前回に続いて、エロがどう扱われているのかよくわかるエピソードです。
数年前のこと。知人と話していた時に、こんな話が出てきました。
「先日、知り合いのお父さんが亡くなったんだけど、お父さんは大学の先生だったんですよ」
キリスト教系の大学です。
「ところが、遺品の中から大量のエロ写真が出てきたんです。お父さんはクリスチャンで、真面目な堅物で通っていた人です。お母さんもそんなコレクションはまったく知らなくて、卒倒しそうなくらいに驚いたらしい」
よくある話です。
私は慌ててこう聞きました。
「そのエロ写真はどうした?」
「さあ」
「悪いけど、その人にすぐに連絡をとってくれないかな。その写真を引き取りたい」
彼はその場で携帯を取り出して、その知人に確認してくれました。
「この間言っていたお父さんの遺品の話なんだけどさ……そうそう。あれって、どうした?……引き取りたいって人がいて……ああ、そうなんだ」
すでにお母さんが1枚残らず焼いていました。見たくもないものだったのでしょう。やはりクリスチャンであるお母さんは「不潔、不潔」とでも呟きながら焼いたのかもしれません。
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