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『羯諦』●「日刊サイゾー」インタビュー&飯沢耕太郎レビュー記事掲載

2009年9月に刊行した写真集『羯諦─山中学 写真』の著者山中学さんのインタビュー記事が、「日刊サイゾー」に掲載されました。

創作期間25年の写真集『羯諦』写真家・山中学が焼き付ける「生と死の境界線」 – 日刊サイゾー

山中学さんが『羯諦』のシリーズを撮り始めたきっかけや、創作の姿勢の片鱗が伺えるインタビューです。

また、写真評論家の飯沢耕太郎さんが、『羯諦』のレビューを書いてくれました。

─写真を通じて生命と物質の境界を問いつめる作業の、極限値がここにあるといってよいだろう。
飯沢耕太郎のレビュー|美術館・アート情報 artscape

ぜひ、合わせてお読みいただければと思います。

『羯諦─山中学 写真』


著●山中学
定価●6,000円+税
ISBN978-4-7808-0132-3 C0072
250mm×250mm/144ページ/並製・函入
[2009年9月刊行]

著者のプロフィールなど、詳細はこちらをご覧ください

『羯諦』●田亀源五郎さんに紹介していただきました

ポット出版9月の新刊『羯諦(ぎゃあてい)─山中学 写真』(山中学)が、田亀源五郎さんのブログで紹介されました。

田亀源五郎’s Blog: 『羯諦 山中学 写真』

羯諦 山中学 写真

著者●山中学
定価●6,000円+税
ISBN978-4-7808-0132-3 C0072
250mm×250mm / 144ページ / 並製函入

目次など詳細はこちら

『羯諦』●山中学氏ニューヨーク個展開催中

2009年9月に刊行した『羯諦(ぎゃあてい) 山中学 写真』の著者山中学さんの出版記念写真展が、現在ニューヨークのStefan Stux Galleryで行なわれています。

現地の山中学さんから、写真展の様子を写した写真が送られてきましたので、少しご紹介いたします。

写真集『羯諦』について、詳しくはこちらをご覧ください。

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●ギャラリーの入口近くでしょうか。海を渡った『羯諦』と180cm近い大きさにプリントされた「阿羅漢」が対峙しています。

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●「無空 茫々然」の前で。このシリーズは実際の被写体よりも大きくプリントされています。

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●若い女性の皆さんも、興味深げに写真集を見つめています。

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●会場では、ギャーテイギャルズがお出迎え。

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●集まった皆さんとパチリ。「Gyahtei!」

『羯諦 山中学 写真』●都築響一さんに紹介していただきました

ポット出版9月の新刊『羯諦(ぎゃあてい)─山中学 写真』(山中学)が、編集者・都築響一さんのブログで紹介されました。

「奇跡の出版プロジェクト:山中学『羯諦』」というタイトルで、「日本ではほとんど名前を知られていないのですが、たぶん、いま活動する日本人フォトグラファーのうちで、もっともハードコアな写真を撮り続ける作家」として、取り上げていただいています。

roadside diaries: 奇跡の出版プロジェクト:山中学『羯諦』

羯諦 山中学 写真

著者●山中学
定価●6,000円+税
ISBN978-4-7808-0132-3 C0072
250mm×250mm / 144ページ / 並製函入

目次など詳細はこちら

『羯諦─山中学 写真』●サイン本あります

ポット出版は、2009年9月10日(木)に写真集『羯諦─山中学 写真』を発行いたします。

全国の書店、ネット書店でお買い求めいただけますが、ポット出版に直接ご注文いただいた方には、著者のサイン入りの本も、若干数ご用意しております。

著者によるサイン入りの『羯諦』をご希望の方は、お問い合わせフォームから、本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/ご住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引きがご利用いただけます。詳しくは「本の購入」のページをご覧ください)に加えて、「サイン本希望」の旨をお知らせください。

羯諦─山中学 写真

著者●山中 学
定価●6,000円+税
ISBN978-4-7808-0132-3 C0072
250mm×250mm / 144ページ / 並製函入

山中学さんの思い出

山中学さんの写真集『羯諦』、来週の金曜日に刷り上がりが届く予定です。

ポット出版がお送りしている「新刊案内メール」のための「担当編集者より」という文を書いたので、
こちらにも載せておきます。

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山中さんの作品に関しては、何よりもまず実物を見ていただくのが良いのですが、
山中さんの写真に関する自分の体験をひとつ…。

具体的にいつのことだったかは忘れてしまいましたが、
数年前、インターネット上で山中学さんの写真に遭遇しました。
6つのシリーズの中で、一番上に表示されていたのは最新作の「無空 茫々然」。
24体の堕胎児でした。
説明的な文章は一切なく、詩的な短文だけが添えられた写真群が持つ、
得体の知れない強さに打ちのめされたことを覚えています。

同じようにほとんど説明もなく羅列された6つのシリーズのどれを見ても、
画面の中の世界が自分の生活している空間と地続きだとは、とても思えず、畏怖の念を抱きもしました。
人が撮ったとは思えない写真のインパクトに、ブックマークなぞする余裕はなく、
全てを見終わった後も、ただフラフラとページを閉じるのみ。
その後2,3度、思い出したように山中さんのサイトを探したのですが、
「山中学」という名前を覚えていなかったため、見つけることができず、
忘れかけていた2008年の11月。
中野ブロードウェイにある書店「タコシェ」の中山亜弓さんから、
「今、とても好きな写真があって、山中学さんという写真家の作品なのですが、
その方の写真集を出すことを考えています」
というメールがポット出版に送られてきました。
自費出版という方法もありだけれども、流通や質のことを考え、
沢辺(ポットの社長です)に相談してみたい、という内容でした。
そのメールの中の、山中学という写真家のサイトです、
と書かれたリンクをクリックしたときの衝撃といったらありません。

それから実際に山中さんとお会いして、
その人柄に良い意味で大きく裏切られるなど紆余曲折ありましたが、
この9月、ようやく『羯諦』として完成します。
準備期間を含めて、1つのシリーズ制作に3,4年。
6シリーズで約25年間の集大成です。

山中さんは完成とほぼ同時にニューヨークに発ち、現地にある所属ギャラリーでの展覧会へ。
本当に、弾丸ミサイルのような人で、本人の魅力もどこかでお伝えしたいのですが…。
山中さんは、作品以外の部分を明らかにするのを避ける人なのです。
残念。
その分、その作品を多くの人に見てもらいたいです。

山中学の写真
※リンク先で公開されている6シリーズの被写体は「ホームレス(阿羅漢)」「動物の死骸(不浄観)」「老婆(羯諦)」「アジアの子ども(童子)」「奇形者(浄土)」「堕胎児(無空 茫々然)」です。

2冊の入稿を終えての1人反省会、あとEye-Fi

先週、岩松了さんと5人の写真家の『溜息に似た言葉』と、山中学さんの『羯諦』の2冊を入稿しました。

先週の末から今週の頭にかけて『溜息』の色校確認が、そして本日『羯諦』の色校確認が終わり、
明日『羯諦』の色校を戻せば、物としての本の出来上がりは、待つだけ。


2冊の制作を進める中で反省点は3分に1つくらいあったのですが、
一番大きな反省点は「最初から全力で行かんといかんぜよ」というものです。

初校を出すときに確認不足や詰め切れてない部分があると、後から後からボロが出て、
改めて確認したり、デザインを変更する必要が出てきたりで、あらゆる人に手間をかけてしまう、
ということが身に染みてわかりました。

もちろん、やっている最中は手を抜いているつもりはさらさらなかったのですが、
後から考えれば「何で絶対必要なソコを確認してないの?」というポイントが山ほど出て来て、
自分の未熟さに酒恋しくなったり、反省しきり。

「後で確認しよう」は絶対駄目で、集中力と追求力が大事なのですね。

高校生くらいのときにも思ったはずなんだけど。
ガックシ。

他にも「何でも確認すればいいってもんじゃないぞ」とか色々あるのですが、
あんまり長時間反省していると大変なので今回はこの辺で。

今日は「見た目は普通のSDカードだけど、それを入れてデジカメで写真を撮るとアラ不思議!
自動でflickrやら何やらの画像共有サイトにデータをアップロード」してしまう
Eye-Fiというオモチャをポットサイトに導入するための実験を色々していました。

使い始めるまでは
iPhone(先週買いました)があれば、似たようなこと出来るんじゃないの?
と思ったのですが、実際にデジカメで撮った画像がいつの間にかWeb上で公開されているのを
目の当たりにすると不思議な高揚感があり、
お前も全世界に公開してやろうか!?という気分になります。

SDカードの形をしたものを、デジカメに突っ込む、
カシャッと押す、というところがポイントですね。

クリックする指先が遠くまで届いたみたいで、楽しいです。

大田(http://twitter.com/ota_pot

山中学写真集『羯諦』出します

本日、早速ofellabutaさんで取り上げていただきましたが、
ポット出版は9月に山中学さんの写真集『羯諦』を出します。

現在、掲載する写真を含めた本文まわりはほぼ出来上がり、函や表紙、本文の用紙についてさまざま検討しているところです。

山中学さんは1959年、兵庫県生まれの写真家で、25年間に亘って「阿羅漢」「不浄観」「羯諦」「童子」「浄土」「無空 茫々然」という6つのシリーズを撮影してきました。今回の写真集『羯諦』はその集大成で、6シリーズから108点を収録します。

序文はカリフォルニアの日本美術研究者、パトリシア・J・グラハム博士。

定価6,000円+税と安くない写真集ですが、
250mm×250mmの大きなサイズで山中さんの写真を堪能していただけると思います。

モノクロで写し取られたそれぞれの被写体の、生き物としての本質をご覧ください。

【目次】
◎序文─パトリシア・J・グラハム博士
●阿羅漢
●不浄観
●羯諦
●童子
●浄土
●無空 茫々然
◎活動歴
※全文、日英対訳付き

【山中学 プロフィール】
1959年生まれ。広告写真家の助手を4年余務める。その後独立、23歳で上京。
コマーシャル写真家の道を歩み始めるが、広告写真と自分の追求したい写真の温度差を感じ、
自らの世界を極めたいと思い、作品の制作を始める。

──私の生まれ育った大阪近郊の尼崎の町は町工場労働者たちの多く住む場所で、
昔から仏教が深く根付き、仏教にまつわるお祭りが多く、住民たちの信仰も厚く浸透していた。
私が小さい頃、交通事故に遭い病院に運ばれ、10日間も意識不明で生死をさまよった事があり、
幸いにも私はこの世に戻ることができ、その身代わりに可愛がっていた犬が死んでしまった出来事があった。
この奇妙な霊験や奇跡的な生還から、生と死、仏教に関心を持つようになった。
作品を通して仏教の真意を視覚的に伝えたいと思っている──

1989年、東京で初めての個展“阿羅漢”を開く。現在は、東京に住みながら、ニューヨークのギャラリーを通して作品を発信し続けている。

山中学の写真(著者のサイト)
※リンク先で公開されている6シリーズの被写体は「ホームレス(阿羅漢)」「動物の死骸(不浄観)」「老婆(羯諦)」「アジアの子ども(童子)」「奇形者(浄土)」「堕胎児(無空 茫々然)」です。

『羯諦』書店FAX(予価7,000円+税とありますが、定価6,000円+税に決定しました)