極右のルペン仏党首を招き波紋

日刊ベリタ』に【極右のルペン仏党首を招き波紋】というタイトルの記事を執筆しましたので転載します。
【リード】
 20日に、極右政党「国民戦線」のジャンマリー・ルペン党首(79)がニコラ・サルコジ氏の希望で大統領府に招待されたことが波紋を呼んでいる。ルペン氏が大統領府に足を踏み入れるのは初めてのことで、「極右を招くなんて非常識きわまりない」という批判が強まっている。
【本文】 
 ルペン氏はジャック・シラク前大統領やフランソワ・ミッテラン元大統領からはごろつき扱いされており、ルペン氏が国の催しに招かれることは一回もなかった。 
 
 ルペン氏によれば、サルコジ氏との会談で今後の欧州のあり方などについて議論したという。突然の招待を「きわめて民主的なことだ」とルペン氏は上機嫌に語った。 
 
 これに対し、野党第一党の社会党広報官は「欧州首脳会議を前にして、大統領の希望によって、初めて極右のリーダーが大統領府に招かれたことに衝撃を覚える」と述べた。 
 
 緑の党の広報官は「ルペン氏は周知の通り、反ヨーロッパのボスで、国粋主義者。基本的人権という価値からもっとも遠いところにいる人だ。彼を招いて何を話すというのか」と述べ、ルペン氏の招待を批判した。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。