やさしくキスをして

拙著『ゲイ@パリ』の目次を公表してから、何人かの方から好意的なメールをいただき恐縮しています。刊行を楽しみにしている方々の期待に添えるように、これからも気をぬかずに精進していきたいと思っています。
ところで、あるパーティーで可愛らしいフランス人の女性と知り合いました。
最後に別れるとき、私は云いました。
「キスをしてもいいですか?」
そういったら、両頬にキスをしてくれました。
前にも書きましたけど、フランスで出会い頭や帰るときに、両頬にキスをするのがマナーです。でも、日本ではこの作法が許容されず、断りもなくやったら、ぶん殴られるか、セク・ハラだと訴えられそうなので、念のため許可を得たわけです。
でも、フランスでも初対面の人には「キスをしても良いですか?」ということがあるようです。たとえば、ミッテランを描いた映画で、公園を歩く引退後のミッテランに若い少女が近寄り、「あなたのことがとても好きでした。キスをしてもよろしいでしょうか」(たしかこんな感じ)のセリフがあり、両頬にキスする場面があったなぁ。
頬にキスの文化を日本でも広めたいのですけど、無理でしょうね。
フランスにいた日本人女性に会うときには「biseしてくれる?」と冗談でいうこともありますが、欧州圏にいったことのない女性にいったら、まずパンチが飛んでくるかそれ以降、口を利いてもらえそうにありません。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

やさしくキスをして」への2件のフィードバック

  1. Jean-Matthieu BONNEL

    Bonjour,
    Et bravo pour ces trxJ回 beaux billets. Restons en contact (j’ai essayxJ�?de vous envoyer un message mais n’y suis pas parvenu, une erreur dans votre adresse xJ煙ectronique sans doute).
    Jean-Matthieu Bonnel – Ambassade de France

  2. Jean-Matthieu BONNEL

    そのいろいろな面白いコメントありがとう。今朝メールを送ってみましたが、やっぱりメールアドレスに間違いがあったそうです。今度、宜しくお願いします。
    J.M. BONNEL フランス大使館

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