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『フライデー事件から20年 再び“カルト性”を見せる幸福の科学』

二ヶ月前にさる月刊誌で『フライデー事件から20年 再び“カルト性”を見せる幸福の科学』を読んだ。
いま読み返しながら、その卓見に感心させられた。最近、幸福の科学と付き合っていると、彼らが
1年前に比べて閉鎖性を強めていることが分かる。

パリのゲイ・パレードではフランス国民議会議員でセクト(カルト)担当の社会党の政調会長と
一緒に話しながら後進した。5年来の付き合いで、来年、お目にかかれたときには
幸福の科学の現状について、自分で接して感じたことも含めて、報告しようと思う。

シラク前大統領に無罪を求刑

架空のパリ職員の給与を、自身の政党にまわしていた疑いで、起訴されたジャック=シラク前大統領に検察は無罪を求刑した。無罪判決になることは必至だ。

ドミニク=ドヴィルパン前首相の無罪判決につづく喜ばしい便りだ。

現職大統領にたてつけば、起訴されるという社会は真っ当ではない。


フランスからセクト(カルト)指定される『幸福の科学』

初めて国民議会に提出された1995年のセクト(カルト宗教)に関する議会報告書で、セクトに認定されて以来、幸福の科学は報告書のリストに名を連ねる常連さんになっている。

10つあるセクトの構成要件で当てはまっていそうなのが

・法外な金銭要求
・大なり小なりの反社会的な言説
・裁判沙汰の多さ
・公権力へ浸透しようとする企て

である。

たとえば、大川隆法・総裁の御法話を衛星で拝聴するだけでも3000円のお布施義務がある。
●●祈願といった儀式などにいたっては●十万の単位するものもある。

立正佼成会と比較すると「法外な金銭要求」か分かりやすかろう。

同宗教の月会費は100円。これで各種式典に出られるし、
月刊誌1冊・週刊新聞1部、与えられる。

幸福の科学も各種値下げをしたら、ええんじゃないかと思う。

ジャック=シラク前大統領、認知症が悪化

今年六月に600頁の回顧録を出したジャック=シラク前大統領(78)が認知症を患い、症状が急激に悪化していることが判明した。

同氏は首相時代(84-86年)に、シャルル=ドゴール空港で、物乞いをしてたベトナム難民の少女を養女に迎え、社会人になるまで、我が子同様に、育てた。

彼女が2月にシラク氏に面会したとき、同氏は彼女が誰だか分からなかったと養女はそのときの衝撃を発言している。

シラク氏の認知症が判明したのは家族によれば一年ほど前で、急激に悪化していったという。

市長時代からの側近だったアラン=ジュペ外務相は

「元気だった人がやむのを見るのは辛い」

と複雑な心境を打ち明けた。

フランス極右政党の動向

欧州議会議員選挙2009で現有の7議席から3議席に後退した極右政党『国民戦線』。
パパ・ルペンが引退して、娘・マリーヌが党首になると旋風を起こしている。

2012年の大統領選挙ではマリーヌが決選投票に行く可能性もなくはない。

国民戦線以外では、元・国民戦線No2のブルーノ=メグレのM.N.R.が中心となって元・国民戦線No3のカール=ラングのLe Parti de la Franceと国民戦線の元・下院議員のNouvelle Droite Populaireという極右の小党と連合して、2010地方選挙を闘って、2012年には3党連合で大統領候補を出す予定だ。

メグレ氏かラング氏のどちらかになる模様です。

ゲイ=プライド@Parisは最高!

わたしは今回取材者でなく、一参加者としてゲイ・プライド@パリに参加した。HESのメンバーなので、HES・社会党・社会党若者チームに加わった。5年3ヶ月ぶりにパトリック=ブロッシュ下院議員と邂逅し、日仏友好議連代表のDavid上院議員とブロッシュ下院議員と共に社会党チームの先頭を行進した。だいたい、4時間半。十二分に話せて良かった。途中まで親日家のジャック=ラング元文科相&下院議員も一緒だった。

今年は最前列にパリ市長はまだしも、共産党・左翼党のリーダーが顔をそろえた。LGBTがはねのけられ、政治色の強いパレードだった。残念に思えた。

警察発表で50万人が参加するだけあって、すごい人だかりだった。

それにしても、終点のバスティーユ広場で警察が参加者を強制的に誘導した。上院議員・下院議員にまですら、命令するのだ。対話なしの命令に、彼ら自身驚いていたし、わたしにとってもここまで警察国家が進んだかと暗澹たる気持ちだった。

法國と仏国と仏国土ユートピア

「その統治がいかなる統治形態がいかなるものであれ、法によって治められる国家を全て、共和国と呼ぶ」

とルソーは『社会契約論』「法について」で述べた。
イラク戦争開戦前に、ジャック=シラク大統領(当時)が「国際法の遵守」を強く謳ったことも分かろう。

かつての日本人は畏敬を込めてフランス共和国を「法國」と名付けた。
何という見事なネーミングだろう。中国がグローバル化を地球化と名付けたくらいにうまいと思うが、フランスが「仏」になったのは中国の影響だ。ライシテが徹底された国とはいえ、心底にはカソリックのエスプリ(esprit)がある。

同国を「仏」という略称でいいのか。かといって、日仏では通じても、日法では通じない。法日にすればまだ分かるかしら?

ちなみに、フランスにも仏国土ユートピアを建設しようとする宗教が日本から進出している。フランスが同宗教に感化され、仏国土になったときには、
「仏」という略称は輝いて見えるだろう。

サルコジ与党、惨敗。極右が伸長へ

2011年3月20日にフランス共和国で統一県議会議員選挙の第一回投票が行われた。
左派連合が50県を制し、右派連合が35県を制し、14県をどちらが制するかは27日の第二回投票に持ちこされた。

主な政党の投票率
・フランス社会党:24.94%
・(サルコジ大統領の出身母体)
 民衆運動連合:16.97%
・国民戦線(極右):15.06%

2011年1月の党大会で新党首に就いたマリーヌ=ルペン率いる極右政党『国民戦線』が、ニコラ=サルコジ大統領が現職に就くまで総裁を務めていた民衆運動連合(UMP)に迫る勢いであった。

UMPの衰勢と極右の伸長、フランス社会党の躍進が第一回投票で見えてきた。

マリーヌ=ルペン『仏国民戦線』新党首が台風の目?

トゥールで催されたフランスの極右政党『国民戦線』の党大会で、ジャン=マリー=ルペン党首(82)の後継に、同氏の娘・マリーヌ=ルペン欧州議会議員が新党首として選出された。

フランスの世論調査会社Ifopが1/12,1/13に実施した世論調査によれば、2012年の大統領選挙で「誰に投票するか?」という設問で、マリーヌ氏が16.5%の支持を得て、第三位についた(2010年11月調査では12%)。

マリーヌ氏は同性カップルも結べる準結婚制度PACSや中絶の容認派で、党内では穏健派として『極右』という『悪魔視』のイメージを改善しようと努めてきた。

わたしはマリーヌさんと何度も席を共にしたことがあるが、柔軟なイメージを持っている。
若き新党首によって、国民戦線の低迷に歯止めがかかり、新しい支持層を得ていくことだろう。

http://twitter.jp/esperanto2600/