一、ってなるかも。

「そうはならない(笑)。なぜかっていうと、宮武外骨は、わいせつに関する本や売春に関する本も出しているし、発禁もくらってますが、それ以外にもいろんなことをやっています。対して、私はエロしかやってないですから」

──やっばエロだけ、はダメ?

「日本では基本的にエロって文化の最底辺、いや、最低より下で、文化だとさえ思われていない。国によっては、大学の中にセクソロジーのコースがあったりもするけど、日本にはない。学問の対象ではないんです。そんなもんに金や時間をかけて調べるような人間は単なるバカ、単なるクズですから」

──プランゲもエロ本だけ持って帰ったわけではないんですか?

「検閲していたものを全部持って帰っている。『噂の真相』の元となった『真相』といった左翼誌だとか、『政界ジープ』とか、そういう政治雑誌も持って帰った。今早稲田大学の先生が中心になって整理をやっているけど、エロ系はまだ整理されていないんじゃないかな」

──じゃあ、松沢さんがそんなエロに惹かれるのはなんでですか?

「誰もやっていないテーマが好きなんですよ。世間からゴミ扱いされているもの、存在さえ認識されていないようなものに魅力を感じてしまう。ここ数年、ずっと調べているのは、提灯だったり、暖簾だったり、建物の色だったり。その話をすると長くなるので、ここでは深入りしないですが(笑)、こうも日本はエロを軽視していると批判的に語りつつ、だからこそ、そこにこだわりたくなる。『エロスの原風景』のなかでは、カストリ誌の章が面白いっていう人が多いんですけど、私自身は、トルコ風呂発祥の話が面白いと思っている。一般的には、トルコ風呂の元祖は、銀座にあった『東京温泉』ということになっているんですけど、それは違うってことを昔の雑誌から記述を拾い集めて論証してます。これはまだ誰もやっていないことなんだけど、もともと『東京温泉』がトルコの元祖と言われていること自体がどうでもいい話で(笑)、知っている人自体が少ない。そんな小っちゃなものを根底からひっくり返しても、なにも世界に衝撃を与えない(笑)。それでも、そういう作業が好きなんですよ。エロというジャンルはそういう話がいくらでもあります。調べている人が少ないので。トルコの元祖という話もそうですが、カストリ誌に掲載されている文章や写真から何かを見出していく作業はとても刺激的です。でも、カストリ雑誌そのものに関しては、過去に何冊か研究書がまとまってるから、書いている側としては、正直、いまひとつです」

──ビニ本の章はどうですか?

「ビニ本はリアルタイムで買っていて、それ以前のものよりもずっと愛着があるんですけど、多くの人が知っているジャンルなので、あんまり書く気がしなくて、先に各論とも言えるスカトロものを連載で取りあげてまして、今回の本でもそっちを先に収録してます。ビニ本は、スカやホモものなどの各ジャンルにとっても意義があるという視点はあまり書いている人がいないかと思いまして。でも、今の30代となるとビニ本と裏本の区別もついていないことがわかって、ちょっと前にビニ本の概略的な原稿を連載で書いたんですけどね。ビニ本、裏本はすごいコレクターたちがいて、会ったことはないんだけど、ほぼ全部の裏本を持っている人もいるんですよ。人を介して、その人のコレクションのリストをもらったら、完璧なんです」

──裏本ではその人にはかなわない?

「全然かなわない。その人が持っていないのは、存在しているのかどうかもよくわからないものだけなんですよ。そのリストをみて、ものすごすぎて、このジャンルはその人に任せました(笑)。各ジャンルにそういう人がいて、『エロスの原風景』で紹介しているフレンチ・ポストカードのコレクターもけっこう多い。もともとフランスのものですから、当然フランスのコレクターには勝てないし、国内にもコレクターはたくさんいます。フレンチ・ポストカードは20世紀の頭くらいにフランスで大ブームになって、世界中にコレクターがいて、日本でも復刻されていたりする。ただ、ヌードで、彩色のものっていうのはわりと珍しいので、私の原稿ではそこに重点を置いてます。どうしても、他の人が書いていないところを探す習性があるもんですから」

フレンチポストカード

『エロスの原風景』フレンチ・ポストカードの項より

──当時のカラーっていうのはどうやって色をつけてるんですか?

「手作業です。筆で彩色するか、スタンプを使って彩色する。だから、同じ写真でも、色が違っていたりする。そういうところまで見ていくといよいよ面白くて、同じ図柄のものを何枚も買ってしまったり。でも、私はエロ以外に興味はないんで、他のフレンチ・ポストカードはどうでもいい(笑)」

──フレンチ・ポストカードってエロ以外にもあるんですか?

「そのまんまの意味でフランスのポストカード全体を指す意味もあるんですけど、英語でフレンチって言うと、『エロ』の意味になることが多いんですよ。英語で『フレンチ・レター』っていうとコンドームの意味だったり。『フレンチ』がつくとエロになる。フレンチ・キッスもそうだし、英語圏でいやらしい色はブルーなんですけど、これもフランスのエロの全集から来たとされている。フランス人がエロいってことじゃなくて、フランスとイギリスは、互いに品のないものを相手の国に押し付けている」

──そういうことなんだ。

「ちなみにピンクがいやらしい色と認識しているのは、私が調べた範囲では日本だけです。なぜそうなったのかの歴史も一通り調べていて、前史はあるにしても、確定した歴史はそれほど古くない」

──で、松沢さんは、いやらしいほうのフレンチ・ポストカードが好きだと。

「そうですね。たまーに、陰毛が見えてるのがあると、ものすごく幸せになる(笑)。たぶん当時も非合法で出されたものじゃないかと思うんですけど。エロ以外に興味がないわけではなくて、実際にはそうじゃないものも買ってますが、原稿を書くとなると、エロに向かってしまう。誰も書いていなかったりするので。プランゲは別として、カストリ雑誌は数で言うとたぶん私が日本で一番か二番に所有していると思うんですけど、自分が所有しているかどうかはさして重要ではない。すでに書かれているものよりも、自分のオリジナルの視点を探せるかどうかにかかってくる。それが探せないと、どうも執筆意欲がわかない。それを探すためには自分で買い集めるしかないってことです」(続く)

(このインタビューは2009年7月12日東京国際ブックフェアで行なわれた公開インタビュー『「戦前、戦後のエロ本」〜日本のエロ表現史』に大幅な加筆・訂正を加えています。聞き手:沢辺均)

『エロスの原風景 江戸時代〜昭和50年代後半のエロ出版史 』

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著者●松沢呉一
定価●2800円+税
ISBN978-4-7808-0126-2 C0095
A5判 / 168ページ / 上製・函入
[2009年07月 刊行]
印刷・製本●シナノ印刷株式会社
ブックデザイン●小久保由美

内容紹介

エロ本は遠からず消えると言っていい。そんな時代だからこそ、こんな本を出す意義もあるだろう──
(「はじめに」より)

●『実話ナックルズ』(ミリオン出版)で2004年より現在も続く、日本エロ出版史を網羅する長期連載の単行本第1巻。
●稀代のエロ本蒐集家である著者所蔵の膨大な資料の中から、エロ本173冊、図版354点をフルカラーで掲載。
●読み物としてだけでなく、顧みられることのなかったエロ表現史の概観を辿る、資料性の高い一冊。
●大幅加筆に、連載時には掲載されなかった資料も掲載。

本のご購入はこちらでお願いします。

8月28日柳与志夫さん「指定管理者制度を選んだ理由」研修のお知らせ

NPOげんきな図書館の研修で、元千代田区立図書館長=柳与志夫さんの講演があります。
スタッフ以外も歓迎(500円ですけど)の研修なんで、興味のある方はどうぞご参加を。
http://www.genkina.or.jp/archives/291
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げんきな図書館8月研修●参加者募集

「指定管理者制度を選んだ理由」

全国で公共図書館の指定管理者制度の導入が拡がっています。中野区でも先日「図書館のあたらしいあり方」(案)が発表され、指定管理者制度移行の検討が盛り込まれています。指定管理になるとどう変わるのか、どのようなことが可能になるのかなど、指定管理者制度は図書館で働くものの大きな関心事です。

2007年に指定管理者制度を導入し、新しいサービス展開で話題になった元千代田区立図書館長の柳与志夫さんを講師に迎え、柳さんが指定管理者制度で実現しようとしたことをお話いただきます。

日時  8月28日(金) 18:30~20:30
場所  中野区男女協同参画センター 研修室
講師  柳与志夫さん(元千代田区立図書館長)
参加費 500円
申込み 8月26日(水)までに電話かメールでお申し込みください
03-6662-5896 (担当 磯村)
info●genkina.or.jp
主催   NPO法人げんきな図書館
      http://www.genkina.or.jp

ーげんきな図書館 今後の研修予定ー
9月25日(金) YAサービス        講師:澤田亜矢子さん(荒川区立図書館上級非常勤職員)
11月27日(金) お話会のテクニック   講師:おはなしびっくり箱
1月29日(金) 実践!レファレンスIII 講師:斎藤誠一先生(千葉経済大学短期大学準教授)

ビヨンセ様をマスター?

mfmap.gif先週のエフメゾ営業はソウルとかR&BとかのナンバーをBGMに流していた。ダイアナ・ロスとかスティービー・ワンダーとかチャカ・カーンとか 80年代くらいまでの名曲を中心にセレクトして、それがけっこう好評だった。ちなみに、チャカ・カーンがビートルズをカバーした「We can work it out」は、伏見が17歳の夏、最初に二丁目に行ったときに、ディスコ(MAKO)の扉を開けるや耳に飛び込んできた曲!(もう三十年前…)

伏見は黒っぽい音楽も好きなのだが、この10年くらいはブラックミュージック・ファンと言うのに躊躇があった。というのも、00年代に入ってからのディーバ、ビヨンセ様の音楽の良さが全然わからず、自分の感性がまったく時代に追いついていない、もうポップがわからなくなっているんだと痛感していたから。そう、ビヨンセという名前を聞くたびに時代遅れになった自分へのコンプレックスがうずいていたのだ。

それが!昨日突然、iPODに音楽を入れていた際、ふと耳にしたデスチャの「Independent Woman」が、不感症のからだにオーガズムをもたらすようにビンビンと響いたのだ。理由はわからず。でも、やっと、ビヨンセでイケたと、心身が歓喜にわきましたよ。10年遅れてビヨンセのイキどころを体得した気分でございます(それでもまだ10年前の段階)。感性もあきらめずに訓練すれば少しずつ進化するものなんですね。←肛門性交の体得と似たところがある?(笑)

ということで、8/26(水)のエフメゾは再びブラックミュージックの特集ですが、伏見のビヨンセ処女喪失記念に(笑)、デスチャとかドリームガールズとかバンバンかけます。ほかにもプリンスとかレイ・チャールズとかジャミロクワイとか。

そしてスティービー・ワンダーの「ハッピー・バースデイ」とともに店子のアンジェラの21歳、司の35歳の誕生日パーティです! ぜひご来店ください。

カフェタイムは17:00−19:00、バータイムは19:00−04:00。深夜はお客様がいなくなり次第、看板を消してしまいます。

お部屋1942/選挙と瀬戸弘幸

お読みでない方は先に以下をお読みください。

「1857/瀬戸弘幸と岩崎定夢」
「1858/岩崎定夢のカンパ要請 」
「1859/岩崎定夢と瀬戸弘幸の伝言ゲーム 」
「1861/岩崎定夢とフリーライター社」
「1863/瀬戸弘幸が触れられたくないこと」 
「1930/岩崎定夢と稲川会」
「1932/岩崎定夢と瀬戸弘幸のシノギ」
「1935/「ジャーナリスト」にもいろいろある」
「1939/環境と施設」
 
 
復活した「ワールドワイドウェブ的左顧右眄」が繰り出す批判は、瀬戸弘幸にとっては痛打でありましょう。「右翼だから痛打」というより、「右翼を偽装したゴロツキでしかないことを明らかにしているから痛打」と言った方がいい。おそらくワールドワイドウェブさんの批判は無視するか、仮に触れるとしても揚げ足取りの類いのみでしょう。

「ワールドワイドウェブ的左顧右眄」のエントリー「瀬戸弘幸さんは極右の矜持すら忘れ去ったのか? (その10)」で、瀬戸弘幸は30年以上前から、首尾一貫しない行動をとっていたことを明らかにしています。

瀬戸弘幸は1974年の参院選で、糸山英太郎の選挙を応援。ワールドワイドウェブさんは、【右翼デビューなさった頃からクリーンな選挙がお嫌いだったんでしょうか?】と書いています。「クリーンな選挙が嫌い」どころか、金まみれの選挙が好きであり、当時から選挙は金儲けの手段と考えていたのだろうと私は推測しています。

「右翼」」としても「ジャーナリスト」としても行動原理は金。そう考えると、瀬戸弘幸の生き様は一貫しているのかもしれません。
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お部屋1941/『唐沢俊一検証本』の役割

「東京国際ブックフェア」で話した内容をまとめ直した「『エロスの原風景』ができるまで」の2回目が更新されています。
 
 
「唐沢俊一検証blog」8月20日付エントリー「『検証本VOL.1』再販情報など。」でkensyouhanさんはこんなことを書いていました。
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このあいだ出版業界の方にお話を聞いたところ、「唐沢俊一検証blog」は業界関係者の間でよく読まれているとのことでした。おかげで影響も出ているとかいないとか。

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「お部屋1855/唐沢俊一のP&Gは無尽蔵」
【片っ端から編集者たちに確認したところ、1人を除いて、「唐沢俊一P&G(パクリ&ガセ)問題」がこうも拡大していることを知りませんでした】と書いたことによって、ウィキペディアの唐沢俊一の項【出版業界の多くの関係者は唐沢の盗作問題にあまり興味を持っていないという声もある】と記述されてしまいました。
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長崎のお花屋さん

先週、一足早くハロウィーンの記事のための撮影をした。
食用ではない観賞用のカボチャが必要で、
近所の花屋さんやネットをいろいろ探したけれど、
なかなか見つからず……。
ハロウィーンか近づけばいっぱい出回るのだろうけど、
8月じゃまだまだ扱っているところはほとんどない。
唯一、昨年8月の初めに入荷したという花屋さんの記事を見つけ、
今年はどうだか問い合わせてみた。
長崎県のタナカヤ花店というお店なんだけど、
遠い横浜からの問い合わせに、熱心に応えてくれ、
その時は未入荷だったのに、市場や農家にまで問い合わせてくれて、
なんと、撮影に間に合うように手配して送ってくれたのです。
店主の心意気にとてもうれしくなりました。

ジャパニーズブックダムの夢

・インターネットで、本の全文から検索できるウエブサイトをつくりたい
・ヒットした本の該当ページは画像で表示できてほしい
・対象の本は、日本語で書かれたすべての本がいい
・もちろんGoogleのように、本の数ページだけ表示されるとか、その前後の数行だけ表示されるとかの制限はあっていい
 これは、著作権者と出版社が判断すればいい
・本が表示されるページには、もちろん、その出版社へのリンク/ネットもリアルも書店へのリンク(コレ実現するためには書店業界の努力が必要だけどね)/図書館へのリンク(これも図書館業界の努力が必要だけどね)をおくんだ
・もちろんAPIで利用可能にして、趣味/商売に関わらず、これをイッパイネット上で活用できるしかけにする
・Googleの他に、もう一つはこうしたサービスをつくりたい

これを、「ジャパニーズブックダム」というのだ(名付け親は僕の友人だけどね)
(ジャパン=日本国、じゃなくてジャパニーズ=日本語、の本が対象なんだよね、夢では)

なぜ、こんなサービスを作りたいと思っているのかというと、すでに、
「ポット出版●Googleの書籍デジタル化への集団訴訟和解案について」2009-05-11で書いている通り
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 ●ポット出版は、ポット出版が発行した書籍の全文を対象にした検索が実現することを歓迎します。

 ・すべての人が、書籍の書誌情報(タイトル・著者名など)だけでなく、
 その全文にたいして一定の言葉の存在を検索できることは、
 その人にとって有用な書籍を「発見」する手だてを格段に増やし、
 そのことで、社会全体でさまざまな知の共有が前進すると思うからです。
 ・「発見」する手だてが増えることは、ポット出版の発行物の発見も増やすことにつながり、
 販売の増加が見込めると判断するからです。
 ・発見→販売増大は、現時点で可能性があるという範囲だと思いますが、
 少なくともそうした実験はされるべきだと思います。
 ・もし実験がおおきな失敗をしたとしたら、その実験から離脱しようと考えています。
 ・これらは、すべての発行物で一律に判断する意思はありません。
 例えば辞書のように、発見→販売増大に結びつかない可能性があるものも考えられます。
 したがって、基本は提供ですが、それぞれの書籍によって例外的に、提供しないという判断もあり得ます。
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だからです。

じゃあ、Googleブック検索にまかせるのではなく、なぜ「ジュパニーズブックダム」を作りたいのか。
Googleの取組みは歓迎ですが、心配が二つあります。

一つは、Google一つしかないことです。ちょっと独占度が高すぎる。
(正確にはアマゾンにも「なか見検索」がありますけど、ちょっとこと部分ははしょります)
それに、フランス国立図書館とも契約するかもってニュースも流れたし、
アメリカ議会図書館も来年アタマにはタッグを組むだろう、って見る人もいる。
集中し過ぎだと思うのです。

二つ目に、Googleとの交渉、日本の出版社としてはとても難しいと思う。
Googleが今、対応しようとしてるのは英語圏の出版社+著作権者。
それらとうまく話をまとめられれば、日本その他はくっついて来るでしょ、的なムードを感じるんです。
日本語全文検索を作って、そこで独自にこのサービスを始めることで、
そこで合意して作る基準をもって、Googleに迫れるのではないだろうか?
と思うのです。

それならこの夢をどうやって実現していこうと考えているのか?
ちょっと長文になったので、その「思いつき」は今度書きます。いえ、そのつもりです。

アメリカの音楽販売のネット経由が35%だって

昨日、2009.08.19水の日経新聞夕刊3面に「米の音楽販売ネット経由35% 上半期」って記事があった。

2009年=35%(上半期)
2008年=30%
2007年=20%
だそうだ。

35%の残り(65%)はCD。

意外な気がした。
これほどiPodや、そんなのが席巻してるのに、相変わらずCDが多いのが。
オレ自身、買うのはほとんどCDだけどね。

中身と物体、の問題はまだまだよくわからないんだなと思った。
うん、またしてもうまく言語化できてない。

電子データ化に抵抗したい気ははまったくないんですよ、紙がいいとか強調する気もない。
でも、単純に電子データになるんだ説に100%同意もできない、中途半端な気分なんだ。

本に関して言えば、長期的には電子データに移行するんだろうけどね。
イメージは2〜3年くらい先からデータで入手することが拡大して、10年くらいで2/3ぐらいにデータ入手がなるんじゃないか?って気がしてるけど。