究極のゲイ映画「ぼくを葬る」、4月に日本へ

仕事を終えてベッドに入ってから、『ハウルの動く城』のDVDをフランス語で観る日々が続いています。日本のアニメですと『パーフェクト・ブルー』もフランス語で観ました。ハウルもブルーもフランス語となかなか相性は良いと思いました。
さて、伏見憲明さんのブログでもありあげられた、アメリカの同性愛を扱った映画『ブローク・バック・マウンテン』は三月に日本に上陸します。わしは二回見ました。日本に三月帰国したら、もういちど見たいと思っています。ゲイ地区・マレから近いためか、シネ・シテ・レアールっつー映画館(シネコン。19もスクリーンがある)の上映には、男性同士で来る人がほとんどでした。カップルなのか単に友達なのかはしらんですけど観客の90%は男でしたね。二回目みたとき、通路を挟んで隣に座っていた男性カップルが号泣していたそうです(一緒に見に行った人があとで教えてくれた)。なんつーか、ゲイ(にかぎらず、同性に恋心なり性欲を寄せたことのある男性)であれば自分の体験とどこかで重ねあわせてしまう内容であります。そう、昨日、取材した『同性愛と社会主義』代表ともこの話題で盛り上がりました。
天才ゲイ人・フランソワ=オゾン監督の新作は『ぼくを葬(おく)る』というタイトルで、日本に四月に上陸します。
http://www.bokuoku.jp/
これも同性愛をテーマにした話で感動的です。わたしはブローク……より好みです。作品の出来具合でいえば、ブローク〜に軍配をあげる人のほうが多いと思いますし、その意見にわたしも同意します。ただ、ぼくを……はわしの趣味にあいました。時折「悪趣味」といわれることの多いオゾン監督のブラックユーモアがわさびのように効いているんですね。この映画も二回、見ました。笑えましたし、泣けました。日本でももう一回見ようと思います。
ちなみに、本日(木曜日)はディズニー映画『バンビ2』を子どもたちに混じって鑑賞しました。まぁ、なんてことのない映画ですけどね。
あぁ、日本への引っ越しの準備もそろそろ始めないとしけないし、何かと慌ただしい日々が続きそうです。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

究極のゲイ映画「ぼくを葬る」、4月に日本へ」への4件のフィードバック

  1. アクエリアス宮原

    …ああ、「バンビ2」ね…一瞬「ゾンビ2」って読めたから(爆)何でそんなもんを子どもたちに混じって鑑賞したのかと…わたスも目が悪くなったもんだ。
    「同性愛」「フランス映画」と言えばシリル・コラールの「野性の夜に」やアンドレ・テシネの「野生の葦」もお忘れなく!

  2. atsushi_009

    究極のゲイ映画っていかたもどうかと。。。
    主人公がゲイなのは作品の主要テーマではないですよね。

  3. ピンバック: フツーに生きてるGAYの日常

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