「反省しねえよ慎太郎 それでもやっぱり慎太郎」ってか?!

ロナルド=レーガン(共和党)が再選を懸けた第二回大統領選挙討論会で記者から次のように突っ込まれた。

<キューバ=ミサイル危機の時はケネディ大統領は不眠不休で対応に当たった。わずかな睡眠しかとらなかった。(高齢の)あなたはそのような危機に指導力を発揮することはできるのか?>

レーガンが齢74のときである。退任時は78歳であった。
レーガンはユーモアで切り返した。

「わたしは相手候補の若さ(若造というニュアンス)や未熟さ(経験のなさ)を問題にしようとは思わない」

これには質問者も笑ったし、会場は笑いに包まれた。
このときの相手候補はカーター政権で副大統領を務め、後に駐日大使として橋本龍太郎・首相と普天間合意を結んだ民主党のモンデールである。全米で2州を除いてレーガンが圧勝して再選した選挙だった。

さて、レーガン同様に東京都知事選挙でぶっちぎりで再選した石原慎太郎のことに話をうつす。

今回の争点は防災・危機管理だった。
石原慎太郎(78)は途中で辞任しないか、クタバリでもしていただかない限り、82歳まで都知事に君臨する。その間、東京直下型地震が起きたらどうなるのだろう?この『後期高齢者』知事が陣頭指揮に当たることになる。

慎様に運命を委ねた都民の大多数はなんとオメデタイことかといったら言い過ぎかしらん?!と思いつつ、「反省しねえよ慎太郎 それでもやっぱり慎太郎!」という意志の表れなのだと思う。レーガンが2期目の任期中に「ボケ」がひどかったことはのちにわかった史実である。大丈夫か、慎太郎?
ig/k

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。