『ゲイ@パリ』第4章・第5章 フランス初の同性婚

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『ゲイ@パリ』(長崎出版)の第4章・第5章は次のような内容です。
第4章 フランス初の同性婚
1 ドキュメント同性婚 三日前〜当日
2 同性愛者と保守派が市庁舎外で激突。民族派・ドヴィリエ欧州議会議員の襲撃
3 「これは歴史的な瞬間だ」ついに結婚式が挙行
4 市長は停職一カ月。社会党重鎮も批判
第5章 ノエル=マメール市長はなぜ同性婚を執り行ったのか
1 「同性婚について話したことのない家庭はない」
2 「政治家は同性愛者の問題に逃げの姿勢でいる」
3 ノエル=マメール氏インタビュー
4 「フランスにおける同性愛者の状況は最良とはいいがたい」
5 ホモ嫌いとの闘い
6 遺伝子組換トウモロコシをジョゼ=ボベと引っこ抜いた理由
7 暴動の原因は差別、サルコジ内相「社会のクズ」発言は危険
 フランスでは同性カップルの結婚は法律で認められていない。
 「これは差別だ」。ベーグル市のノエル=マメール市長&下院議員(緑の党)はそう考えた。そして、2004年に男性同士のカップルによる結婚を市として認めた。
 フランスの結婚式はまず市役所で行い、その後、教会で行う。この結婚も市役所で行われた。フランス中のメディアが結婚式前から報道し、メディアが大挙する中で結婚式は行われた。
 第4章ではこの結婚についてルポルタージュしている。
 第5章では男性カップルの結婚を認めたマメール市長にインタビューした。あえて、結婚式を市長として執り行った理由・フランス政府との闘い・政界への批判について聞いた。また、イランで同性愛者の少年2人が死刑にされた事件、レズビアンの尾辻かな子・大阪府議によるカミング・アウト、ローマ法王のホモ嫌い発言、ヴァネスト議員の「同性愛は人類の脅威だ」発言についても感想・意見を聞いた。
 2002年大統領選挙に緑の党から出馬・善戦した氏の環境哲学・政治思想についても尋ねた。2005年秋にフランス全土で移民2世・3世を中心にして起きた暴動や、遺伝子組み換え食物との闘いについても聞いている。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。