【及川健二・写真劇場】売奴プライド(PUTE PRIDE)第一章

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去年・今年と国際女性デーにあわせてフランス共和国首都パリ市で、売春婦/売春夫による「Pute Pride」(売奴・プライド)と題したデモが行われた。彼/彼女らはフェミニストたちが自らを無視し時に侮蔑してきたと訴えた。国際女性デーにあわせてデモが行われたのは、フェミニストに対する挑戦なのだろう。
わたしの知る限り、フェミニストは売春婦/売春婦の声に反応していない。
無視を決め込んでいるのだろう。
「わたしたちは犯罪者でも被害者でもない。売春婦/売春夫であることに誇りを持っている」という意見に、「あなた方は搾取されている保護されるべき人たちなのだ」という意見は説得力を欠いているように私には思える。
日本も性労働者が公道でデモを行う日はくるのだろうか。
【写真解説】写真の女性はトランス・ジェンダー、エコロジスト、売春婦、パリ17区・区議、医師であるカミーユ=カブラル(Camille Cabral)さんだ。フランス人のなかでもとりわけ私が尊敬する大切な友人だ。彼女は売春婦を社会から追い出す「サルコジ法」の撤廃を訴えた。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。