ドヴィルパン前首相がリビア空爆を非難

イラク戦争開戦前に、フランス共和国の外務相として、国連を舞台に、敢然と開戦に突っ走る米国に抗い、世界から喝采を浴びた貴公子・ドミニク=ドヴィルパン前首相が政権転覆を目的としたNATO軍によるリビアの徹底した攻撃を

「イラク戦争の時と変わらない」

と非難した。シリアの政権側はラマダーンの
最中にすら民衆を殺戮していったのに、欧米は口先で
非難するものの、事実上、放置した。

けっきょくは、リビアには石油と豊富な天然ガスがあったから
武力行使に踏み切ったのかと邪推してしまう。

イラク戦争がオイル目当てというのは、当時、謀略論の類いに過ぎないと
退けられていたが、イラクで石油が採れることが、実は戦争の大きな要因だった
のではないか。

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。