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『本の現場』●毎日新聞で記事になりました

7月13日(月)発売の『本の現場』が、7月20日(月)の毎日新聞朝刊のメディア面で取り上げられました。

出版ニュース社代表・東京女子大講師の清田義昭さんによる「再販制 今こそ議論必要」と題した記事です。

『本の現場』(永江朗著)の非再販扱い(再販売価格維持契約の不適用)について

ポット出版は、2009年7月に発行した『本の現場』(永江朗著 ISBN978-4-7808-0129-3 C0000)を、再販売価格維持契約の不適用(非再販扱い)の商品にしました。

●『本の現場』カバー裏の表記について
・希望小売価格●1800円+税 としています
・楕円(20ミリ×14ミリ)に「非再販」と表示しています

●非再販扱いした理由
ポット出版は、日本の出版市場がますます活性化するための一つの課題に、小売店=書店の商売の自由の拡大が必要だと考えています。
メーカーであるポット出版は、市場で購入される商品をつくることに力を注ぎます。
書店では、その商品を創意工夫を持って、ますます販売してほしいと思います。
その創意工夫を実現するために、書店の自由がより拡大されるべきだと考えています。
商品の値段に関する自由、商品の選択の自由、がその主なものでしょう。
値段に関する自由とは、いくらで販売するか(メーカーの希望小売り価格より下げるのか上げるのか)です。
また、仕入れ価格の低減も必要だと考えています。

この本は、値段に関する自由を多くしようと考えて非再販扱いにしました。

同時に、著者の永江朗さんも、「本来、商品の値段は小売店が決めるものだから、定価はなくていいんじゃないのというだけの単純なことですよ。」(『本の現場』214ページ)と書いているように、著者の考えかたにも後押しされて今回の非再販扱いをしました。

●書店に関わる具体的な取り扱い
・ポット出版の取次への出し正味はかわっていません。したがって、書店の仕入れ正味も、(たぶん)従来の再販の商品と同じだと思います。
・販売価格は、希望小売価格に拘束されません。(たぶん)仕入れ正味は同じだと思いますし、少数の商品のみを店頭で特別な対処をしなければならないので、現実的に価格の変更(安くする/高くする)は難しいと思います。
・返品もこれまで通りです。歩安入帳ではありません、書店の仕入れ正味と同額での返品を取次ではとるはずです。
また、ポット出版はこれまでも返品の制限をしていませんので、委託品・注文品とも返品を受け入れています。
逆送などありましたら、この非再販扱いの本にかかわらず相談ください。書店と一緒に返品を受け入れるように取組みます。
・二段バーコードの値段は、希望小売価格の1800円としています。レジでは、この額が表示されるはずです。
もし、希望小売価格と違った値段で販売する際には、ご面倒でも、直接販売価格の入力をお願いします。

以上よろしくお願いします。

○その他ご不明の点がある場合は……
ポット出版までお問い合わせ下さい

【書店様向弊社連絡先】
お問い合わせフォーム●こちら
電話●0120-029-936
ファックス●0120-009-936

本の現場

本書は、『図書館の学校』( NPO図書館の学校)で2005年から2007年にかけて連載された原稿を主軸にした、「本が生み出される現場」「本が読まれている現場」の記録である。
この30年で出版点数は4倍になったが、いっぽう1点あたりの販売金額は半分になった。
なぜこんなことが起こったのか。理由を知りたい。
それが取材をはじめるきっかけだったと著者永江朗氏は言う。
この5年間で、「本が生み出される現場」は大きく変化しはじめている。
自費出版ブーム、ケータイ小説の爆発的売れ行き、ライターや編プロが置かれるますます厳しい現状。
一方「本が読まれている現場」はどうか。
変わりつつあるのか。
「読書ばなれ」は本当か。
新書ブーム、ベストセラーはだれが読んでいるのか、などなど。
変遷する「本の現場」から何が見えてくるのか。何を見るのか。
巻末には、本のディレクションを生業とする幅允孝さん(BACH)へのインタビュー、編集部による永江朗氏へのインタビューを収録した。
最後に、そのインタビュー中に「ではこの本は再販をはずしてやってみましょうか」という話になった。
本書は、定価ではなく、希望小売価格で発売します。

ポット出版社長・沢辺均の日記-22[2009.06.23-07.07]

アットいまにためてしまった。
こんなにあいていたとは気がつかなかった。

●2009.06.23火
夕方S社デザイン打ち合わせ。
夜、石田豊さんお通夜。しっかり石田さんの顔を見て帰って来る。

●2009.06.24水
夜、版元ドットコムの組合員会議
今日から、我が妻・佐藤智砂は、友達の文ちゃんとモンゴルへ馬に乗る旅行にいく。
鉄とすずの飯をやらねばならない。

●2009.06.25木
午後、役所へ。版元ドットコムのメンバーと意見交換に行く。
この日、出版チームは、「デジタルコンテンツの現状報告」「本の現場」(永江朗)の
入稿で徹夜状態。
「本の現場」は、非再販にする。「希望小売り価格」「非再販」とカバーにしっかり表示。

●2009.06.26金
ポット会議

●2009.06.27土
午後には我が妻が、モンゴルから帰って来る。
オフクロが泊まりに来る。
娘の風実もオフクロが来てるんで、やって来る。3人で鉄とすずをドックランに。
オヤジの痴呆症のことなんかを聞いたり、入院状況を聞いたり。
ドックランから帰ってきてから、近所のイタめしやマンジャペッシェへ。おくさんも含めて4人。
3万も使ってしまった。

●2009.06.28日
「版元ドットコム大全」の作業。一人で寂しく。
夜は、K図書館の話を元館長にきく集まりへ。
戻ってきてから、「版元ドットコム大全」を入稿。
あー、こんなんで大丈夫か?

●2009.06.29月
「大全」入稿につづいて「35ブックス」のチラシ作りに。
思いのほか手間取る。

●2009.06.30火
久しぶりに均整をうける。
よるは「ず・ぼん15」の取材で、Next-Lの座談会。
なかなか面白いことが聞けた。

●2009.07.01水
東京国際ブックフェア社内会議
大学生協の人が来て、業界状況ばなし。
夜の「ず・ぼん」編集委員会は中止。

●2009.07.02木
午前中出版会議。ある原稿を本にするしないをめぐって、というより、
そうした話にどう対処するかの議論で長引く。
那須ゆかりを久しぶりにブータレ顔にする。
信用金庫に「S」問題(笑)の相談。
尹と上野の面接(一年に一度やっている。給料改定もこの場で決める)。
感想は控えておこう(笑)。

●2009.07.03金
ポット会議
デザイナー増員問題。募集の告知をすることにした。
午後は「35ブックス」の会議。

●2009.07.04土
人間学アカデミーシンポジウム

●2009.07.05日
「35ブックス」のチラシを作り、翌日の企画説明会発表会の準備。
それと翌日の、早稲田大学文学学術院・永江朗さんの演習の講師で話すレジュメ。

●2009.07.06月
7月誕生日のすずと大田と幸江ちゃんのバースデーケーキとどく。1万5千円。
四角い、でかいケーキ。すずのために奮発。もちろんオレのお小遣い。
でも食べる間もなく、「35ブックス」の企画説明会・発表会。満員。
出しゃばって反省。
その後、久しぶりに会った仲俣暁生さんとお茶を飲んで、おしゃべり。
早稲田の永江さんの研究室に。そんでもって講義。
早稲田大学文学学術院・永江朗さんの演習で
永江さんには、好評だった。出席票の感想欄、今度見せてもらうことになってるけど、楽しみだ。

●2009.07.07火
今日はすずの誕生日だぞ。
午前中は、マンション管理組合。またまた訴訟問題。
午後S社のデザイン打ち合わせ。
昨日の発表会の反響よし。
朝日新聞が、「本の現場」の非再販を取材に。
今週掲載されそうだ。
「35ブックス」のリーフ誤植が発覚、。
慌てて対処。
夜は、図書館関係者と近所の飲み屋で密談。はははは。
まさに密談なのだ。

あー早く新型のiPhone買いてー。

来週はあちこちで話させてもらいます

来週は東京国際ブックフェアです。
ポットの準備も大変だ。尹をしかりまくりだし。

「版元ドットコム大全」という冊子も日曜に入稿して、ぎりぎりセーフ。
小学校の8月31日から宿題始めてた習慣がまだなおりません。
そのうえ、「35ブックス
の準備もあるし、会社の借金交渉を信用金庫ともしなくちゃならんし。
オフクロが来たり、すずが誕生日の月だし、なんだかバタバタ、。

で、TIBFがらみもあって、何カ所かで話させてもらいます。
まとめて、ご参加呼びかけです。

●07/06月 永江朗さんの早稲田大学文学部の授業で、「本とデザインと出版界」みたいなことを
話させてもらいます。これって、だれでも来ることができるってわけじゃないだよな?きっと。
永江さんにコネのあるひとは、ぜひ連絡してみて(笑)
永江さんの新刊「本の現場───本はどう生まれ、だれに読まれているか 」の打ち合わせ中に、こういう話になったのです。

●07/09木15時45分〜17時15分 日書連全国情報化推進委員長会議 東京ビックサイト
Next-Lの原田さんが図書館システム、僕が版元ドットコムのことを話させてもらいます。
でも、この組み合わせで、版元ドットコムのことって何話すといいんだ?
これも、閉じた集まりですよね? 日書連にコネのある人は、、、、。

●07/11土 本の学校・出版産業シンポジウムin東京 14:30〜16:00
東京ビックサイト会議棟
「出版社からの責任販売・時限再販提案」第2部第4分科会で、
筑摩書房平川さん、河出書房新社岡垣さん、南天堂書店奥村さんと、パネリストで、参加させてもらいます。
こちらは、有料です。
このあと18時から本の学校の懇親会もあります。参加しますから、ご一緒しませんか

それから、東京国際ブックフェアに、版元ドットコムで共同出展するんですけど、
そのブース内でセミナー版元ドットコムのみんなといろいろやります。
ポット出版の企画では、以下の4つ。で僕は、セミナーのホストをやって、講師とお話しさせてもらいます。

●07/09木 15:00 主催社=ポット出版
メディアビジネスのゆくえ
ベストセラーを手がけた出版社を離れ、『ワイアード』『サイゾー』の創刊、人気ブログの書籍化などで出版メディアを先駆ける小林弘人が語る、メディアビジネスの今と未来。
小林弘人さん(インフォバーン代表)/聞き手・沢辺均(ポット出版)
『新世紀メディア論』(バジリコ)
小林さんには、これまた東京国際ブックフェアの会場で発売開始の
デジタルコンテンツをめぐる現状報告 出版コンテンツ研究会報告2009 」のからみの話しを聞く予定です。

●07/10金 15:00
主催社=ポット出版
図書館は本をどう選んでいるのか
この本は図書館で売れるかも、と思ったらそんなに注文が入らなかった……。考えてみると、どういう基準で本を選んでいるんだろう。現役図書館員が語る本を選ぶ基準とは。
堀 渡さん(『ず・ぼん』編集委員)/聞き手・沢辺均(ポット出版代表)

●07/10金 16:40
主催社=ポット出版
国会図書館のデジタルアーカイブ構想とGoogle問題
長尾氏が提起した納本資料のデジタルアーカイブ化は利用者への提供方法、出版社・権利者を含めたビジネスモデルに踏み込んだ。構想、Google問題、出版界との共同を聞く。
長尾 真さん(国立国会図書館長)/聞き手・沢辺均(ポット出版)

07/12日 15:50
主催社=ポット出版
「戦前、戦後のエロ本」〜日本のエロ表現史
エロ表現史を考察する『エロスの原風景』の著者であり、日本一のエロ本蒐集家である松沢呉一が語るエロ本の魅力。当日はカストリ誌をはじめ、貴重なエロ本を展示します。
松沢呉一さん 『エロスの原風景』(ポット出版)

まとめてお知らせでした。

デジコンと永江朗さんと岩松了さん

今週はいろいろあったので社長の日記風にまとめてみました。

6/21(日)単行本2冊の入稿がいよいよなので、この日から臨戦態勢に入って出社。
22(月)早朝から夜中までゲラ読み。
23(火)明け方まで仕事して、石田豊さんのお通夜に出るために黒い服を取りに帰宅。
午後から自由が丘の喫茶店で永江朗さんと会って、ゲラの最終確認。
6時から石田さんのお通夜。ハンチングをかぶった石田さんが祭壇からこちらに笑っていた。
お母さんと弟さんから「お世話になりました」と深々とお辞儀をしていただいて涙がこぼれそうになった。
タコシェの中山さんと途中まで一緒に帰って、会社に戻ってまた入稿作業。
24(水)早朝から仕事。
別の本のゲラをとりにいく予定だったけれど、著者の都合でキャンセル。ほんとは早くほしいんだけど、
でもこちらも修羅場なんでちょっとほっとする。
本文を少なくとも5回以上読んでいるはずなのに、それでもぼろぼろ誤植やら抜けもれがみつかる。
あーいかんなあ。時計をみながら高橋とふたりであたまをかきむしる。
25(木)午前3時、一本入稿。午後0時、二本目入稿。
午後、岩松了さんの9月に出る新刊で写真をとってくれた土屋さんが写真をもってきてくれる。今度の岩松了さんの本は、若手カメラマン5人とのコラボで構成することになっている。午後7時すぎ、同じく写真を撮ってくれたインベさん来訪。8時半に帰宅。意識もうろう。立っていたのに、おりる駅で乗り過ごしそうになる。
26(金)たまっていた洗濯を終えて、ちょっとソファーに座っていたらすぐ寝てしまいそうになってお風呂に入って
ぐずぐずしていたら1時間も遅刻。「遅刻します」とメールしたら社長から「こらっ」と返信がある。
会議をやって、週一回の社内掃除をやって、2時から岩松了さんの本の対談2本がはじまる。
今日の対談は、岩松さんと中村さん、岩松さんと高橋さん。どちらも本の写真を撮ってもらったカメラマン。最後にカメラマンの写真を岩松さんが撮る。撮っているうちに、岩松さんがカメラマンにみえてくるほど、なかなか板についていた。高橋さんに「わきしめて撮ったほうがカメラマンらしいですよ」とアドバイスされていた。
岩松さんの話が面白くて深くて、聞き入ってしまう。やっぱりすごい、岩松さん。次は岩松さんとこんな本をだしたい、とひとりで妄想してうれしがる。終了午後8時。
机に戻ったら、入稿したゲラの白焼きが出ていて、ちょっとくらっとする。
大田とコツボと8月ごろに出す予定の写真集の打合せ。
鉄とすずとごろごろして今日の仕事はこれで終わりにする。

いつもこんなに仕事しているわけではありませんが
今週は自慢できるくらい働いたので、自慢してみました。
というわけで、今週前半出版チーム総力戦で挑んだ「デジタルコンテンツをめぐる現状報告」
永江朗さんの「本の現場」がいよいよ7月半ばに発売予定です。