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“ジャスミン革命”序曲

ベン=アリ前チュニジア共和国大統領も前任者のブルギバと同じく
長期政権による腐敗・高齢による老害によって、追放されたと
いっても過言ではなかろう。

終身大統領だったブルギバを政治の世界から退かせた後、
ベン=アリ大統領は終身大統領制の廃止、政治団体の自由化、
ブルギバ時代に服役された政治犯の釈放などを行なった。

大統領制の任期を5年として、三期までと制度を
改めた。しかし、後にベン=アリは多薦できるように
憲法改正した。

1999年の大統領選ではベン=アリは99.45%の
得票を獲得した。2004年では99.49%、
2009年では89.62%だった。

圧勝とはいえ、徐々に得票率は下がって
いっていたのだ。

チュニジア共和国のベン=アリ離れを
如実に示す数値である。

理念の狡知~チュニジア政権崩壊~

アフリカの成功例の模範とされたチュニジア共和国の
政権が崩壊した。わたしは取材したことがある国だけに、
感慨深い。

同国はフランスの植民地から独立へと
導いた建国の父・ブルギバが初代大統領に
就いた。彼は政教分離を徹底し、
教育の一般化・強化を実行し、
女性を解放させた。
近代的国家を樹立したのだ。

ただ、ブルギバも晩年は高齢にもかかわらず
大統領にしがみつき、弊害が大きくなったので、
当時の首相だったベンアリが同氏を追放し、
自らが大統領に就いた。彼もチュニジアの
発展・繁栄に寄与した。

しかし、晩年は弊害が大きくなり、
齢74歳にして国民から追い落とされたのだ。

チュニジアでは60日以内に大統領選が
行われるという。同国初の公正で
民主的な大統領選が行われることを
願ってやまない!(^^)!

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