同性婚という言葉

同性婚をフランス語で “mariage homo”という。
同性の結婚という意味である。しかし、この語を
LGBT(レズビアン、ゲイ、バイ、トランス)の活動家は
意識的に遣わないことが多い。私が一度、あるゲイに
「同性婚」といったら、「わたしたちは『異性婚』と異なる
『同性婚』というものをつくりたいのでなく、結婚制度が
異性カップルと同様に同性カップルにも開かれることを
求めているのだ」
という。政治的に正しい語は
「同性カップルに結婚が開かれること」
だそうだ。
でも、私は便宜的に同性婚の合法化と
いうことにしている。
フランス語では不自然に聞こえないけど、
「同性カップルに結婚が開かれること」など、
日本語ではいいづらいし遣いづらい。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

同性婚という言葉” に1件のフィードバックがあります

コメントは停止中です。