年別アーカイブ: 2007年

台風一過

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台風が去った連休最後の日。庭のそうじをした。
(そういえば、子どもの頃「台風一過」を「台風一家」だと思っていた)
鉄も外が気持ちいいのか、寝そべってウトウトし始めていたが
ダンゴムシを発見すると、鼻をクンクンさせ観察スタート。
もちろん最後は食べていました。
メダカもお日様に当ててあげようと思い、庭に出した。
メダカは小さすぎて鉄には見えないのか、まったく興味を示さない。
食べるかなと思っていたのだけど…。

おしっこの量

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鉄を飼ってから、今までになく天気を気にするようになった。
きのう、おとといも、おしっこ&ウンチのために、いつ外に連れて行くか
雨の様子をうかがっていた。
濡れるのを嫌がるのは相変わらずだけれど、おしっこのたまり具合によっては、
鉄も贅沢なことは言っていられないようで、しぶしぶ雨の中を歩き出す。
きのうは、お昼すぎに一度雨がやんだとき、「今だ!」と急いで
近所をひと回りして、おしっこ&ウンチをすませた。
いつもより5時間くらいおしっこタイムが遅かったせいか、
出るわ、出るわ。
通りすがりの女性に、「いっぱい出たねー」と感心された。
鉄はうれしそうにシッポを振って愛想をふりまいていたが
母は、恥ずかしい。

バーバラ・マクドナルド/シンシア・リッチ『私の目を見て』

● バーバラ・マクドナルド/シンシア・リッチ『私の目を見てーーレズビアンが語るエイジズム』(原柳社発行/ウィメンズブックストア松香堂発売)

 僕には86歳になるゲイのボーイフレンドがいる。彼は新宿のど真ん中で独り暮らしをしていて。いまも元気に町を闊歩している。幸いなことにいたって健康で、その歳になるまで風邪ひとつ引いたこともないというから驚きだ。

 彼と知り合ってから僕はいろいろなことを発見した。例えば、彼の頭の回転は僕などよりもよほど速く、少々口が回らないということはあるが、知力にはまったく衰えがない。物事を見る目が聡明で、様々な分野の情報に通じている。86歳という年齢のイメージからは想像もできないほど知的なのだ。それは僕の、老いることはボケること、というステレオタイプを見事なまでに壊してくれた。 続きを読む

比留間久夫『YES・YES・YES』

yesyesyes.jpg● 比留間久夫『YES・YES・YES』(河出文庫)

 これはいわゆるゲイ小説でも、同性愛をテーマにした作品でもない。全編に男と男の性行為が描写されていた為、そう勘違いする向きもあったが、ここには同性間での性行為はあっても、同性愛は存在しない。

 主人公は「自己破壊」すべくゲイ専用のホストクラブで男相手に身を売る、十代の青年である。彼は同性に性的欲望を抱くゲイではなく、女性を性愛の対象とする異性愛者だ。けれどもプロの売春夫として老若さまざまな男たち(といってもゲイだが)ベッドを共にする。そしてそういった行為の中で、時には快楽さえ獲て、「希薄な日々」を繰り返していく。 続きを読む

井田真木子『同性愛者たち』

douseiai.jpg● 井田真木子『同性愛者たち』

 僕はときどき自分がすっごく幸運なんじゃないかと思う。何をって? 1960年代にゲイとして生まれたことを。
 
考えてみれば、僕らの世代はみーんな団塊のオッサンやオバサンたちのお古をリメイクして使ってきたのだ。ロックだって、アニメだって、ファッションだって元をたどればたいがい60年代に遡る。80年代を席巻したエコロジーやフェミニズムでさえ、その担い手は全共闘の残党だ。キャツラときたらまるでイナゴの大群のように押し寄せては、そこいらじゅうを食い尽くしてしまうのである。結果、後続世代は二番煎じに甘んじるしかない。そう、僕らには自分たちに固有のテーマなんて残されていなかった。カウンター・カルチャーにも、共産主義にも、フェミニズムにも、エコロジーにも、ぜ−んぶ乗り遅れて来たのだ。 続きを読む