「日本の女性大変でしょう」 大統領候補のロワイヤル氏

『朝日新聞』インターネット版が2006年12月23日17時27分付で「『日本の女性大変でしょう』 大統領候補のロワイヤル氏」と題した記事を掲載しています。
http://www.asahi.com/international/update/1223/007.html
以下、引用します。
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 「日本の女性は大変でしょう」。社会党の仏大統領候補セゴレーヌ・ロワイヤル元環境相が22日に会談した福島瑞穂・社会民主党党首に、日本女性の立場を気遣う発言をした。かつて「女性を虐げている」と日本のマンガを批判したロワイヤル氏だが、差別イメージはなかなか抜けないようだ。
パリの下院議員会館でロワイヤル候補と握手する福島党首
 会談でロワイヤル氏は「日本の女性が置かれている立場は難しいと思うが、どうか」「マンガの女性表現の問題は」と質問した。
 訪日45回を数える大の親日家シラク大統領とは対照的に、ロワイヤル氏は家庭・児童担当相として1度訪日しただけ。男性優位の仏政界でもまれてきただけに性差別には敏感で、和製アニメ・マンガを批判した89年出版の自著では「日本社会は暴力とポルノに寛容」と形容。このため大統領に当選したら、日仏関係が冷え込むとの懸念が日本政府には強い。
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ロワイヤルさんは柔軟な人なので、日本のアニメ&漫画のすばらしさを伝えれば、理解してくれるでしょう。
日仏関係が冷えることはないと思われます。むしろ、サルコジ大統領誕生の場合こそ、危ない。
『毎日新聞』は12月23日10時34分配信で「社民党 福島党首、仏大統領選候補ロワイヤル氏と会談」という記事を書いています。
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仏国民議会内で会談したロワイヤル候補と福島党首=パリで22日、福井聡写す
 【パリ福井聡】社民党の福島瑞穂党首は22日、パリを訪れ、フランス社会党の大統領選候補に指名されたロワイヤル元家庭・児童担当相と会談した。
 2人は共に学生時代からの事実婚で子供がいるという共通点を持つ。家族の安全についてロワイヤル氏は「両親が離婚した場合の子供たちへの影響緩和や支援を充実させたい」と述べた。
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フランスではシングルマザー、シングルファーザーに対する特別な子育て手当が支給されています。さらに、支援を拡充せよ……ということなのでしょう。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。