世田谷区政のキュスティングボードは公明党に

市民無血革命ともいえる保坂展人・世田谷区長の誕生からもう少しで一週間になる。得票数を紹介しよう。

・保坂展人:8万3983票
・花輪智史:7万8444票
・川上和彦:6万0340票
・菅谷靖子:4万0831票
・慶野靖幸:  9963票

保坂氏は国民新党・新党日本・生活者ネットワーク・社民党の支持を受け、花輪氏は自由民主党本部・都連の推薦を受け、川上氏は自民党世田谷総支部の支援を受け、菅谷氏は民主党の推薦を受け、慶野氏は日本共産党の推薦を受けた。

取材したところ、民主党を支援してきた立正佼成会は今回は自主投票、創価学会は一部で川上和彦への投票という指示が出ていたようだが、基本的には自主投票だった。

得票数を見ると、民主党や日本共産党の支持者からも相当数、保坂氏に票がまわったことがうかがえる。

さて、5月2日に世田谷区議会が招集され、保坂区政が船出する。
キャスティングボードは10議席(定員50)を持つ公明党の出方にかかっている。保坂氏は衆院議員時代、死刑廃止議員連盟の事務局長を務め、浜四津敏子・副会長(当時)とも懇意にし、公明党とは敵対的な立場ではなかった。だから、公明党としてもいきなり、何でも反対野党というスタンスをとることはないと私は見る。自民党が15議席だから、自公がくっつけばそれだけで過半数となるから、公明党が与党にならないにせよ、是々非々で、議会運営を続けていかない限り、保坂区政は座礁する。

さて、保坂区長はどう出て行くのか。そして、各党・各会派はどう立ち向かうのか。

5月2日から新しい世田谷区議会が始まる。要注目だ。

※保坂・新区長への単独インタビューは近日中に掲載いたします。

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。