財政難が深刻な仏共産党のブュフェ議長 所蔵するピカソの絵画の売却も検討?

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オーマイニュース』に次のような記事を執筆しましたので、転載いたします。
タイトル:財政難が深刻な仏共産党のブュフェ議長
サブ・タイトル:所蔵するピカソの絵画の売却も検討?
 写真の女性はフランス共産党議長のマリー=ジョルジュ=ビュフェ氏だ。私が2005年5月にパリ市内で開かれた集会で撮ったものだ。
 ビュフェ氏は今春の大統領選挙に出馬して、同党史上、最低の70万7268票(1.93%)しかとれず、大惨敗した。大統領選挙における共産党の最高得票は1969年にジャック=デュクロ候補が獲得した480万8285票(21.27%)だから、ビュフェ氏の票がいかに少ないかお分かりになるだろう。
 今年6月の下院選では改選の21議席から3議席減の18議席へと後退した。近年、共産党の選挙結果はひどい限りだが、党の台所事情も大変に厳しいと党関係者は口を揃えて語る。パリ市内にある広大な党本部を一部売却するのでは……という話は前々からあるが、最近では党が所蔵するパブロ=ピカソやフェルナン=レジェの絵画を売却するという話が党内部から出たくらいだ。
 左派政党でも2大政党の1つ社会党は下院選で議席を大幅に伸ばすなど、躍進している。日本と同様、フランスでも存続できるのは2大政党だけなのかもしれない。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。