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ジャンク ジャングル キッズ

◉小学生高学年から高校生まで、
そして「いま」を精一杯楽しんでいた、
かつて少年だった大人に捧げたい一作

──僕らにとって「立入禁止」の立て看板は、
「どうぞお入り下さい」と同じことを意味していた(本文より)

澄みわたった青空の夏休み初日、北国のある街はずれに廃墟の未来都市のような鉄屑の山を見つけた三人の少年たち。その奇怪で謎めいた空間にすっかり魅了された少年たちは、そこに秘密基地を作り始めるが……。

日本のブルース/ルーツミュージックシーンを席巻する音楽家町田謙介がみずみずしい感性で綴る、70年代初頭を舞台にしたファンタジーYA小説。
イラストも著者の町田謙介が描き下ろす。

小説の向こうで、町田謙介のブルースが聴こえる。

まじめに生きるって損ですか?

◉鮮烈なデビュー作『女子をこじらせて』から5年。
対談集『だって、女子だもん!!』から4年。
雨宮まみが、今度は、崖っぷちに立つ女子たちの愚痴を真っ向から受け止めます。

彼氏ができないのは「努力が足りないから」だと言われ続け、「努力っていったい何なんだよ !?!?」と吐き出す20代後半の女性。

家事も子育て、さらには仕事も完璧にこなしているのに、夫から愛されない。「もう頑張れない」とつぶやく30代後半の女性。

小沢健二似の美しい元彼との恋愛でズタズタになっても、やっぱり「美しい人」に惹かれてしまう20代前半の女性。

努力、恋愛、見た目、生き方──、20代、30代の女子たちが抱える人生の愚痴15編。

◉ウェブサイト「ココロニプロロ」の超人気連載、雨宮まみの「穴の底でお待ちしています」の書籍化。

家庭内失踪

岸田國士戯曲賞を受賞した『蒲団と達磨』から27年。
その続編として書き下ろされた戯曲『家庭内失踪』。
結婚して家を出ていた先妻の娘かすみが、なぜだか夫を残して、実家に戻ってきている。
かすみの父であり雪子の夫でもある野村は、もはや歳ゆえに満足に性生活が送れていないことに苦悩している。いっぽう、ある日妻の元から突然失踪し、しかもその妻を近くから監視する夫・望月。このふたりの夫、野村と望月は、方法論は違えども、女房にとって自分はどんな存在なのかを確かめたいと思っているのだ。

同性パートナーシップ証明、はじまりました。

今年2015年11月5日、渋谷区・世田谷区で同性パートナーシップ証明の交付が始まった。
渋谷区では一組。世田谷区では七組のカップルが証明書、あるいは宣誓書受領証を受け取った。

日本で初めての同性パートナーシップ制度はなぜ、どのようにして生まれたのか。
渋谷区では、池山世津子(渋谷区教育長)、岡田マリ(渋谷区議会議員)、栗谷順彦(渋谷区議会議員)、桑原敏武(前渋谷区長)、杉山文野、長谷部健(現渋谷区長)、松中権の各氏、世田谷区では、上川あや(世田谷区議会議員)、西川麻実、保坂展人(世田谷区長)の各氏にインタビューを行ない、同性パートナーシップ制度が生まれるまでを追いかけた。

また、渋谷区・世田谷区で証明書の交付、宣誓書受領書の交付を受けるには、どのような手続きが必要か。
渋谷区で必要な合意契約公正証書とはどんな項目で作ればいいのかなど、詳細に解説する。

さらに、渋谷区の条例、条例にいたるまでの議事録の抜粋まとめ、世田谷区の要綱、そして世界の同性婚の動向など、一連のパートナーシップ制度に関わる資料類も掲載。

王さまと王さま

ある国の女王さまが、王子を結婚させ、国をまかせることを決心。さっそく世界中の国からお姫さまが呼ばれましたが、王子が恋に落ちたのは──。
王子さまとお姫さまの物語でなく、王子さまと王子さまが結ばれるお話があっていい──。
LGBT(レズビアン・ゲイ・バイセクシャル・トランスジェンダー)をテーマにした絵本です。

英語、ドイツ語、スペイン語、デンマーク語、チェコ語、ポーランド語など9言語に翻訳され、世界各国で読まれている、オランダ原作の『Koning & Koning』を日本語訳。

渋谷区同性パートナーシップ条例を皮切りに、LGBTへの関心が高まっているなか、日本にはLGBT関連の絵本は少ないのが現状です。
世の中には多様な性が存在することを、絵本で子どもたちに伝えたいという訳者からのメッセージ。
シンプルなストーリー、楽しい絵柄で、読み聞かせにもぜひ使ってもらいたい絵本です。

群像の時代 動きはじめたメディアコンテンツ

21世紀、インターネットの登場で情報流通革命が起きた。
利便性が格段にあがり、既存のビジネスモデルに代替性が提供されてきた。

かつてはプロしか持てなかった機材を世界中の誰でも持てるようになり、消費者だった人間が自分でコンテンツを生産し発信する時代の到来である。
インターネットの流通革命は、いまや表現の革命段階に移行しつつある。

インターネットの世界で無数の表現者たちが生み出す無数のコンテンツ。
この群像の時代にメディアやコンテンツビジネス戦略はどう展開されていくのか。

放送、インターネットの海外動向を調査・分析してきた著者が、ここ数年の世界のメディア戦略の動きをレポートし、メディア・コンテンツの行く末を考えた。

アット・オウム

1995年3月20日 地下鉄サリン事件が起きた。
無差別なテロによって13人が死亡、6000人以上が重軽傷を負う。
麻原彰晃を教祖とするオウム真理教の組織的な犯行だった。
その後、殺人をはじめとした多くの犯行が次々と明らかになる。

著者・古賀義章は当時週刊誌の記者で、オウム真理教事件を取材していた。
教祖逮捕から1年半後、オウム施設が近々解体されると聞き、
山梨県上九一色村(当時)、熊本県波野村(当時)の広大な敷地に建てられていた施設を
撮り始める。撮影した写真は5000カットに及んだ。
教祖逮捕後も施設に残り、修行を続ける信者たち。
標高800メートルの山深い阿蘇の村に建てられた「シャンバラ精舎」には、
強制退去の前日までふたりの信者が住んでいた。
いっぽう、サリンプラントなどがあった上九一色村のサティアンから
信者たちが退去したのは、1996年10月のことだった。
信者の去ったあとには、彼らが暮らした痕跡がそこここに乱雑に、いや乱暴に残されていた。
サリンプラントをはじめ、犯罪の痕跡も生々しく見え隠れする。
上九一色村と波野村の施設の解体までを見届けた記録の数々は、
いま我々に何を語りかけるのか。

あのときから20年。
我々と彼らの距離はどれほどのものだったのだろうか?
誰もが思うオウムの「なぜ」。この問いにこそ、意味がある。

滝本夢絵日記

抱腹絶倒摩訶不思議
タキモト夢の世界!!
――末井昭(編集者・エッセイスト)

1992年に発行され、話題となった『タキモトの世界』の滝本・久住コンビが帰ってきた!!

タキモトが見た摩訶不思議な夢の絵日記104本を収録。
すべての夢に、タキモト×久住のぼんやりトークがついています。

巻末には夢をテーマにした対談も収録。

おまけとして、生活の中の「あるある」を絵日記風にした「こうなってしまう」も入っています。