本日、フランスでゼネスト

大統領が公布を宣言したCPE(初期雇用契約)に反発して4月4日、フランス全土でゼネラル・ストライキが行われる。当初の案で示された試用期間2年を1年に短縮し、解雇の際には理由を明示する……という改正で一件落着するのか、全面撤回まで労働者・学生は戦い続けるのかが本日のデモ・ストの成否で見えてくるだろう。
学生側の闘いは続くだろうが、労働者の動きは徐々に静まっていくのではないかと私は予想する。つまり、全面撤回まで断続的なストライキが続くとは思っていない。
ここで一時退却するのも悪くないだろう。来年は下院に当たる国民議会の総選挙と大統領選挙が予定されている。議会制民主主義の国なのだからここで勝負をすればよいのだ。
日本と違って、政権交代の可能性が少なからずある国は望みがあっていいなぁー、と羨ましく思う。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。