ず・ぼん」タグアーカイブ

2010.2.18 (木)ジュンク堂書店池袋本店でトークセッション「図書館の中からは見えないこと」開催

2010年2月18日(木)の19時より、ジュンク堂書店池袋本店にて、『ず・ぼん15』刊行記念イベント「図書館の中からは見えないこと」をジュンク堂書店主催で開催します。

無頼の古本マニア(主にエロ系)である松沢呉一の図書館関係者ではない視点から見た図書館論とは!?
大正以降のエロ系雑誌の所蔵はスカスカ? 町の図書館は無料貸本屋でなぜいけないの? 本を捨てないことはいいことなのか? 国会図書館はなぜカバーや函を捨てているの? などなど、門外漢が図書館を語り尽くします。

参加者からの異論/反論も大歓迎です。ぜひご参加下さい。
松沢呉一氏がブログで書いた図書館論はこちら

●『ず・ぼん15』刊行記念トークセッション
「図書館の中からは見えないこと」

■日時
2010年2月18日(木)
開場:18:30
開演:19:00

■出演
松沢呉一(まつざわ・くれいち)
1958年生。「スナイパーEVE」(ワイレア出版)「お尻倶楽部」(三和出版)な
どで連載するかたわら、有料メルマガ「マッツ・ザ・ワールド」を毎月、原稿用
紙換算で500枚から1000枚程度配信している。

沢辺均(さわべ・きん)
1956年生。ポット出版代表。『ず・ぼん』編集委員。
2006年NPOげんきな図書館(東中野・江古田図書館を受託)副理事長。

■場所
ジュンク堂書店池袋本店 4Fカフェテラス[Googleマップ]

〒171-0022
東京都豊島区南池袋2-15-5
TEL●03-5956-6111

●料金 1,000円(ドリンク付)
●定員 40名
●受付 1Fサービスカウンター
    電話予約も承ります
    電話●03-5956-6111

『ず・ぼん15』の紹介ページ

ジュンク堂書店ウェブサイトでの告知
ジュンク堂書店ウェブサイト

ず・ぼん15

国立国会図書館が蔵書のデジタル化に本格的に取り組み始め、図書館の現場もまた、インターネットをどう活用していくかが問われています。
図書館は硬直せず、新しい在り方にどうチャレンジしていけるのか。「図書館のこれから」を考えるきっかけとなる現場の声をひろってきました。

『ず・ぼん』15号では、インターネットを活用したサービスで2007年ライブラリー・オブ・ザ・イヤーの優秀賞を受賞した「横芝光町立図書館」を訪ね、そのサービスを牽引してきた坂本成生さんへインタビューを行ないました。取り組みの背景にある、坂本さんの「思想」が見えてきます。

オープンタイプの図書館管理システム「Enju」を開発したProject Next-Lメンバーによる座談会では、プロジェクトの成り立ちから、「Enju」をどう図書館で活用できるのかを詳細に話してもらいました。

今年2009年10月31日に開館した米沢嘉博記念図書館の現場取材リポートでは、明治大学が構想する「東京国際マンガ図書館」にも触れられています。

ず・ぼん編集委員会による座談会「図書館のコンサバ」では、「読書履歴の秘密を守る」「リクエスト批判」「図書館の無料の原則」「公共性」の4つのキーワードから、図書館の原則を問い直しました。また、同テーマで、日本図書館協会の理事である常世田良さんにもインタビューを試みました。

「流動する図書館員」では、いくつもの図書館を経験されてきた非常勤職員の5人の方に集まってもらい、図書館を流動する利点・難点を聞いています。

図書館とメディアの本『ず・ぼん15』●発売中です

ポット出版の新刊『ず・ぼん15』が11月20日(金)より発売中です。全国の書店、オンライン書店でお買い求めいただけます。お問い合わせフォームからの、直接のご注文も承っております。

図書館とメディアの本ず・ぼん15横芝光町立図書館/米沢嘉博記念図書館/Enju

編●ず・ぼん編集委員会
定価●2,000円+税
ISBN978-4-7808-0137-8 C0000
B5判 / 192ページ / 並製

目次など、詳細はこちら

ず・ぼん15●予約受付中

2009年11月20日刊行予定の近刊『図書館とメディアの本 ず・ぼん15─横芝光町立図書館/米沢嘉博記念図書館/Enju』の予約を受付中です。

1994年から刊行を続けている『ず・ぼん』は、今回で15号目。
国立国会図書館が蔵書のデジタル化に本格的に取り組み始めるなど、大きな変化が訪れている中、図書館は硬直せず、新しい在り方にどうチャレンジしていけるのか。『ず・ぼん15』では、「図書館のこれから」を考えるきっかけとなる現場の声をひろってきました。

特集記事の紹介や目次など、詳細はこちら
バックナンバー(12号まで)の記事の全文公開はこちら

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

図書館とメディアの本 ず・ぼん15─横芝光町立図書館/米沢嘉博記念図書館/Enju


編●ず・ぼん編集委員会
定価●2,000円+税
ISBN978-4-7808-0137-8 C0000
B5判 / 192ページ / 並製
[2009年11月20日刊行予定]

内容紹介や目次など、詳細はこちら

「米沢嘉博記念図書館」の開館記念シンポジウム

『ず・ぼん』15号で取材をさせてもらった「米沢嘉博記念図書館」の開館記念シンポジウム、「マンガ・アニメ・ゲーム・フィギュアの博物館学」に行ってきた。

4時間の長丁場だったのですが、司会の森川嘉一郎さん、話が上手というか、人をいじるのがすごく上手い。いや、楽しかったです。

中でも、明治大学国際日本学部准教授 藤本由香里さんの「マンガの国際・学際的状況」という話が面白かった。
「へー」と思うことの多い話だったので、箇条書きで記しておきます。

・日本はマンガ大国
出版業界全体のうち、マンガの売上が占める割合
日本→25%(5000億円)
フランス(世界第二位のマンガ国)→7%

・フランスのマンガ
ハードカバー、大判、オールカラーで高価。大体2000円くらいする。

・アメリカのマンガ
ペラペラのフリーペーパーみたいな形が多い。オールカラー、広告ページが多い。書店ではあまり流通していなくて、日本でいうキオスクみたいなところで売られている。
マンガは完全分業制で作られている。脚本家、線を引くペンシラー、インクを入れるインカー、とか。映画と同様。著作権は発行会社に属する。

・海外でうける日本のマンガ
忍者、サムライものが受けている。『ONE PIECE』も人気はあるが、「NARUTO -ナルト-」の方が圧倒的な人気。ドイツでは少女マンガ、そしてなぜか「ふたりエッチ」が人気。
「ドラえもん」はアジアのみで人気。日本でいう「ガロ系」マンガは欧米で評価が高い。特に辰巳ヨシヒロ、丸尾末広など。

・右綴じ、左綴じ問題
以前は英語などに翻訳するさい、右綴じの日本のマンガを左綴じ用に作りなおしていたが、最近は右綴じのまま出版する傾向がある。その方が安上がり。

その他、マンガを研究する意義、世界から見た日本文化とは、などの話題。

「ず・ぼん」15号でインタビューさせてもらった森川嘉一郎さんにも挨拶できてよかった。

ず・ぼん15予告/米沢嘉博記念図書館

『ず・ぼん15』(今秋発売予定、です)の取材で、オープン前の米沢嘉博記念図書館に取材に行ってきました。

米沢嘉博氏は、1975年にコミックマーケット(コミケ)を立ち上げたメンバーの一人で、1980年から2006年までコミックマーケット準備会代表を務めた方です(2006年に死去)。その膨大な蔵書を保管しているのが、米沢嘉博記念図書館です。

図書館は、明治大学の裏手にある7階建ての建物で、3階〜5階までが蔵書であるマンガ雑誌、雑誌、単行本、そしてカストリ雑誌などの性風俗誌で埋め尽くされていました。
マンガ図書館ということで、貴重な初版本などがたくさんあるのかな、などと勝手な思い込みをしていましたが、全然、違っていて、週刊少年誌黄金時代の『ジャンプ』、『サンデー』をはじめ、『マーガレット』(少女マンガ誌)やレディコミ(女性向けのHなマンガ誌)など、とにかく、幅広いジャンルのマンガ雑誌が書架に陳列されていました。

『エロスの原風景』の著者である松沢呉一さんが「今の時代に生きている我々が今の時代について判断できる部分はほんのちょっとしかない。100年後、200年後に価値観が変わることを我々は読み切れない。だから、とにかく残すしかない」とインタビューで言っていましたが、米沢嘉博氏も、そう考えていたのだと思います。レディコミや600万部時代の少年マンガ誌も、その時代を映す、貴重な資料だ、と。

その数、なんと14万冊超!! どこにどうやってそんなに保存していたのか……など、詳しいお話も入れ込んだインタビュー記事に頑張ってまとめますぞ。

ポット出版社長・沢辺均の日記-25[2009.07.27-07.29]

さあ、ためないで書くぞ。

●2009.07.27月
「ず・ぼん15号」の社内打ち合わせ。
図書館のコンサバってのどうだろうか?
18時、東京電機大学で、日本出版学会+ペンクラブ主催のシンポに。
国立国会図書館の長尾館長構想をめぐって
「日本版デジタルアーカイブを構想する〜公共基盤・民間運営・著作表現の自由の観点から〜」
に行く。
三田誠広さんの「水面下で動いてます」って発言はアレのことかな?
帰りは飲み屋によらずにあっさりと帰る。友達いないんだな、オレ。
さらにさらに「本の現場」に質問
と、売上げ情報などを大公開。なにせ貴重な実験のつもりだから、データ/情報は可能な限り残しておきたいんだ。
でも、まとめるのに結構な時間がかかってしまった。
35ブックスの営業も、山中学写真集の価格計算とか、中途半端なもんだらけなのにな。

●2009.07.28火
午後イチに、S社デザインの打ち合わせ。あっさり終わる。
8月6日の神宮花火大会を事務所のベランダから見物して、
あわせてスタッフの慰労もしようと、焼き肉の集いを計画。
メールしたり、七輪をネット通販で買ったり。暇なのか?沢辺。
NPOげんきな図書館の理事会を休んで、神保町新世界菜館に行く。
図書館や読書運動などの関係者と4人で。この店、うまいぞ。
終わってから、そのうちの一人と謀議。
そんでもって、戻って謀議のつづきでメールを書いたり。

●2009.07.29水
11時半に妻の声で起きる。大遅刻だ。ゴメンなさい。
「遅刻してごめんなさい」と言って事務所に入る。
先週から、9時代、8時代の出勤にチャレンジしてたんだけどな、。
さまざま雑用を片付ける。
昨夜の謀議の事後対策で電話かけて回ったり。
Oさん、返事まってますよ。

ポット出版社長・沢辺均の日記-15[2009.5.20-5.27]

タイトルを改題しました。「沢辺の今日この頃」を「ポット出版社長・沢辺均の日記」に。
検索エンジン対策のつもり。
来月のライブ「勝手にしやがれ」。この日誌を読んで一人申し込んでくれました。
ありがとう。もうあまり席は残ってませんが、少しならあります(笑)
●2009.05.20水
午後イチバン、中央公論新社の新書2000点記念のフェア広告のデザイン打ち合わせ。
書店で、ポットでデザインした冊子が好評で、予定より刷り部数を多くした、と
若手の営業の人が教えてくれる。うれしい。
その後、出版業界でさまざま活躍していたHさん来社。おしゃべり。
●2009.05.21木
出版会議。
夕方、筑摩書房へ。出版社共同責任販売検討会。
夜「ず・ぼん」編集委員会。いつもながら、楽しいおしゃべり。
深夜松沢呉一さんと新刊「日本エロスの原風景」の打ち合わせ。
6.20僕のライブにさそったら一笑に付される。
●2009.05.22金
ポット会議から週に一回の掃除。おいらは、隣室の会議室部屋の片付け。
夜、アルバイト山根舞の舞台「ちいさなエイヨール」を見に行く。佐藤・那須・五賀と4人。
舞台で主役の女優が突然おっぱいを出す。印象こればっか。
帰りに、山根になぜ出さなかったんだ、と追求。
受付に、映画「バサラ人間」プロデューサー北庄司名の差し入れがある。
この芝居にでていた役者さんが、バサラにも出てくれていたそうだ。奇遇だな。
帰りは、北池袋の中華屋。中国ネイティブ風の料理が安くて量が多かった。
●2009.05.23土
昼からバンドの練習。
葵さんがコーラスと、六本木心中の振りをコーチにきてくれる。
青ちゃんの新ギターを触る。ネックが細いし薄い。形も台形に近い。
フレットが太い。スゴく押さえやすい。欲しくなる。
僕は、あたらしいサイレントバイオリンも持っていく。
が、音がよろしくない。生バイオリンに全くかなわない感じ。ショック。2万5千円と安かったけどね。
夜8時。芳賀沼製作という建築会社のサイト打ち合わせ。25時すぎまで。
以前はログハウスが中心だったけど、今は木造全般。
●2009.05.24日
雨をいいことに、鉄とすずのドックランをさぼり、
ぐだぐだと読書や録画しておいた映画、それからギターの練習。
●2009.05.25月
給料日。
S社にデザインや企画の打ち合わせ。3連続。
夕方、秋の新刊予定の打ち合わせ。著者たちと。内容はもうちょっと秘密、、、。
●2009.05.26火
午後から、社内の日報システムの開発打ち合わせ。
RUBYで作っている。
これによって、単行本Aというタイトルの本作りに、
スタッフの誰と誰が、それぞれ延べ何時間を費やしたかの集計が、今より簡単にできるようになる。
現状把握が、改善への第一歩だ。
今日は均整をやってもらった。
●2009.05.27水
夜は版元ドットコム組合員会議。
宿題の版元ドットコム大全のゲラをだせた。
その後飲み屋へ。寺門が会議後に飲み屋に座席確保確認の電話をしてくれて、
その店に行ったら、電話がなかったって。
やつは、別の店に電話したらしい。その店にごめんの電話を入れたら、
キャンセル料払えってすごい剣幕でいわれて、オレに電話してくれって。
冗談じゃないぜ、。
この日は夕方、ヨガ部のレッスン。僕は参加してませんけど。

トークセッション●『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ──今、図書館はどこへ向かうべきか?』ご来場ありがとうございました

2009年3月12日(木)19:00よりジュンク堂書店池袋本店にて、大串夏身氏(昭和女子大学教授)×坪井賢一氏((株)ダイヤモンド社取締役)×柳与志夫氏(国立国会図書館電子資料課長)の3氏によるトークセッション、『ライブラリー・オブ・ザ・イヤーにジュンク堂が選ばれたわけ──今、図書館はどこへ向かうべきか?』が開催されました。

予約の段階で満員御礼となり、50名余りのたくさんの方にご来場いただき、立ち見も出るほどでした。
柳与志夫さんのインタビューなど、千代田図書館よりの反論記事を掲載した『ず・ぼん14 指定管理の現場』の会場販売は奮わずでしたが、大変盛況なイベントとなりました。

渋谷区図書館職員研修・アンケート

2008年12月11日(木)の渋谷区図書館職員研修で話をさせてもらったんですけど、その時のアンケート(感想ですね)が送られてきました。
こういうの、ちゃんと送ってもらうと嬉しいです。
共有するのもいいことですよね。

で、ここに転載させてもらっておきます。

レジュメはここにあいります

■ここから■■■■■■■■■■■■■■■
2008 図書館職員研修
2008年12月11日(木)講演会「図書館運営の今日的在り方」
35名出席[職員19名 非常勤職員16名]

○普段余り聞く機会のない、出版業界の話は興味深かった。(多数)
○角度を変えての図書館の在り方、溢れるアイデアに刺激を受けた。
○OPACについては講師の言うように、利用者が全ての書誌データを見ることができるようになれば良いと思った。
○図書館をより充実させていくためにはどうすればよいか、もっと運営面での具体的な話を聞きたかった。
○書店の販売促進に、図書館が協力するほうが出版業界全体のため、ひいては図書館のため、という意見には目を開かれる思いだった。
○別の角度から図書館を柔軟な発想で考えていくのは、利用者にとって有意義なことだと思った。
○図書館を外の角度から見た意見で、今までより新しい見方を考えられた。
○図書館も書店も、大切なのは人だと改めて思った。
○職員、非常勤共にどういう図書館にしていくかを考えなければならないと思った。
○学校図書館との連携等のアイデアについては、参考になった。
○委託業者からみた図書館の在り方いついて、もう少し聞けたら良かった。
○色々業務について考える機会になった。
○図書館としてのNPOの委託の内容や他区との違い、他区の実際の状況をもう少し聞きたかった。
○今後の図書館運営については、館として特色を出し個性化を図る事が重要であると思えた。
 そのためにも、知識や技術を持った職員や非常勤職員等の活用を図り、知恵を出し合う中で協力体制を強化し、現状に対する共通理解を深めて行く事の必要性を感じた。
○日々、報酬に見合う働きができているか、アイドルタイムをなくす努力をしているか、労働の中においても効率化やサービスの向上につながる仕事をしているか、考えることは尽きないが、図書館利用者のために自分ができることは何か、講義内容を参考に模索していこうと思う。