シンポジウムの報告


シンポジウム「これからの多様な性&家族&ライフスタイル」には定員を上回る110名以上の人が参加し、盛況だった。宮台真司氏が”やっぱり”遅刻して、15分遅れで始まった。各講師の発言は15分に決めていたが、それぞれ20~25分ほど話した。司会者である私が、時間が来たらその場で発言を遮るという方法もあろうが、好きなだけ話してもらうことにした。
そのため、パネル・ディスカッションの時間が大幅に短くなった。各講師に用意した質問の6分の1も尋ねられなかった。質疑応答は20分の予定だったが、けっきょく40分になった。シンポジウムの司会を何度も務めて、質疑応答が一番大切だという結論に私はたどり着いている。尋ねたいのに質問ができないと、不満を持ったまま、来場者は帰ることになる。また、講師による一方的な話では理解も十分に深まらない。来場者との双務的な関係を築けてこそ、実りあるものになる。
昨日はどれも理解を深めるためには良い質問だった。
質問者に恵まれていたと思う。イベントによっては、質問でなく会の趣旨と関係ない自説を延々と述べる人もいるが、そんな困った方もいなかった。
1週間つかって私が用意した講師への質問、これはムダになったが、また、シンポジウムをやることで次にいかしたい。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。