年別アーカイブ: 2009年

お部屋1944/脱法ビラの魑魅魍魎

「1857/瀬戸弘幸と岩崎定夢」
「1858/岩崎定夢のカンパ要請 」
「1859/岩崎定夢と瀬戸弘幸の伝言ゲーム 」
「1861/岩崎定夢とフリーライター社」
「1863/瀬戸弘幸が触れられたくないこと」 
「1930/岩崎定夢と稲川会」
「1932/岩崎定夢と瀬戸弘幸のシノギ」
「1935/「ジャーナリスト」にもいろいろある」
「1939/環境と施設」
「1942/選挙と瀬戸弘幸」
 
 
瀬戸弘幸は、あったかどうかも定かではない「暴行事件」について、こんなことを書いています

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 民主主義社会の中で、言論活動が暴力によって止められるなどということがあってはなりません。今回配布していたチラシは、創価学会の池田大作を批判する単行本の宣伝パンフだそうです。

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これについては、「りゅうオピニオン」が指摘しているように、違法ビラの配布をごまかすためのものだと推測できます。瀬戸弘幸は、街宣右翼の時代から、まったく変わっていない。自分の利になることであれば、違法行為まで肯定する。

本の宣伝を名目にして、選挙前に、特定の政党や特定の個人を貶めるビラを配布する手法は以前からあります。
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ポット出版社長・沢辺均の日記-29[2009.08.17-08.25]

最近この日記は、ためないで書いているつもりだったんだけど、もう1週間以上ためてる。

●2009.08.17月
午後、岡本くんのアカデミアリソースガイド主催の「この先にある本のかたち 我々が描く本の未来のビジョンとスキーム」に行く。出口まで小学館の岩本さん(「デジタルコンテンツの現状報告」の著者)とおしゃべり。

●2009.08.18火
午後、均整を受ける。
夕方S社にちょっとした打ち合わせ。編プロ仕事。

●2009.08.19水
午前中、Yさんと筑摩書房に菊池さん訪ねる。
午後、共同通信の取材。「本の現場」など、最近の出版の動きなど。
書店と書店員の自由を増やすことが大切だって、話す。
夕方から、H社プレゼンのブレスト。4時間かな?

●2009.08.20木
出版会議。
午後は東中野小学校のイベント「盲導犬に会おう」。
途中で抜けて国立国会図書館へ。打ち合わせ。

●2009.08.21金
午前中ポット会議、その後掃除大会。
午後は永江さんインタビュー。ポット出版サイトでの新企画であり、
本の現場」のプロモーション。

●2009.08.22土
鉄とすずをつれて代々木公園ドックランに行く。
夜は下北沢のZajiで、友人であり「たったひとりのクレオール」著者の上農正剛さんと飲み、おしゃべり。
大学でのカンニングや、事故をめぐる対処の話で盛り上がる。
映画になるような話だ。

●2009.08.23日
午後事務所で、永江さんのテレビ取材。BS日テレ。
放映は9月10日22時だと。財部さんの番組。
詳細はまた、おしらせしますね。
夕方には、鉄とすずをつれて代々木公園のドックランに。

●2009.08.24月
NPOげんきな図書館の代々木図書館スタッフではじめた
twitter
の説明をしに、中央図書館へ。うまく説明できたんじゃないかな? 了解も得られたし。
ゲリラ雷雨に引っかかって帰って、H社プレゼンの打ち合わせ。

●2009.08.25火
午前中マンションの管理組合。ビラセレーナ祭りのことなど。
夕方はさわやか信用金庫の担当者と融資手続き。
なんとおいらの印鑑登録証明書が必要だということが判明。手続きが翌日に持ち越し。
夜、げんきな図書館の理事会。代々木図書館スタッフによる新事業のこと。

グーグルに依存し、アマゾンを真似るバカ企業」 (幻冬舎新書)夏野 剛 (著)
他乱読。と次々に読みたい本がたまっていく。

山中学さんの思い出

山中学さんの写真集『羯諦』、来週の金曜日に刷り上がりが届く予定です。

ポット出版がお送りしている「新刊案内メール」のための「担当編集者より」という文を書いたので、
こちらにも載せておきます。

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山中さんの作品に関しては、何よりもまず実物を見ていただくのが良いのですが、
山中さんの写真に関する自分の体験をひとつ…。

具体的にいつのことだったかは忘れてしまいましたが、
数年前、インターネット上で山中学さんの写真に遭遇しました。
6つのシリーズの中で、一番上に表示されていたのは最新作の「無空 茫々然」。
24体の堕胎児でした。
説明的な文章は一切なく、詩的な短文だけが添えられた写真群が持つ、
得体の知れない強さに打ちのめされたことを覚えています。

同じようにほとんど説明もなく羅列された6つのシリーズのどれを見ても、
画面の中の世界が自分の生活している空間と地続きだとは、とても思えず、畏怖の念を抱きもしました。
人が撮ったとは思えない写真のインパクトに、ブックマークなぞする余裕はなく、
全てを見終わった後も、ただフラフラとページを閉じるのみ。
その後2,3度、思い出したように山中さんのサイトを探したのですが、
「山中学」という名前を覚えていなかったため、見つけることができず、
忘れかけていた2008年の11月。
中野ブロードウェイにある書店「タコシェ」の中山亜弓さんから、
「今、とても好きな写真があって、山中学さんという写真家の作品なのですが、
その方の写真集を出すことを考えています」
というメールがポット出版に送られてきました。
自費出版という方法もありだけれども、流通や質のことを考え、
沢辺(ポットの社長です)に相談してみたい、という内容でした。
そのメールの中の、山中学という写真家のサイトです、
と書かれたリンクをクリックしたときの衝撃といったらありません。

それから実際に山中さんとお会いして、
その人柄に良い意味で大きく裏切られるなど紆余曲折ありましたが、
この9月、ようやく『羯諦』として完成します。
準備期間を含めて、1つのシリーズ制作に3,4年。
6シリーズで約25年間の集大成です。

山中さんは完成とほぼ同時にニューヨークに発ち、現地にある所属ギャラリーでの展覧会へ。
本当に、弾丸ミサイルのような人で、本人の魅力もどこかでお伝えしたいのですが…。
山中さんは、作品以外の部分を明らかにするのを避ける人なのです。
残念。
その分、その作品を多くの人に見てもらいたいです。

山中学の写真
※リンク先で公開されている6シリーズの被写体は「ホームレス(阿羅漢)」「動物の死骸(不浄観)」「老婆(羯諦)」「アジアの子ども(童子)」「奇形者(浄土)」「堕胎児(無空 茫々然)」です。

twitterdeアンケート「Googleブック検索って使ってる人いますか?」

twitterを使ってアンケートをしてみました。

みなさんに質問! Googleブック検索って使ってる人いますか?
このつぶやきを呼んだ人、もしよければアンケートにお答えを。
よく使う/たまに使う/試しただけ/使ったことない、
で選択してもらえませんか。タグつけて。#q_gbs

回答数=29人
回答が集まった時間=約1日(逆に言えば1日たったら回答が止まった)
よく使う=1人
たまに使う=4人
試しただけ=14人
使ったことない=5人
他に、初めて知った、原書の確認につかう、といった回答もありました。

ご協力感謝。

うむ、ジャパニーズブックダムの夢をみてるんですけど、
このアンケートだと、実は必要がない、と解釈するのか?
いえいえ、やっぱり、それなりに日本語の本を網羅してないと、
よく使われるようにならない、ってことなんでしょうね。

http://twitter.com/#search?q=%23q_gbs でそれぞれの回答が読めます。

沢辺のtwittereへは、http://twitter.com/sawabekin

あれから約1ヶ月…

昨晩、仕事の帰りに三軒茶屋のTSUTAYAに寄った。
某社の単行本のデザインをどうしようか、
いろんな本を見てあれこれ妄想したかったので。

三軒茶屋TSUTAYAといえば、『エロスの原風景』
おすすめポップ付きで面出しをしてくれていた
朝から深夜まで営業している年中無休の本屋さん(2009-07-29日誌参照)。
この1ヶ月の間もちょこちょこTSUTAYAには行っていたのですが
用事を済ませたらすぐ店を出てしまっていたので、しばらくのあいだ未確認。
あれからもうずいぶん時間も経ってるし、さすがに面出しはないかなーとか思いつつ
例の棚の様子も見てみましたところ

まだおすすめ面出ししてあった!!!!!
2冊減ってる!!!!!

しかも一番表面に出ているものは、中身が立ち読みできるよう素で置いてあり
その後ろに置かれている2冊は汚れないようにビニールに包んでくれていました。
う、うれしい。感謝感謝です。

三軒茶屋近辺にお住まいの方、ぜひお立ち寄りください。
で、買ってくれたらもっとうれしい(笑)。

でるべん9月勉強会 「いま、中小出版社に何ができるのか」

沢辺が話をさせてもらいます。
よろしければご参加ください。

ジャパニーズブックダムの構想などを話させてもらおうか? と思ってます。
主催者の許しがでればですけど。(↓とはちょっと違うんで)

ココから────────────────────

各位

ご無沙汰しております、
でるべんの会幹事を務めております、梶原です。
次回の「でるべんの会」勉強会は、先日MLにもご投稿いただきました、
ポット出版代表取締役の沢辺均さんにお話を伺います。

ポット出版から7月に発売された
2冊の出版業界関連本が話題を集めております。
その一つは、ライター永江朗氏による『本の現場』。
出版業界の諸問題をつぶさに取り上げ問題提起を行う本書は、
「非再販本」として発売されることで、話題を集めました。
また、出版コンテンツの今後を考える会として発足した
「出版コンテンツ研究会」の研究報告と、
デジタルコンテンツ業界で活躍するキーマンにインタビューを行った
『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』は、
加速する出版のデジタル化をとらえる上で
必読の一冊となっております。

その一方で、沢辺さんは
出版社の枠を超えた活動、発言を多数行っております。
中小出版社ネットワーク団体「版元ドットコム」の立ち上げ・運営から、
責任販売システム「35ブックス」への参画、
Googleブックサーチ問題では率先して賛成の意を唱えるなど、
出版業界の各所でご活躍を続けております。

今回は、その多岐にわたる活動についてお話を伺うとともに、
変革を迫られる出版業界において一人一人が何をなすべきなのか、
より率直なお話を伺いたいと思っております。

急なご案内で申し訳ございませんが、
皆様ふるってご参加いただきますよう、お願い申し上げます。

(以下参照)
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■テーマ
いま、中小出版社に何ができるのか
——版元ドットコムから非再販本出版、35ブックスまで——

■日時:9月8日(火)19:15〜20:45(*受付は18:45から)

■会場:水道橋・貸会議室「内海」東京学院ビル3F教室
http://www.kaigishitsu.co.jp/access/index.html
※終了後、近辺で懇親会を予定しております

■講師
沢辺均(ポット出版代表取締役)
http://www.pot.co.jp/

■当日のタイムスケジュール(仮)
18:45〜   受付開始
19:15〜   開始 → 講師紹介、導入
→ トークセッション、質疑応答
〜20:45   終了 → 片付け
21:00頃から 懇親会開始

■勉強会参加料 1,000円(予定)
■懇親会参加料 4,000円(予定)

■予約お申し込み
下記の受付フォームにて承ります。
http://my.formman.com/form/pc/IuZ3mlXvML915uvE/

お部屋1943/「24時間テレビ」と日本ユニセフ協会

「東京国際ブックフェア」でのトークをまとめた「『エロスの原風景』ができるまで/松沢呉一インタビュー」の3回目が更新されました。

このインタビューの効果はまったくなくて、ここ1週間ほど、アマゾンの数字はほとんど動かず。

昨日と今日は計4冊動いてますが、これは昨日の「日刊ゲンダイ」に取り上げられたためだと思われます。たった4冊でも、1冊動くかどうかの雑誌の書評よりずっと効果があります。「日刊ゲンダイ」の読者層が『エロスの原風景』と合致しているということもあるんでしょうし、週刊誌や一般の新聞より、夕刊紙は隅々まで読む人が多いってことも関係していそうです。読んでいないので何とも言えないですが、購買意欲を刺激する内容だったのかもしれません。

これで予定していた書評も出揃って、あとは何の予定もなし。

『エロスの原風景』が動かなくなっても、不思議と旧著が動き続けていて、「風俗ゼミナール」シリーズや『風俗お作法』はしばしば4桁に入っています。古い著書が次々と品切れになっており、数日前には『恐怖の大玉』が「一時在庫切れ」になりました。たぶんもう返本はないでしょうから、このまま品切れになると思います。あとは中古でどうぞ。

ついでにさっき見つけたことを書いておきます。
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高遠ブックフェスティバル●8月29日(土)、30日(日)

2009年8月29日(土)、30日(日)の2日間、長野県高遠町で「高遠ブックフェスティバル」が開催されます。

マガジンポットで「北尾トロ×下関マグロのライターほど気楽な稼業はない」を連載中の北尾トロさんも実行委員の一員、そして出演者として参加します。

詳細は公式サイトをご覧ください。

高遠ブックフェスティバル公式サイト
北尾トロ公式サイト「杉並北尾堂」

○『新世紀書店 自分でつくる本屋のカタチ』(北尾トロ、高野麻結子編著)

『羯諦』●タコシェ中山亜弓さんに紹介していただきました

タコシェ店主の中山亜弓さんに、2009年8月19日発行の「[書評]のメルマガ」の中で、2009年9月発行予定の『羯諦 山中学 写真』を紹介していただきました。

中山亜弓が選ぶこの一冊(34)「あるがまま」の視点

タコシェは、1992年に作られた山中学さんの写真集『不浄観』(限定150部)を、恐らく日本で唯一販売したお店です。
今回の『羯諦 山中学 写真』発行も、中山さんからのお話がなければ実現しませんでした。
ありがとうございます!

羯諦 山中学 写真』は現在予約受付中です。
ご予約はお問い合わせフォームで承っております。
本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/お届け先ご住所/お電話番号/メールアドレス/お支払い方法をお知らせください。
お支払い方法等詳細は、「本の購入」のページをご覧ください。

フリーライターの名刺を作ってみた [北尾トロ 第6回]

3カ月働いたところで、やっとイシノマキを辞めることが了承されたものの、ふたつ条件があった。

ひとつ目は、他の編集プロダクションに行かないこと。社長はぼくがどこかの編プロに入り直す気でいると疑っていたのである。

「うちにきたとき、伊藤君は電話ひとつかけられなかったよね。かけさせても、敬語は使えないしメモも取らないほどだった。それが、いまでは何とかできるようになっただろう。そういうことも含めて、うちで培った編集ノウハウがよそに行くのは困るんだよ」

そんなことまで言われたが、編集だけは二度とやるまいと思っていたぼくにはどうでも良かった。 続きを読む