トランスとイタリア総選挙

イタリアの総選挙は左派が勝利宣言を出したものの、右派のベルルスコーニ首相が敗北を受け入れず混乱が続いているようだ。政権が行き詰まったときに政権交代できる国はいいもんだ。羨ましく思えてしまう。
本日の東京新聞では、トランスジェンダーの女性で再建共産党から出馬したルクスーリアさんの声を紹介している。彼女は「もしかして私、議員になっちゃうかも。選挙運動中は(与党の極右政党の)国民同盟から攻撃を受けたわ。ゲイとレズビアンの運動の代表としてがんばりたい」といったとか。
トランスジェンダーの国政議員が誕生することは実に画期的なことだ。
彼女の当落がどうなったか、情報を追っていきたい。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

トランスとイタリア総選挙” に1件のフィードバックがあります

  1. tn

    Luxiriaさんは、もちろん当選されました。もともと共産党の強いイタリアで、しかも完全比例代表で、リスト上位に掲載されていたのだから、当選は最初から当然視されていました。なお、LGBT団体のArcigayによれば、他に3人のLG候補が当選したようです。下のページにまとめていますのでごらんください。
    http://transnews.exblog.jp/2952916
    それと、Luxuriaのインタビュー記事(主として英語)を見ていると、”he”が使われています。一般の記事であればともかく、本人のインタビュー記事では本人の了解があるはずですので、(本人の意思が明らかになれば別ですが)当面「彼」という表記を用いたいと思います。

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