新刊『中井正一伝説 二十一の肖像による誘惑 』が6/23(火)より発売中です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めください。版元ドットコム、直接のご連絡による直販も承っております。
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中井正一伝説
中井正一は、なんと魅力的な人間だったのか─
美学者・哲学者として独自の思想・論理を構築し、戦後、羽仁五郎の推薦により、国立国会図書館初代副館長に就任する。久野収、大宅壮一ら、同時代の多くの知識人、文化人と親交を結んだ。
スポーツを愛し、映画を愛し、そして人間を愛した。
その豪放磊落な性格は、人を魅きつけてやまなかった。
大宅壮一をして「こういう人物によってつくられた社会なら、文句なしに移り住みたいと思う」
といわせしめた(本文より)男、中井正一の生涯を描く。
いまここに、人間中井正一が立ちあがってくる。
近刊●『中井正一伝説』予約受付中です!
近刊『中井正一伝説 二十一の肖像による誘惑 』(著●馬場俊明)の予約受付を開始しました。
美学者・哲学者として独自の思想・論理を構築し、戦後、羽仁五郎の推薦により、国立国会図書館初代副館長に就任した中井正一。二十一の写真とともに彼の魅力ある人生をまとめた一冊です。
ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。
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本の詳細は以下の通りです。
[004] 病室名主の権力構造(1)
あ、忘れないうちに書いておきますが、ぼこぼこ状態にされている漢字能力検定協会の件ですが、おそらく遺漏はなかろうとは思うけど、新聞記者のみなさまは、この協会と文科省からの天下りで不適切な関係は、いちおう調べてみたけど、なかったよ、とコメントされておかれるほうがよろしいのでは、と。天下り受け入れをキョヒっていじめられているとしたら。なんてこと、あるわけないか。
いわゆるところの「差額ベッド」についてのアレコレに関しては、20年前から言いたいことはヤマほどあって、黙っていろといわれても、そのうち書かせていただきます。
で、その件についてはひとまず措いておきながら、入院病棟には、基本的に大部屋と1人部屋、2人部屋〜が存在している。大部屋というのは(よく知らないんだけどね)6人部屋がキホンであるようで、それ以下の部屋も1人用以外はシンメトリー構造になっているのが普通みたい(みたいみたいの連続で、信頼性のかける文章である)だから結局のところ、部屋のタイプは1人、2人、4人、6人ということになる。
いつのまにか、1人部屋をのぞき、すべてのタイプの部屋への入院を経験したことになる。
未知の1人部屋は別にして、ほかのタイプの定員は必ず偶数になっており、ベッドのレイアウトは、入り口からマドまでまっすぐ通路、左右に「非」の字型にベッドを配置、というふうになっている。いや、2人部屋は違ったな。足側に通路、奥がマドで平行にベッド2台だった。
6人部屋は通称大部屋であって、ここでは追い銭はとられない(あたりまえだ)。残る2人部屋、4人部屋は無茶苦茶な料金設定の追加料金をふんだくられるようになっている。
そもそも入院は個室がキホンだとぼくは思う。加療しているのに、夜な夜な40cmほど歯科はなれていないベッドでずっとうなり声をあげ続ける患者の苦行につきあわされていなければならないんだ。日本の経済関係の法律のどっかには「むちゃなことをして金をとってはダメだ」という規定があるはずで(なければ我が国は野蛮である)、その法律からしても、現行システムは無茶苦茶だ。
冒頭に宣言したように、それはまた別途考察する。本日はひとまず冷静に……。
つまり、なにが言いたいか、といえば、ひとくちに2人部屋、あるいは4人部屋といっても、ベッドの配置によって、2or4人部屋/窓際、2or4人部屋/通路側という「亜種」が存在することになる。いうまでもないが、両者の間に料金設定に差はない。
同じ金をふんだくられながら(払っている、わけでは絶対にない)、どちらのタイプのベッドをあてがわれるかは、まったくの偶然によって支配されている。ルールは(トロいプレーヤーが介在していない限り)、新入りが通路側、なのである。
風呂敷まとめて夫婦で彼らは病室にやってくる(たいてい老年だからね)。はーい。大川さん(仮名)、ここが大川さんのベッドです。あちらが山本さん(仮名)、田中さん、河野さん(以下同)。「あ、よろしくおねがいします…」ぺこぺこ、というプロトコルである。
大川さんとしては、同じカネはらっているのに、なんでぼくがこっちなんや、と主張することはできない。だって、奥に鎮座している田中さんと河野さんは、もう1週間も前から服役して、ようやく出世を遂げた「ベッド名主」様であるからである。そんなことを新入りの分際で口に出そうものなら、サンピン。100年早いや。と凄まれてしまうのである。
大川さんにとっては、入院そのものもショックであろうが、通路側のベッドという屈辱と不利益にも耐えなければならない日々が続く。しかし、安心なさるがよい。ぼくもよく知らぬが(またかよ)、最近の病院は長くは逗留させていただけない仕組みになっており、病棟などによっても違うだろうが、名主のかたがたは、早晩ご退院召されるのである。
退院は午前中。新規入院は午後。というふうに決まっている。これはホテル業と同じで、やはり、病院といえども「宿泊業界」というククリのなかでの仕組みには従わざるをえないのだ。大川さんとしては、田中さんが退院され、新しい患者が午後にやってくる前に、ナースに「奥へ直りたい」旨の申し立てを行う。
すると、存外軽い感じで、「ん? 奥へ移りますか。いいわよ。じゃあ、ロッカーの中の荷物をベッドに上にでも出してくれる」なんて感じでそく行動に移ったりする。病院のベッドやテレビセットは移動が楽にできるように作ってあるので、作り付けのロッカーの中さえ空にすれば、幌馬車隊のようにどこまでも簡単に転がっていけるのである。
病室の窓は大きい。この大きな窓から外を見ながらベッドに腰を下ろしているだけでも、病は少しは癒えていくような気すらする。それに窓際の幅50cm程度の「共有地」は、だれも入ってくることができないため、実質的には窓際名主の支配下に組み入れられる。
病院の立地がいかに悪かろうとも、窓から外がいつも見えている明るい窓際ベッドと、四周をへんなカーテンで取り囲まれている入り口側ベッド。その違いはもう筆舌に尽くしがたい。
いや、実は、窓際の権力の源泉は、この「単純にきもちいい」ということにはとどまらない。その真実は「窓際だけが、カーテンのコントロール権を掌握できる」というところにこそ、あるのである。
11.30 ライブ・勝手にしやがれ 4(追悼・谷幹)
ボクが参加してるバンドのライブの4回目をやります。
前回は2008/03/29に新宿でやったのですが、その時にベースで参加した谷幹という男が、ガンで死にました。
8月です。
谷は、ボクの高校生の時の友だち。学校は違ったんですがね。
2回目のライブをやる数ヶ月前に「ネットで沢辺の名前を見つけたから」といって、ポットに電話してきたのです。
高校生のころに、ギターをちょこっと教えてもらったことがあるし、ベースがいなかったのでムリヤリ仲間にしたんです。
でも、残念ながら、ガンで逝っちゃった。
そんでもって追悼ライブ、というワケです。
とは言ってもライブはただ普通にやるだけ。
どうぞみなさんご参加ください。
ちなみに、当日やる曲は、
(You Make Me Feel Like) A Natural Woman/真夜中のエンジェル・ベイビー/Honky Tonk Women/Hotel California/Time After Time/スタンド・バイ・ミー/タイムマシンにおねがい/デイ・ドリーム・ビリーバー/フレンズ/ロックンロール・ウィドウ/亜麻色の髪の乙女/雨あがりの夜空に/雨の御堂筋/勝手にしやがれ
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ライブ・勝手にしやがれ 4
2008.11.30[偉大なベーシスト・谷幹追悼コンサート]
青木(g)+木谷マキ(d)+ミナ(vo)
沢辺均(g)+ハル(vo)+日野智(b)+本多羅々(g)
ゲスト 赤塚ブルースサミット
●日時 2008年11月30日(日)
17時開場/17時30開演/20時終了(その後打上げ)
●場所(ライブハウス)
らいぶ食堂KITAROH
http://www.kitaroh.jp/
大田区大森北1-35-8 グリーンビル3F
tel. 03-3767-1012
●主な内容
・勝手にしやがれライブ
・ゲストバンド[赤塚ブルースサミット]あり
・バンドをバックに「生オケ」コーナーあります/楽器参加も大歓迎!!
ぜひ一緒にやりましょう。
※唄、楽器等で参加ご希望の方は直接メンバーまでお知らせください。
※事前にご連絡いただければ、歌詞+バンド用のギターコード譜はこちらで用意します。
もちろん当日の飛び入り参加も歓迎します!
その際は歌詞+ギターコード譜(4部ほど)をお持ちください。
●特色
おつまみ程度のものは料金に含まれます。
飲み物は、焼酎、ウイスキー等のボトルもご用意しています。お水と氷は無料ですので数人でご注文されるのでしたらこちらの方が割安になります。
参加(飛び入り含む)歓迎のライブです。
●料金
2,500円(予価)
●定員
30人
●申し込み
お近くのメンバーか、kin@pot.co.jpにメールでお申し込みください。
自由は人間を幸福にするか
われわれはいま「幸福」か。「自由」を手にするとはどういうことか。ポストモダンの価値相対主義を超えて長谷川三千子、佐伯啓思、竹田青嗣、小浜逸郎が「自由」を語り合う。各氏がすすめる「人間の自由を考える本」も収録。
男はどこにいるのか
男にとって、女とは、セックスとは、エロスとは…。
関係性の中で揺らぐ「男」が出会う矛盾や困惑の意味を掘り下げた、「男」の存在論。
草思社版(1990年)、ちくま文庫(1995年)を経て、2007年、著者の書き下ろしと索引を追加し復刊。
初版刊行時・バブル経済末期のフェミニズムの攻勢から、ジェンダーフリー思想への反発へと傾く現代。
本質的に変わらぬ男女関係をめぐる論考を復刊し、あらためて「男」のあり方を問う、小浜逸郎の男性論。
方法としての子ども
エロス、労働、死という三つのキーワードから、子どものありようを大人との関係のなかに捉えていく本質的子ども論。たとえば絵本「こぶたのまーち」を手がかりに親子関係を、またサンタクロースを手がかりに、子どもにとっての孤独や死について考える。
大和書房刊(1987年初版)、ちくま学芸文庫化(1996年)を経て、2005年、索引と著者の書き下ろしを追加してポット出版より復刊。
「大人」の条件やイメージが崩れているなか、子どものありようを考えることで「大人とは何者か」の問いに答える。
可能性としての家族
結婚・夫婦関係・親子関係に悩む人に、家族という共同体の本質とは何か、それはどんな条件によって成り立つのかを解いた名著。一九八八年大和書房版を復刊しました。新規に索引をプラス。さらに復刊にあたって著者の書き下ろしもあり。晩婚化や少子化が進む今の私たちに必要な「家族論」です。
幸福のつくりかた
日本人にいま必要なのは、「日本人が、言葉と人間の関係をいちから築き直すこと」だと、社会学者・橋爪大三郎はいう。
リアリズムに根ざした「幸福になるための教育改革、社会改革」を考える一冊。
教育・政治・働き方をキーワードに、日本・日本人のこれからを語った講演録を主に収録。