同性愛の権利に反対する議員の落選目指す

日刊ベリタ』に【同性愛の権利に反対する議員の落選目指す】というタイトルの記事を執筆しましたので転載します。
 LGBT(レズビアン、ゲイ、バイセクシャル、トランスジェンダー)の50以上の組織から成る市民団体「インターLGBT」が6月10日、17日に行われるフランス下院議会議員選挙を前に、同性愛者への結婚合法化などに反対する候補を落選させる運動を始めたという。 
 
 同団体は「同性カップルの結婚合法化に反対している」「同性カップルが養子縁組する権利に反対している」という2つの条件を満たす候補を落選リストに入れている。 
 
 「インターLGBT」はまず、極右政党「国民戦線」、新右翼政党「フランスのための運動」、極右政党「共和国市民運動」の候補者はすべて失格だと述べる。さらに、与党「国民運動連合」の157の議員を同性愛者に対して敵対的という理由から落選リストに加えている。 
 
 同団体はフランス全土に存在するLGBTの団体と協力して、反同性愛の候補者を落選させるために、全力を傾注する方針だ。 
 
 「インターLGBT」は同性愛者の祭典「ゲイ・プライド」の主催者で、代表が首相と懇談するなど、フランスで一番、政治的影響力があるLGBTの団体として知られている。 

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。