『ゲイ@パリ』序章

『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』は10月25日に発売されます。書店に並ぶのは、都内でしたら27日、28日頃になります。
東郷健さんとの共著『常識を越えて オカマの道、七〇年』とあわせてお読みください。
 さて、今日から毎日、『ゲイ@パリ』の各章の内容について説明していきます。本は二部構成で、第一部では『現代フランス同性愛事情』を私がルポルタージュし、第二部ではフランスの第一線で活躍する同性愛問題のエキスパートたちにインタビューしています。二部では同性カップルの結婚合法化、同性カップルの養子縁組、レズビアンの人工授精など、同性愛に関するフランスの最新理論・最新哲学を紹介します。
さて、今日、紹介するのは序章です。序章は次のような内容になります。
序章
1 ゲイのパリ市長が誕生した日
2 テレビ番組でのカミング・アウト
3 斬新な改革。国民からの高い支持
【序章】
 2001年、フランス現代史に刻印される重大な事件が起きた。
 「同性愛者である」ことをカミング・アウトしているゲイの政治家がパリ市長の座を射止めたのだ。彼の名前はベルトラン=ドラノエ、社会党の政治家だ。
 ドラノエさんは1998年、上院議員だったときにカムアウトする。
 いま、ドラノエ市長はパリ市民から人気の市長になっている。
 なぜ、ゲイの市長が誕生できたのか。
同性愛者はその歴史的快挙をどう受け止めたのか。
ドラノエさんがあえてカムアウトした理由は何か。
パリ市民はゲイの市長をどう思っているのか。
序章で詳しく論じている。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。